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令和元年神無月27日 今日もクルクル通信428号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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この週末は人生の大先輩、安田さんの葬儀でした。
あまりにも急で、あまりにも早すぎる出来事で、この知らせを聞いた後は、しばらく心にぽっかり穴が開いてしまっておりました。
人生の恩師と言っても過言ではない1人の方なので、事前準備や、お通夜では誘導係などもさせていただき、
最後は、親族でもないのに、身の程知らずにも、火葬場、初七日の法要までご一緒させていただきました。
安田さんから教えてもらったことは過去に書かせて頂きましたが、大きく3つです。
好きなことを仕事にすること
大きく考えること
そして、もう一つ。
自分の名前で仕事をする
ということです。
「「電通の中田です」
ではなくて、
「中田です」
で、仕事(電話)が出来るようになりなさい」
って、新入社員の時に言われたことを思い出しました。
実際、安田さんはそうでした。
お電話する時はいつも、
「安田です」
でした。
葬儀の事前のお手伝いで、いくつか電話でのご連絡のお手伝いもさせて頂きましたが、
「安田さんが…」
とお伝えするだけで、全ての方が1発で、誰か?ということを分かっていました。
これら3つのことは、自分で事業をやるようになった今だからこそ、なおさら強く意識していることになっています。
このブログでは、
これが人生において大切だ。
ということを書かせていただいてきましたが、
その残高が最も現れる瞬間は、
自分の葬儀の場においてなのではないか?
そんなことをお手伝いをさせていただきながら、感じました。
当初の天気予報もひっくり返り、2日間とも素晴らしい天気に恵まれ、
2日間で、お越しになられた方は、おそらく300人位だったのではないかと思います。
安田さんのお仕事柄、アート界の巨匠も参列されておりました。
最後の最後まで数多くの方々が涙を流されている姿を拝見すると、安田さんは、
もうこれ以上蓄えることができないのではないか?と思えるほどの信用を積み上げていたのだろう
と感じざるを得ませんでした。
もう二度と、お仕事をご一緒できないと思うと、大変残念ではありますが、
教えていただいたことを実践し続け、信用残高が積み上がっていく仕事をしていきます。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
短いですが、今日はこの辺で。
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【今日のうねり】
人生においては信用残高の貯蓄が大切だ。
その残高が最も明らかになるのは、自らの葬儀においてだろう。
そのために、緩まず弛まず、日々目の前の仕事に全力投球していくしかないのだ。