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令和元年霜月9日 今日もクルクル通信440号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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昨晩はMISIAの妹分にあたる、Little Black Dress(LBD)のTOKYO MUSIC SHOWというライブイベントに行ってきました。
このLBDっていう、グループっぽい名前ですが、実質はボーカル、RYOさん一人。
いわゆる、ZARD方式ですね笑
直接、本人から話を聞いたこともありますが、彼女は幼い時から無類の歌謡曲好き。
その美しい日本語&音楽の世界を、自分が受け継ぎ、世界に発信していきたい!という思いから、
歌謡ロックと名乗って音楽活動をしています。
ご自身で、作詞作曲。歌唱力もあって、容姿端麗。カッコイイ彼女はこれからも注目です。
さて、そんな彼女のライブがあったからというわけではなく、
最近、ちょいちょい、Amazonプライムミュージックで、70年、80年代のJポップを聞いていました。
理由は、RYOさんではないですけど、
歌詞が素晴らしいといいますか、日本語が美しい楽曲が多いような気がして、ちょっとそれを感じてみよう
なんて思ったからです。
例えば、井上陽水。松山千春。矢野顕子。
歌もめちゃくちゃ上手いし、歌詞もめっちゃいい曲が多いじゃないですか!
井上陽水の、「夢の中へ」なんて。歌詞も音楽も最高ですよね。
あるいは、ゴダイゴの銀河鉄道999。
あっ、言い出したら結構キリがないですね。私も意外と歌謡曲好きかもしれません笑
敬愛してやまない、ヤマタツは別枠ということで笑
で、改めて聞いてみると、今と比べて、
日本語の表現が豊かなのではないか?
そんなことを思うのです。
そして、その理由は、
当時のミュージシャンが、学校などで学んだ、一般教養の部分が今よりも強いことにあるのではないか?
一般教養というか、古典に触れた量が多いのではないか?
そんなことを思うのです。根拠なんて全然ないのですが。
そんなことを感じるのは、私自身が毎日ブログを書くようになって、言葉や表現によりセンシティブになっている
ということが大きいのだとは思います。
書けば書くほど、佐藤優さん風に言うと、知的欠損を。勉強不足を感じていますから。
実際、最近は、名著あるいは古典と言われる書籍を読み漁っています。
学問のすすめ、代表的日本人、五輪書、武士道。孫子の兵法。易経。
などなど
さて、話は一気に変わりますが、昨夜のライブにゲストとして、ミッツ・マングローブさんが来ていました。
彼女(彼?)は、もともと歌手としてデビューし、そして今も、音楽活動をされているそうなんです。
ご存じでしたか?
私は全く知りませんでした。
最初に人前で歌ったのは、20歳そこそこの頃@吉祥寺のライブハウス。
その時は、髪も赤くしていて、IZAMっていじられていたそうです笑
そんな話を受けた後で、RYOさんから
「いまでも本業は音楽なんですよね?」
そんな質問を受けると、少し間をおいて
「いや、違いますよ。タレントじゃないですか!テレビで毒はいている方が皆さんにはなじみ深いでしょ。もちろん、歌は好きですけど。
本業って、人から求められていることだと思うんですよね」
って、サラッと仰いました。
これ、けっこう痺れました。
音楽は好きだけど、それよりも、タレント業を人から求められている。だからそちらを本業と言う。
なかなか言えないなと思いまして。
しかも、これって、ドラッカーが言ってる、
価値は外部にしかない
ってこと、と全く一緒じゃないですか。
ミッツさん、ご本人がドラッカーのこの言葉を知っているかどうか?
は分かりませんが、
プロフェッショナルとして活躍されている方は、
すべからく、自ずとそれが分かるものなのかもしれません。
人から求められることで、
自分も好きなこと
が、被っている面積が広ければ広いほど、人生の幸福度も上がっていくはず。
ベン図のイメージで、両者は100%重なり合えば、まさに天職と呼べるんでしょうね。
21歳の若者が、
ギターを奏でながら、全力で、楽しそうに歌いあげる。
その姿に刺激を受けをもらって、僕の脳内では、
仕事とは?天職とは?
そんなことが、駆け巡りました。
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【今日のうねり】
書くことは、一般教養が求められる。古典を読み、知的レベルを上げていく必要がある。
まずは、人が価値を感じてくれることが仕事である。
さらに、天職とは、自分の好きなことと人様から求められることが限りなく一致している仕事のことを言うのだろう。