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令和元年文月22日 今日もクルクル通信334号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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全英オープンの4日間が終わりました。
参院選挙の影響で、例年より中継が短かったのはちょっと残念でしたが、
今年も感動を有難うございました。
不思議なもので、終わった瞬間から、もう来年が楽しみになってしまっています笑
優勝を決めた瞬間を見て、私が、全英オープンを生で見て教えてもらったことを思い出しました。それは、
勝者は称えられるべきもの
ということです。
今年は68年ぶりの北アイルランドでの開催。そして、優勝者はアイルランド出身のショーンロウリー。運営側としては最高のエンディングだったのでしょう。
最終18番のグリーンは、満席の観戦スタンドだけではなく、ずっと彼のプレーを追っかけていた大量のファンがグリーンを取り囲み、
割れんばかりのロウリーコール。
たった1人の優勝者を見ている全ての人が称えるその光景が、改めてその感覚を思い出させてくれました。
ウイニングパットを決めた後に家族と抱き合っている姿を見ると、今年も涙が出ました。
そう、繰り返しますが、
勝者は称えられるべきなのです
全英オープンを生で見る経験をするまでは、ゴルフがこれほどまでに厳しいスポーツだとは知りませんでした。
風速23メートルの風が吹こうと思うとも、海から降りつける風の寒さでニット帽をかぶるコンディションが、僅か15分後には半袖になるほどの日照りになることも。
今日の最終日も、豪雨があったと思いきや、10分後には晴れていたことがありましたね。
1日に四季があると言われる過酷な環境の中で、4日間プレーをし続け、最も少ない打数でプレーした人が勝者となる。
見ている人は誰もが知っているんです。
それが、どれほどまでに大変なことなのか?
技術はもちろんのこと、精神的にも肉体的にもタフさが要求されることなのか?
ということを。
だからこそ、ファンは、割れんばかりの歓声で、勝者を称えるんですよね。
このことを、全英オープンを通して教えてもらってからというのもの、
私は、目標に向かって頑張っている人を心の底から応援することが出来るようになりました。
もちろん、私自身も全力で走るようになりました。
あの光景がスポーツシーンにおける世界最高峰の一つであることは間違いなく、それが、
私の超一流の基準にもなりました。
ゴルフが人生に例えられることは少なくないですが、
追い風も向かい風も、
豪雨も日照りも、
どんなコンディションでも、それを言い訳にすることなく、
自分のベストを出し続けることの難しさと大切さを改めて認識させられました。
そして、いつの日か、もう一度。今度は仕事ではなく、遊びで全英オープンを観にいく
っていう目標をセットし直したのでした。
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【今日のうねり】
勝者は称えられるべきものだ。
与えられたコンディションの中で、ベストのパフォーマンスを出したのだから。
その姿は美しいものだ。
ゴルフは時に、人生に例えられることがあるが、どんな環境であろうとも、それを決して言い訳にすることなく、ベストを出し続けることが大切なのだ。