初!ルミネtheよしもと-超一流は戦う前から勝っている

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令和元年霜月20日  今日もクルクル通信450号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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昨晩は、ルミネtheよしもとにデビューしました。

ルミネtheよしもとが初めてと言いますか、生漫才自体が初めてでした。

演目は中川家の寄席。中川家の独演会でした。

寄席には何度も行っていますが、よしもと漫才は初めてでした。

そもそも、なぜ行こうか?と思ったのか?と言いますと、

先月読んだ、ナイツの塙さんの言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」で、上方漫才を絶賛。中でも、初代M1チャンピオンの中川家はレベルが違った。圧倒的に漫才がうまかった。

そんなことを書いていたからです。

それを読んだ時に、めちゃ興味が湧いて、その場で、「中川家 ライブ」でググったら、昨日の公演がヒットした訳です。

ただ、チケットは、ソールドアウト。

二次抽選の予定ありと書いてありました。

さすがにもう無理かな…と思いつつも、

とりあえず聞いてみるの精神を発動して、

ダメ元で、知り合いの吉本の方にご連絡をしてみました。

すると、

「この中川家のライブは、年に2回しかない超人気の演目で、常にソールドアウト。チケット入手は困難なんです。立見なら何とかなりますが…」

とのご回答。

もちろん、立ち見でも観たいですから、

「是非ともお願いします!」

と、僭越なお願いをさせていただきました。

大変失礼な話ですが、こんなに中川家が人気があることも知りませんでした。

無知とは恐ろしいものです。

すると、翌日にお電話で

「席をお取りできました」

とのご連絡を頂きました。

そんなことがあるなんて、想定だにしていなかったので、めちゃめちゃありがたいと思うとともに、大変恐縮もしてしまいました。

昨日の話じゃないですけれども、

こちらが驚く。圧倒的な期待値のオーバードライブでした。

 

ということで、

中川家の寄席を堪能してきた訳です。

漫才を期待して行ったのですが、いわゆる漫才は一番最初の演目のみ。それ以外は全てコントでした。

とはいえ、初めてのコントも含め、「腹を抱えて何度大笑いをさせてもらったことか!」ってほど楽しい時間でした。

ほんと、笑うっていいですね。改めて。心身ともにスッキリしました。

 

それにしても、何なんでしょうか。あの開演が近づくにつれて、会場全体に充満してくる、誰もが「笑おう。笑わせてくれ」と言っている空気感は。

彼らの登場直前、徐々に照明が暗くなっていって、ステージにライトが当たる。

登場に合わせて、大声援。手を振っている人も沢山います!

もう完全に会場は出来上がっています。

観客としては、「早く笑わせてくれ!」モードのスイッチが入り切っている状態。

これって、ある意味、試合をする前に試合に勝っているって思っちゃったわけです。

そして、期待を裏切らない冒頭のボケで、会場は大笑い。

さらに盛り上がりが加速していきます。

この会場全体の、

待ってました感。早く笑わせてくれ!感は、寄席で大トリ前みたいな感じでした。

当然、期待値も高いですけれども、

それを超えてくる訳ですから、やっぱりすごいですね。

 

それにしても、

開演前から、観客が既に、笑わせてくれモードに入っているのは、途轍もないことです。

演ずる前から、観客は「お前はもう笑っている状態」。お笑いの秘孔を突かれている。

でも、この「演ずる前から観客が笑う寸前になってしまっている」ことって、

彼らが長い芸人生活の中で築き上げた信用以外なにものでもない

と思ったのです。

完全なる、ポジションを築いている。文字通り、そこから繰り出される、漫才は、まさにポジショントークだなって。

面白いに決まっていますよね。

これって、芸人にかかわらず、すべてのビジネスパーソンにとっても、とても学びにあふれているのではないか。

成果を積み上げていけば積み上げていくほど、時間が経てば経つほど、よりビジネスがしやすくなる。

逆に言うと、若手や中堅どころのプレーヤーっていうのは、一番厳しいってことですよね。

その当時って、お客様は、「どれくらい面白いんだ?」みたいな品定めモードで見ていますから、演ずる前からビハインド状態。

しかし、そういう観客を笑わせ、人気を集めていくからこそ、信用を積み重ねていくからこそ、後にポジションを獲得できるようになる。

今はまだ何者でもない。そんな時代、言い換えれば発展途上、成長過程での頑張りが、めちゃ大事。そこで、

「こいつは良い仕事をする」

「まだ、粗削りだけど、いずれ何者かになる」

そう思って頂き、応援してもらえるようになる。そんな梯子に乗るところが、どんなお仕事でも一番大変なのかもしれません。

しかし、そこを突破すれば、そのさなぎ期間を超えれば、美しい蝶になることが出来る。

芸人さんで言えば、

そのさなぎ期間で、信用を産んでくれたものは、自ら生み出した笑いのネタ=コンテンツなわけですから、

それも時が経つするにつれて積み上がっていくんですよね。

過去に観客を虜にしたネタがいくつも積み上がってくれば、当たり前ですが、ウケる武器が増えていく。

武器があればあるほど、より商売がしやすくなっていく。

実際、昨日のエンドトークで、

「今日やったネタのいくつかは過去、何度もやってきたものが含まれています」

と言っていました。

ファンからすれば、何度やっても面白いものは観たい訳もの。

 

勝つべくして勝つ戦をするなら、

勝負をする前に勝負を決するためには、

時間を味方につけて、長きにわたって信用を積み上げてきたのか?

さなぎ期間を頑張り続けてきたかどうか?

これにかかっているのではないか。これが1番大事なのではないか。

そんなことを、中川家のライブのオープニングシーンを見て思ったのでした。

明日も続けます。
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【今日のうねり】
何か気になったことがあったのであれば、まずはその場で行動する。即行動筋が大切だ。
人生は信用残高の積み上げによって決まってくる。
一朝一夕では築けないからこそ、さなぎ時代から、まだ何者でもない時代から、頑張り続けられるかどうか?
が何より大切なのだ。そこで積み上げたものが時間を味方にすると、大きな資産になるのだ。
だからこそ、さなぎ時代こそ大切。
ここを乗り越えさえすれば、どこかでポジションを得ることが出来る。それを得られれば、後はどんどん逓増していくのだ。