ついつい使っちゃう「天才」って言葉について考えてみた

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令和元年葉月21日  今日もクルクル通信364号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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「すげー、これは天才だな」

思わず心の中で呟いたのは、【天気の子】を観ていた時です。

「簡単に使っちゃいけないんだよな、天才って」

って、思いながらも、ついつい使ってしまいました。

仮に新海監督にお会いすることがあったとして、

「いやー、感動しました。天才ですね?」

と申し上げたとしても、

「えっ?」

なんてって反応をされるのではないか。なんて想像しちゃうのです。

世の中に天才って言われる人は、ご自身はそう思ってないってことって多いじゃないですか。

ずっと、自分が好きなこと、自分が信じてきたことをやり続けた先に、結果がついてくる。

そのアウトプットだけを観測して、第三者がついつい使ってしまうのが、

天才って言葉だとと思うんですよね。

実際、私は、【君の名は】と【天気の子】しか、彼の作品は見たことないですし、ほとんど監督のことを知りません。

【君の名は】以前に5つの作品を発表してきて、【君の名は】のメガヒット(日本映画第2位)によって今こうなっている訳ですから。

とはいえ、天気の子は素晴らしかったので、ついつい天才って言っちゃったんですが笑

ググってみると、新海監督は、会社員時代に、

夜中に帰宅したあと午前3時頃までアニメーション制作を行い、翌朝6時に起床し出社するというような生活を送っていた

そうです。ほら、やっぱり、めちゃやり続けて来ているですよね。

安易に使ってはいけないのです、「天才」って。

 

最近、元任天堂社長の岩田聡さんの書籍岩田さんを読みました。

これがメガヒットで、すでに2回読んだんですけど、岩田さんはこんなことを言っていたそうです。

才能って、ご褒美を見つけられる能力なんじゃないか?

「成し遂げる」ことよりも、「成し遂げたことに対して快感を感じられること」が才能なんじゃないか?

って。

他の人からしたら「えっ?なんでこんなことできんの!?」みたいなことを、楽しくてできてしまう。

それをやった成果として、誰かから褒められたり、喜んでもらえるとそれがご褒美になっちゃう。すると、それをエネルギーにまた頑張れてしまう。

それを実現するまでの苦労よりも、ご褒美の喜びの方が大きいから、また頑張れちゃう。そういうサイクルに入れることを持っていることが、才能なんじゃないかって。

なんか、かっこよくないですか?

めっちゃしびれたんですよね。

岩田さんは、任天堂DSやWiiを開発したときの社長なんですけど、スーパーマリオの生みの親である宮本茂さんとは、大の仲良し。

そんな岩田さんは、こんなことを言っていたそうです。

「宮本マジック」というけど、宮本さんとしては当たり前の工程を丁寧に辿っているということなんです

宮本さんもまた世の中では天才と呼ばれる人ですよね。「宮本マジック」なんて言葉もあるぐらいですから。

簡単に使っちゃいけない、天才って言葉ですけど、あえてちょっとまとめてみると、

自分がご褒美を発見できることを見つけて、丁寧に当たり前のことをやり続けられる人。

って言えるのではないか。

近々、もう一回、【天気の子】を見る予定ですが、きっとまた思っちゃうんでしょうね、

「やっぱ、天才じゃね」

って笑

まずはご褒美発見回路から発見していきます。
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【今日のうねり】
天才って言う言葉は安易に使っちゃいけない。
世に現れたアウトプットだけを観測して、使ってしまう言葉だから。
そのアウトプットが生まれる前に、膨大な積み上げがあるのだ。
でも、人がついつい「天才」って呼びたくなってしまう人は、
自分がご褒美を発見できることを見つけて、丁寧に当たり前のことをやり続けられる人。
なのだろう。
「成し遂げたこと」よりも、「成し遂げたことに対して快感を感じられること」が才能とも言うのだ。