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令和元年長月30日 今日もクルクル通信403号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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週末の日本対アイルランドのラグビーの試合を見て、やっぱり改めて思ったこと。
それは、ラグビーの戦い方の一つである、
前線にボールを置き、橋頭堡を築く。最前線基地を作る。あるいは、楔を打つ。
それを使って、ゴールラインを目指す。
この様っていうのは、人の基盤作りにおいて参考になるなってことです。
ラグビーで言えば、楔の目的はゴールラインの突破ではありますが、
人の基盤となる、広義の教養ってのは、エリアが広ければ広いほど良いと思うのです。
宗教、哲学、スポーツ、音楽、映画、ゲーム、アート、政治、世界情勢などなど
ありとあらゆる領域にどれだけ楔を打ち込めるか?
興味関心の前線基地を作れるのか?
それが、人としての厚みに繋がってくると思うのです。
その楔で、張られる面積の大きさが、まずは人間力の基盤を作るのではないでしょうか?
その基盤があった上で、
自分の専門領域の積んでいく。
人間力って、
教養(底面積)×自分の専門領域(高さ)
で作られる、三角錐の体積ってイメージでも良いのかなって。
しかしながら、
言うは易し、行うは難し
そういった、底面積を拡げる投資ってなかなか作れないですよね。時間もお金も。
日々の仕事。今、それに必要な知識や学びに時間やお金を投資せざるを得ない。
でも、いかに、それ以外に投資できるのか?
他ジャンルにどこまで興味関心を持てるのか?
そこに時間とお金を使えるのか?
今すぐに何かの成果に直結するわけではないかもしれない。でも、
いつか必ず効いてくる。
無用の用とも言うかもしれないし、千代の富士の言葉で言えば、
3年先を見据えた稽古
というのかもしれません。
そこにどれだけ投資ができるのか?
ここがとても大事なんだろうな。なかなか出来ないから。なおさら大切なんですよね。
個人的には、ラグビーの例えばなのです。
四方八方に楔を打ち、文脈を広げていきます。
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【今日のうねり】
人間力を高めるためには、教養を高めることが欠かせない。
仮に人間力を、教養(底面積)×専門(高さ)で張られる体積でとらえるのであれば、
底面積の大きさが重要だ。
これらは短期的に結果が出るものではないから、容易にお金も時間も投資できない。そうなのだが、
そこにいかに突っ込めるかで、数年先の成果が変わってくるのか?