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令和元年長月18日 今日もクルクル通信393号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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明治維新の、維新という言葉の意味は、
だんだんに日々変化していくこと
だそうです。
この言葉は、もともと、
周は旧邦なりといえども、その命これ新たなり
という中華最古の詩編である、詩経からとったといわれています。
周は千年以上も続いた国だが、その生命は清新で古びることがない
という意味です。
維新と革命は全く別物。
維新は、徐々に日々変化していくことだが、革命は根本からやりかえること。
維新。いい言葉ですよね。
こういった言葉に出会うと、またいつもの構文が発動されて、
毎日の僅かな変化も日々の積み上げでしか生まれない。
毎日弛まずに行動するしかない。
と、思うようになります。
将棋の名人羽生さんは
10年、20年、30年、同じ姿勢、同じ情熱を傾けられることが才能だと思う
と言っていました。さらに、こういう言葉に出会うと、
継続してやり続けることでしか成果は得られない
という構文も発動されます笑
とはいえ、毎日そんなに、弛まずに続けていくことなんて難しいだろう?
と思いがちなのですが、そこで必要なのが目標。
「どうしても達成したい!」と思える、目標があれば、
それを達成するにはどうしたらいいか?
と考え、行動し続けられるようになるんでしょうね。
でも、その達成したい!って気持ちが、あんまり強く持てないようなだったら、自分が盛り上がってこないようなだったら、目標としては、ふさわしくないのかもしれません。
松下幸之助さんは、
二階に上りたいなぁ、ではまだまだダメである。なんとしても二階に上がりたい。そんな熱意がハシゴを生み出す。
と言っていたそうです。
そんな盛り上がってくるような目標のことを、理想とも言うのかもしれません。
陽明学者の安岡正篤さんは、理想について次のように言っています。
太陽の光に浴さなければ、物が育たないの同じことで、人間の理想精神というものは心の太陽なのだ。
理想に向かって情熱を沸かすことは、日に向かう、太陽を仰ぐということだ、これがないと人間のあらゆる徳が発達せず、したがって、才智芸能も発達しない
とは言いつつ、日によっては、モチベーションが上がらない日があるじゃん?
みたいなこともありそうですが、そんな時は、イチローが小久保に言った言葉を思い出す。
「僕は心の中に磨き上げたい石がある。それを野球を通じて輝かしたい」。
(相変わらず、イチローはかっこいいっすね)
先人の言葉に触れ、気持ちが動かされるからこそ、小さな行動を毎日積み重ねることができるのではないか?
毎日の行動は良質な言葉に触れることから。
自己維新に向けて弛まず行動あるのみなのです。
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【今日のうねり】
維新という言葉の意味は、だんだんに日々変化していくことだ。
そのためには、日々の行動が欠かせない。
羽生名人も30年、同じ情熱、同じ姿勢で続けられることを才能と言っている。
積み重ねていくしかない。
そのためには、目標が必須だ。それは理想とも言え、安岡先生は、理想とは太陽だと言っている。
毎日良質な言葉に触れ続ければ、落とすことなく日々行動できる。
それが、目標に近づいていくたった一つの方法だ。自己維新を実現するのだ。