先進国のジレンマ?と素直さ

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令和元年神無月30日  今日もクルクル通信431号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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一昨日は、YCP時代の同僚太田さんと夕食をご一緒しました。
太田さんは先月より上海に赴任していて、ちょうど出張で来日しているタイミングでお会いすることが出来ました。

改めて太田さん聞きましたが、中国のキャッシュレス文化はとてつもないスピードで浸透しているそうです。

以前から中国にゆかりのある友人からは聞いていましたが…

本当に現金を持つ必要性なんて一切感じないそうです。街中の露店でも使えるレベルだとか。

そんな話を聞いた、翌日から沖縄に来ているのですが、

地元のスーパーに行ってみたり、自動販売機を使っている限りですが、キャッシュレスなんて全く感じません。

自動販売機でキャッシュレス対応していたのは、空港だけの1台だけでした。

ここは、相変わらずキャッシュモア?の世界です。

この観点で言えば、日本は決して先進国ではないのでしょう。

今まで後発国と呼ばれていた、国々が、ある一側面だけを見れば、先進国よりもずっと先進であることがあります。

例えば、カンボジアなどは、固定電話の普及よりも、携帯電話の方が先に普及してしまったので、完全に携帯電話ありきの国になっているようです。

ですので、後から伸びてきた国は、当時の先進国の最先端の部分の中で、自分の国に使えそうな、一番良いところだけを取り入れることで、

より早い速度で、成長することができることがあるってことです。

一方で、その逆もあります。

先進国であればあるほど、新しい技術を取り入れるのが難しくなるというパターンです。先進国のジレンマ?みたいな

その主だった理由は、既得権の保護になるのでしょうか。この辺りはそんなに詳しくないので、間違っている部分があるかもしれませんが…

例えば、日本のキャッシュレス化の遅延具合なんかがそれに当たるように思います。

WeChat Payでは、5年以上も前から当たり前になっている、銀行口座連携中なんかも全然できないですよね。

 

これを、人に置き換えてみてみます。

その場合、既得権って、何になるんでしょうか?

新しいものの方がフラットに見たら明らかに便利なのに、今まで自分がやってきたものに固執してしまう。

「本当はあっちの方が良いかも?」って思いつつも、

それを信じたくないのか?

まだ自分のやり方に可能性があると思ってるのか?

いわゆる、サンクコストの罠にはまってしまっているのか?

あるいは、素直さが足りないというのか。

もちろん、新しいものを取り入れることになれば、捨てるものも生まれます。

今まで信じてきたものに投資していればしているほど、サンクコストが発生しています。

それがあればあるほど、踏み切るのが難しくなる。

新しい方向に舵を切ることができなくなる。

大体の場合、新しいものに慣れるのには時間がかかる。

例えば、その時の生産性の低下を理由に、新しいチャレンジをやめるってなんてこともありそうです。

理由っぽい理由になりますから。

でも、長期的な視点で見たら、今より良い状態になれる可能性があれば、

そんな理由っぽい理由を思いっきり廃棄する。

そんな潔さが欲しいところです。

経営者にとっては、もっとも大切なことは素直さ。

と、松下幸之助さんも言っていたようです。

例えば、こういう局面でも、素直になるのが難しいから、そのように言われるのかもしれません。

でも、やることが出来れば、差がつく。

 

2000年以上前に、孔子も言っていたようですね。

人は生くるや直し

人が生きていく上で最も大事なものは、素直であることだ。

って。

良いものは、良い。

素直に認められる人間でありたいものです。
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【今日のうねり】
後発国が、先進国の良いところばかりの輸入して、とても速い速度で成長することがある。
しかし、一方でその逆もある。すなわち、進んでいるがゆえに、新しいものを取り入れるのが難しいというパターンだ。先進国のジレンマとでも呼ぶのか。
こういったことってのは、国ではなく人レベルでもありそうだ。
既存のものに固執して、新しいものを取り入れることが出来なくなることがこれにあたる。
その主な理由は、素直になれないことなのかもしれない。
でも、孔子も松下幸之助さんも言っているのだ。最も大切なことは素直であることだと。
素直であろうとするのだ。