信念×ネガティブリスト=素敵な生き方

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令和元年霜月7日  今日もクルクル通信438号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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シングルループ学習とダブルループ学習という言葉があります。

シングルループ学習とは、すでに備えている考え方や行動の枠組みにしたがって問題解決を図っていくこと。

ダブルループ学習とは、、既存の枠組みを捨てて新しい考え方や行動の枠組みを取り込むこと。

です。

失敗の本質によると、第二次世界大戦時の日本軍はシングルループ学習。対するアメリカはダブルループ学習だったそうです。

例えば、日本の海軍の戦略要項は、第一次世界大戦時の秋山真之が作った要項そのものだったらしいですから。

恐るべきことに、30年間以上も、海軍において、行動規範となっていた要綱が、変わっていなかったようです。

しかもその要綱に書かれているシーンは、第2次世界大戦では起こらなかった。そんな話もあるようです。

この話を読んだ時に、先月のセミナーで話に出た、

ポジティブリストとネガティブリストの話が蘇ってきました。

ポジティブリストとは、やってよいことは〇〇です。

と、やってよいことのみを規定するスタイルのこと。

一方、ネガティブリストとは、やってはいけないことは××です。

と、やってはいけないことだけを規定するスタイルです。

前者を大切にする組織や人は、新しいことが起こった時に、

「いや、前例がないんで…ダメですね。出来ません。」

と判断するタイプ。

後者は、

「規定上はダメではありませんね。前例がないんで、やってみたら良いんじゃないでしょうか?

ダメだったらその時、考えましょう」

となる、そんなタイプです。

このポジティブリストスタイルは、「官僚っぽい」って言われそうですが、

その行動規範は、もしかしたら日本軍から受け継がれていたものなのかもしれません。

 

で、それが良いのか?悪いのか?という話を議論したいわけではなく、

人生1度きりなんですから、一個人の生き方に焦点を当てた場合は、

ダブルループ学習だし、ネガティブリスト方式で、生きていきたいですよね。

って、思うのです。

状況は毎回毎回変わる。

経験を重ねれば、歳を重ねれば、出会う人が変われば、読んだ本が増えれば、考え方や価値観も変わっていくもの。

だから、場面場面によって、意思決定は変わってくるもの。

ずっと変わっていないとしたら、進化していないって言っても良いのでしょう。

新しい局面を迎えたのに、

「いや、前例がないんで。今まで同じようにやっていきます」

そんなんじゃ、人生、面白くない。

もちろん、絶対に確立された、方法論だったり考え方があるのであれば、それに則ってやっても良いとは思います。

でも、少なくとも、私自身はまだまだ若く未熟者なので、どんどんチャレンジをして、

新しい価値観にたくさん触れ、よりよい行動をとり続けられるようにありたい。

そんな時に大切になることは、

これだけは絶対に譲れないこと

をきちんと持っていられるかどうか?だと思うのです。

例えば、それは

嘘は絶対につかない。

自分がやられて嫌なことは人にはやらない。

何よりも信用が大切。

などなど。信念と呼ばれる類のものです。

あるいは、人の徳性と呼ばれるようなこと。

「やっちゃいけいないって書いてないんだから。やってもいいじゃん!」

という、ネガティブリストスタイルで生きていたとしても、傍から見て、

「いや、確かにそうなんだけどさ…

それってずるくない?

そんなことしていいの?ありえない」

なんて思われたら、ただの横暴。生き方として全く美しくない。

逆に、信念があって、ネガティブリストな生き方が出来れば、

「あの人って、良い人生を送ってるよなー」

そんな風に思われるんですよね。

そう、ありたいと願い、自らをアップデートしていくのです。
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【今日のうねり】
一度きりの人生だから、より美しく生きたい。
そのためには、シングルループではなく、ダブルループ学習だし、
ポジティブリストスタイルではなく、ネガティブリストスタイルな生き方が望ましい。
でも、そんな生き方をする上で、絶対に欠かせないものが、信念。あるいは特性だ。
それがあって、ネガティブリストなスタイルだと、周りからも良い生き方って思われるのだ。