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令和元年霜月8日 今日もクルクル通信439号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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今日は弁護士の高井伸夫先生にお誘いを頂き、
ヒューマンエディット株式会社 代表取締役の三浦卓広さん、
コンパッソ税理士法人 執行役員の依
とのランチに同席をさせていただきました。
高井伸夫先生は、私が師と仰いでいる鮒谷周史さんの師匠。つまり、大師匠に当たる方。(一方的なこちらの思い込みですが…笑)
まさかこんな日が来るとは夢にも思っていませんでした。
11時45分集合だったのですが、先生が到着と同時に、
「今日は12時45分に出なきゃいけない」
と、お尻をビシッと切られました。
同時に、お店の方にも、「その時間に間に合うようにいくつか料理を出してください」と依頼をしていました。
そこから、怒涛の質問ラッシュ。
私を含む1人1人に、
今はどんな仕事をしているのか?
どんなお客様がいるのか?
仕事の調子はいいのか?
などなど質問をされました。
ここまでは普通だと思うのですが、次の質問が、
今、困っていることはなんですか?
でした。
当然ですが、1人1人が、異なる回答します。それを受けると、例えば、
「〇〇さんという人がいるから、今度一緒に会いに行こう。」
「こういう仕事をしている人がいるんだけど、参考になるんじゃないか?」
など、解決手段を提示されていくんですよ。
これが凄いんですよ。スピードとバラエティの広さが。
これだけでも、十分びっくりなのですが…
「中田くんのことに関しては、僕の宿題だ。また連絡するよ」
と仰れました。
信じられます?
そもそも、こちらから、「困っているんで、助けてください」と申し上げたわけでもないにもかかわらず、
自ら宿題をもらいに行くなんて。
しかも、私に対してですよ。どう考えても先生にとってやる必要なんてないことじゃないですか?
なのに、
ニコニコしながら、頬に張り付かんばかりの笑顔で、話を聞いて下さり、お役に立とうとして下さる。
この姿勢に度肝抜かれました。
それが全く恩着せがましいわけでも、
仕方なしにやっているわけでもなく、
本当に自然体。ナチュラルなんですよね。
この姿を拝見して、鮒谷さんが仰っていた、
「高井先生は必ず、お会いした人に自分から宿題をもらいに行く」
ってやつは「これか!」と思いました。
同時に、鮒谷さんが常々仰っている、
目の前の人に尽くす。
という、この行動原理も、「高井先生からインストールされたのではないか?」と思いました。
私も、その影響もあって、このブログで、
と書いてきました。が、しかし、
今日、リアルに高井先生の行動を拝見し、その意味が変わりました。基準が変わりました。
まだ会うのが2回目の、しかも自分の半分にも満たない年齢の小僧に対して、自分から宿題をもらいに行く。
即ち、目の前の人に対して、お役に立てることがないか?
と真剣に探すこと。
といいますか、そもそも、それ以前に、
食事に声をかける。
会って、根掘り葉掘り、質問をする。
その上で宿題をもらおうとする。
そんな事って普通出来ないですよね。
やらなくてもいいじゃないっすか。仕事が増えるだけですし。やらなくても全く困らない。
帰り際に先生からこんなことを言われました。
「色んな人の話を聞きなさい。いろんなセミナーにも行って、これだと思った、講師の方とは名刺交換をしなさい。
そして、月に1回メールを送りしなさい。普通に日記みたいな内容でも良いから。
でも、それを続けていったら、どこかで人生は広がっていくから」
ご自身が、人との出会い、ご縁によって、実際に人生が広がっていったからこそ、
こんな私にも、気をかけて下さったのかもしれない。
これこそが、逓増する人生の要諦。
そんなことを思いました。
いつの日か、お役に立てるように、日々精進していくのみです。
それにしても、世の中には素晴らしい人がいるものです。出会いのきっかけを下さった、鮒谷さんには改めて感謝しかありません。
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【今日のうねり】
実際に見ないと人間はわからない。
本物に触れると、定義が変わる。基準が変わるものだ。
少なくとも、目の前の方に尽くすこと。ご縁を広げていくこと。
それが、逓増する人生の要諦なのだ。