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令和元年神無月22日 今日もクルクル通信423号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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映画ジョーカーを鑑賞。
世界観といい、主演のホアキン・フェニックスの演技力といい、相当濃厚な作品でした。
バットマンシリーズが好きな方は必見!そうでない方も楽しめます。いずれも体力のあるときにどうぞ。
と言いつつ、バットマンの、「あのジョーカー」の作品だってことを知ったのは、鑑賞の直前でしたがw
今回、鑑賞に至った経緯と言うのが、いつもとは異なりました。
基本は、映画関連の仕事をしている友人のおススメしか見ません。
プロのおススメが間違いないから。
そもそも、膨大な量の映画を見ている人が、「これ!」って言っているのですから、滑りようがありません。
さらに、時に有名どころじゃない作品もあったりもするので、
例えば、初対面の映画好きの方と会ったときによくある、
「最近良かった映画って何ですか?」
的な会話で、その作品をサラッというと、
「えっ!?あれも見ているんですか?へー、かなりの映画好きですね!」
みたいなこともしばしば。そんなボーナスもありますw
島田紳助が紳竜の研究で言っていた、阪神の赤松の話みたいな感じでしょうか。
ちなみに、食べるために仕事をしている私は、
レストランも自分が好きなレストランのシェフのおススメに基本行きます。同じ理論です。
で、今回のジョーカーを見た経緯ですが、短期間に情報のワンツースリーがあったからです。
ワン:Facebookで滅多に投稿しない海外駐在中の友人が、公開初日と思しき画像をアップしていた
ツー:一度も映画をススメて来たことがないお客様が「超いいですよ!」って言ってきた
スリー:友人から「ジョーカー見て、気分が落ちた」ってLINEが来た
です。
情報の接触において、2つ連続ってのはちょいちょいある話だと思うのですが、3連続ってのはなかなかありませんよね?
おかげさまで、「さすがに、これは見なきゃいけないな」って気分になってしまったのですよね。
情報は1つだとノイズだが、2つ続くとシグナルとなる。
シグナルくらいだと、見逃すこともありますが、3つ立て続けに起こると、もう見逃せなくなります。
ちょっとググったら、ボクシングの世界チャンピオン、マニー・パッキャオは、
このワンツースリーを得意としているが、意外とこれやる人が意外と少ない。
という記述を発見しました。そう3連発が効果大なのです!
これほど情報過多な時代において、メディアでジョーカーについて一切接触していないにもかかわらず、
それよりもむしろ、先月映画館の予告で見た、イエスタデイを見たかったはずなのに…
今日は、ジョーカー一択となっていたんです。
それはやっぱり、近しい友人の紹介。クローズドコミュニティにおける、情報の信頼性の力を物語っているんですよね。
情報過多なこの時代だからこそ、今まで以上にその力が強くなっているのではないか。
一方で、情報がありすぎて、どれが正しいのか?わからないからこそ、安心して信じることができる、顔の見える関係の情報を重視したくなっているのかもしれません。
実は、これは、ビジネスでもそのまま当てはまるのかもしれませんよね。
すなわち、紹介が途轍もなく力を持っているのではないか?ということです。
もし、「あそこってすごくいいらしいよ」みたいな紹介が、それぞれ別の知人からワンツースリーできたら、
既に、事前審査が終わった状態になりますよね。ゴングが鳴る前から、ガードが下がっている状態。
一番重たい不安が取り除かれているわけですから、成約率も圧倒的に高くなるように思うのです。
そんな紹介発生のポイントは、実にシンプル。
目の前の仕事を全力でやり続けることに尽きる
と思うのです。
もちろんすぐには成果が出ないかもしれません。
でも、ある一定の期間が経つと、言い換えると、ある一定の信用を積み重ね、それが閾値を超えると、
立て続けに紹介が増えていくのです。
こんな情報過多の時代に、1対1を重視する。マスの空爆ではなく、ゲリラ戦を重視する。
それも一つの生存戦略のように思うのです。
これを趣向するのであれば、何よりも個人の戦闘力が大切になってきます。
ゴルゴ13のデューク東郷の弟子になりたいものです笑
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【今日のうねり】
この情報過多な時代だからこそ、クローズドなコミュニティの情報の信頼性が増している。
それはビジネスにおいても同じだ。
いかにして、紹介を生むのか?ここが商売の成否を分けるのだ。
そのためにはやれることは、きわめてシンプル。目の前の仕事を全力でやること。個人の戦闘力を伸ばし続けることだ。
それを積み重ねていくと、同時に信用も積み重なっていく。それがある閾値を超えた時に、紹介のワンツースリーが起こるのだ。
それがいずれ爆発へとつながるのだ。