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令和元年霜月6日 今日もクルクル通信437号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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ブックライターの上阪さんは、経営者、スポーツ選手、芸術家など、幅広いジャンルにわたり、
2000人以上の方にインタビューをしてきたそうです。
少なからぬ経営者の方が、
「原稿にしなくてもいいから、またインタビューしに来てくれないか?
頭がスッキリして、クリアになるんだ」
と仰ったそうです。
話すことによって、脳内が整理される。脳内がデトックスされる。
特に、何か悲しいことや不安があった時は、1人で抱え込むのではなく、
人に吐き出した方がよっぽど心が楽になる。
誰もが、そんな経験があると思います。
でも、それ以上にデトックス効果があるのは、
それを書き出すこと
そんな話もあります。
ブログを400日以上毎日欠かすことなくやってきて、これは断言できます。
もちろん、話すことでも整理がされますが、
書くという行為は、誤魔化しが効かないんですよね。
話しているときには、気づかなかった、あるいは、気づいていたけど、やり過ごすことができていたこと。
例えば、論理の矛盾などは、書く場合は、スルーすることが出来ません。
見過ごすことが出来ないからこそ、考えていたことをもう一段階、深く思索する必要が出てきます。
そこで、整理ができると、より理解が深まる。
文章として可視化されることによって、デトックス効果が倍増するんですよね。
もちろん、考えたことの歩留まり率も圧倒的に高まります。
私の感覚だけでは説得力が少ないので笑
これをサポートするデータもあるそうなんです。
例えば、寝る5分前に、
・数日以内に自分がやらなければならないことを書き出したグループ
と、
・ここ数日間で、自分がやってきたことを書き出したグループ
の入眠スピードを比較したところ、前者の方が平均時間が短かったそんな研究があるらしいです。
あるいは、こんな研究結果もあるそうです。
アメリカの学校の定期テストにおいて、
①何もせずにそのままテストを受けたグループ
②テストを受ける前にテストとは関係のないことを書き出したグループ
③テストを受ける前にテストについての不安を書き出したグループ
の3つに分け、そのスコアを比較したところ、
③のグループが10点以上もほかのグループよりも高かった
そうなんです。
この2つデータは、
不安を書き出すという行為によって、不安が可視化される。
その結果、それと向き合うことで、安心が生まれ、脳内メモリーが解放される。
その状態の方が良い行動が出来る。
あるいは、書き出すことによって、ネガティブだったことが、ポジティブなことに変換される。
そんなことを物語っているように思うのです。
脳内メモリーが空っぽの方が、思考力も行動力も活性化しますよね。
ってことなので、
やっぱり書いた方が良いんですよ。
どんなことでも、気づいたことがあれば、それを書き記した方が
脳内メモリーが解放され、より前向きに生きていけるんです。
(別に、ブログみたいに人に公開する必要もないです。)
そういえば、糸井重里さんは、ほぼ日手帳を携帯しているけれども、スケジュールは一切書いてないそうです。
ただ、その日に気づいたことのメモ帳として活用しているそうです。それがコラムの繋がっているなんて話もあります。
その場で気づいたことはすぐその場でメモする。
人によっては、「忘れてしまうようなことは、たいしたアイデアでないので、メモらない」なんて言う人もいるかもしれませんが、
メモっといて損はないと思うんです。
使えなかったら、使わなければよいだけですし。
ということで、
論理構成力を上げるために。
脳内メモリーの解放と、よりポジティブに生きていくためのエンジン
として、書くという行為は、とても価値があるのです。
今まさに、脳内メモリーが解放されました笑
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【今日のうねり】
書くことは、話すことよりも、脳内のデトックス効果がある。
それは、ごまかすことが出来ないから。より論理構成力も磨かれる。
でも、それ以上の効果があるとしたら、それは、脳内メモリーの解放だ。
これが、解放されていればいるほど、人はより生産的になれる。ポジティブにもなれる。
日々、書き続ければ、人生が好転しかないわけがないのだ。