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令和元年神無月4日 今日もクルクル通信407号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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先日、友人が交通事故に遭ったという話を聞きました。
自転車に乗っている時に横から自動車がぶつかってきて、そのまま病院に運ばれたそうです。
でも、不思議なことに、衝突する前後の記憶が一切ないそうなのです。
現場に居合わせた人の話だと、衝突後、呂律の回らない話をいっぱいしていたそうですか、そういった類のことは一切覚えていないそうです。
当然ですが、ぶつかった瞬間のことも何も覚えてない、そんな状態。
今は大きな後遺症もなく、普通に生活できているので一安心なのですが、それを聞いて、
人間ってよくできてるなぁ
と思った訳です。超不謹慎かもしれないですけど。
その記憶が残っていると、例えば、
自転車に乗れなくなったり、自動車を見ただけで吐き気がしたり、交差点に行けなくなったり、
などなど、いわゆるトラウマが生まれてしまいそうですよね。
そうならないように、衝突の瞬間の痛みや恐怖も含めて、前後数時間の記憶をまるっと自動消去しているんじゃないか。
そんなことを思った訳です。
実際、私自身も、高校の合格発表を見に行った、という記憶が一切ありませんでした笑
それと、一緒のレイヤーにするなよ!
っていう話ですけれども、自分に不都合なことは、自動消去ってことが、身に覚えがないわけではないのです。
記憶の捏造・改竄という話は、実は意外とあるそうですね。
例えば、毎日毎日取り調べを受けていると、実は自分は犯罪は犯していないのに、
実際にやった気になっていって、最終的に犯罪を認めてしまう。冤罪のからくりの一種でしょうか。
こういった類の事例は、少なからずあると聞いたことがあります。
あるいは、記憶の美化なんていうのもよく聞きますよね。こちらは割と身近に笑
例えば、おじいさんになって、
自分が本当は、メインでやった仕事ではないけど、大成功したことによって、
あれは、俺がやったんだ!
なんて、孫に話をしちゃう。
なんてやつです。
てか、おじいさんじゃなくても、あるか!
あれ俺詐欺ってやつ笑
何かっていうと、
脳が、記憶を良いように勝手に改ざんしてくれるのであれば、
大きなチャレンジをして、失敗をしてしまっても大丈夫
ってことっすよね。
それによって、短期的には凹んだとしても、長い目で見たら、忘れるか、改ざんしちゃうんですから。良い記憶に。
だとすれば、
ガンガンチャレンジしていけばいいんじゃないか?
って思うのです。
そんな気持ちでガチンコで臨んでいれば、改ざんなしに、良い成果もあげられ、その良い記憶で人生が満たされていくのでははないか?
そんなことを思うのです。
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【今日のうねり】
人間の脳は、割と都合よくできている。
いやな記憶は自動消去。あるいは良い記憶に改ざんしてくれるようです。
であるならば、失敗なんて気にしないで、全力で目の間に向かっていけばよいのだ。
そんなガチンコの体当たりを見せれば、改ざんに頼らなくても成果も出せるはずなのだから。