==========
令和元年神無月12日 今日もクルクル通信414号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
==========
全盲ヨットマン岩本さんの講演から。今日が3回目で、最後になります。
岩本さんは、
人生で大切な3Kがある
という話をされていました。
その3Kとは?
感謝、絆、希望
の3つです。
特に、感謝について書きます。
16歳で完全に視力を失った、岩本さんは、自分が育った天草の海に身を投げようとしたが、結局できなかった。
その夜、おじさんが夢に出てきて、
お前が視力を失ったことには意味があるんだぞ。生きろ!
と言ったそうです。その言葉を信じて、今まで生きたそうです。
あるいは、1回目の太平洋横断チャレンジの時に、クジラにぶつかって失敗。
自衛隊に救助され、それをメディアから大バッシングを受けて、一時鬱になったこともあったそうです。
しかし、それを乗り越え、今回の太平洋横断の成功。
今では、そのすべての経験に感謝しているそうです。
何か嫌なことが起こっても、
ありがとう
と言ってみる。
なんで、俺にこんなことが起こってるんだ!
なんて思ったとしても、
ありがとう
と言ってみる。
そう言い続けていると、何か意味を見出そうとするのが人間。
必ず、何かが見つかる。意味が見つかる。
そう、仰っていました。
岩本さんがおっしゃるからこそ、しかも生でそれを聞いた、その説得力は圧倒的なものがありました。
もしかしたら、解釈力の源泉は、感謝にあるのかもしれません。
環境に文句を言うことは簡単。
でも、環境や人のせいにしている人。他責思考の人に、チャンスなんて回ってこないんだそうです。
ありがとうは魔法の言葉。
当たり前は、絆を傷つける。
と言っているようにも感じました。
今日、読んでいた本に、恩という漢字の説明が書いてあったんです、偶然。
恩という漢字は口と大と心から成り立っていますよね。
口の中に書く大は人間が手足を伸ばしている姿。そして、口は囲い。つまり、環境。
何のおかげで自分がのびのびと生きてられるのだろうか?
そう感じられる心が恩。
この漢字の中に
恩を知っている人は
他責ではなく、自責。
自然と、「ありがとう」って言える人だよね?
そんなことが語られていると思ったのです。
それにしても、岩本さんは素晴らしい人でした。巡り合えたことに感謝。
少しでも近づけるように、日々積み重ねていくのです。
*****
【今日のうねり】
どんな環境になろうとも、「ありがとう」を忘れない。感謝をファースト。
そうやって生きていれば、他責ではなく、自責にしかなりようがない。
そんな心構えが、解釈力を鍛えてくれ、プラスの人生に導いてくれるのだ。
ありがとう&自責。「恩」と言う感じにはその意味が込められている。