その仕事はテクノロジーに代替されうるのか?を考える。

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令和元年神無月28日  今日もクルクル通信429号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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この週末は大先輩のお通夜と告別式のお手伝いをさせていただいておりました。

お通夜では、誘導係を担当いたしました。

【〇〇家】と書いてあるボードを持って、順路に沿って、立っている、アレです。

式場にて、「ここに立っていてください」と渡された、地図を見ると、

自分が駅から歩いてきたルートとは異なっていました。

大丈夫かな?と、一瞬、心配になりました。

私はもちろん、Google先生に従って来たわけですが…

会場も、大通りから、結構奥まった所にあり、分かりにくいことを考慮したのか?

今回、順路に指定されていたルートは、大通りに沿うという一番わかりやすいルートではございました。。

しかし、Google先生が教えてくれる、最短経路ではなかった訳です。

果たしてこのルートでどれくらい人が来るのだろうか?

今更ルート変更を申し出ても、混乱するだけですので、

Googleマップ vs 分かりやすいルート、どちらのルートの来場者が多いのか?

仮説検証をしようという、密かな裏テーマを持って、誘導を担当することにしました。

結果から先に言うと、Google先生の圧勝でした。

200人超の人が、お通夜に参列されたようなのですが、

私が順路でご案内したお客様の人数は、

30人程度。

タクシー利用をざっくり聞いてみると、10%程度だろうとのこと。

残りの60%、半分以上の方は、この順路を使わなかったということになります。

既に順路ではなかったと言ってもいいのかもしれません笑

多くの人は私のように、Googleマップを見ながら会場にお越しになったとみて間違いなさそうです。

(車でのご来場は、ご遠慮願っていたので考慮しなくてOKという前提です)

翌日に、スタッフの方に確認したところ、案の定、順路序盤で、ご案内した人の数は、

私の数倍を簡単に超えていたようでした。

上記のことをお伝えして、告別式では順路が変更となりました。小さいな改善!

もちろん故人のご友人、70歳前後の方々にとっては、我々の誘導係はお役に立てたと思います。

しかし、もう10,20年たったらどうでしょうか?

おそらくこの誘導係っていうのも、なくなっているのかもしれませんね。

例えば、

会場への最短ルートを示す、経路マップのQRコードをご案内するなどする。そうすれば、誰もが迷うことなく、会場に最短でたどり着くことができる訳ですから。

いわゆる、テクノロジーによって代替されうる仕事ってやつですね。これは。

役に立つ(かもしれない)程度の労働を提供しているだけの仕事は、テクノロジーにリプレイスされうる

という現実を垣間見たような気がしました。

実際に体験するから、リアリティをもって実感ができたのです。

山口周さんは、ニュータイプの時代において、

これからは役に立つではなく、意味があるが、仕事になる。

とおっしゃってたことを思い出しました。

 

それにしても3時間以上も立ちっぱなしをし続けるというのは、久しぶりでした。

最後はいつのイベントだったか?覚えておりません。

ただ、故人の安田さんは、イベント、特にアート関連のお仕事を一貫して歩まれてきた方。

立ちっぱなし経験も大変豊富だったと思いますので、

彼の人生の最後のイベントで、

立ち続けるという基本動作で多少なりともお役に立ったことは、

意味と価値があったと思っております。
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【今日のうねり】
これからの時代、単なる労働力の提供のような、役に立つ程度の仕事では、テクノロジーにリプレイスされてしまう。
意味がある仕事が生き残っていくのだ。
これも、実際に体験したからこそ分かったのだ。体験の価値。