「う〇こ」と「信者」の話

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令和元年師走16日  今日もクルクル通信476号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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行きつけの珈琲館があります。

一蘭ばりの半個室の座席もあり、読書をするにも、ちょっとした仕事をするにも、とても快適なので愛用させて頂いております。

半個室は、一蘭よりもはるかに広いですし、仕切りもスモークのかかったガラスでしっかりしています。

しかし、一点だけ気になっていることがあります。

それはトイレです。

お店の中にトイレがなく、ビルの外にある共用トイレを使用しなければならないことです。

別に、潔癖症でもないですし、共用トイレが使えないというわけでもありません。

が、しかし、ここはウォシュレットはおろか、ウォームレットでもない。いわゆる旧式の洋式トイレなのです。

ウォシュレットをこよなく愛する私としては、出来ることなら使いたくないのです。

なので、「ここにいる時は便意を催したくないなー」、そんなことを思いながら愛用させていただいておりました笑

しかし、今朝その日が来てしまいました、

朝イチの散歩をこなし、開店間際のお店に入り、ご機嫌に本を読んでいる時です。

一瞬逸れますが、そもそも朝7時の段階で、かなりのお客様の数でびっくりしました。日曜日の昼下がりくらいの混雑ぶり。

中でも、どう見ても、近くのセレブとしか思えない、複数の老夫婦グループが、パワーモーニングをされている姿は、ちょっと新しい発見でした。

「こんな日常があるのね」って。

 

で、行きたくなってしまったのです。

出すものは出さないと、集中力も出ないので、意を決してトイレに行きました。

恐る恐る便座に座ると、期待通り、背筋に寒気が走る、冷たい便座でした。

条件反射的に軽く身震いしてしまいましたよ笑

で、同時に思い出したのです。

商売の本質は、経験値と体験値の不等号で説明することができる

という話を。

こんな話です。以下の3つの場合に分けて説明します。

①経験値>体験値

過去の自分が経験やそれに期待していたことと比べて、実際の体験が下回っているということ。なので、

お客様は、「なんなんだよ、これ。まじ意味なかったわ。」ひどいときは、「金返してくれよ!」となります。

②経験値=体験値

お客様は、「まあ、こんなもんだよね」ってなります。

③経験値<体験値合

お客様は、「えっ、まじ!?なにこれ!すごい!すごくない?」となります。

そんな感想を抱いた人が次に取る行動は、

人に言いたくなる。話したくなる。

ってことです。

「ねーねー、こんな凄いの経験したんだけど、まじでおすすめ!

「えっ、何それ。そんなにいいの?今度紹介してよ」

「うん、もちろん。是非やってよ」

と、そこで紹介(=次の商売)が当の本人が知らないところで生まれます。

実際に、紹介で体験した方が、同じように

「これ、超すごい!」

って思ってくれれば、また別の方を紹介してくれる。

紹介が紹介を生む。という正のスパイラルが生まれる。

どんどんビジネスが膨らんでいく。

このように、商売において最も大切なことは、

お客様の期待を上回る、価値を提供する

ということ。

それを体験した人は、心が動きます。

心が動くと、人に言いたくなります。

そんな体験をした人は、ファンになってくれます。

ファンはファンを呼んでくれます。

ファンは日本語で言えば、信者です。

信じる者と書いて、「儲」と書きます。

そんな話です。

今回の便座は、経験値通りの冷たさを提供してくれた訳ですから、②の通り「まぁこんなもん」でした。

が、しかしこれが、あの佇まいで、冬のアサイチにぴったりの温もりを提供してくれる便座だったとしたら、

「マジで!」

感動して、友人家族に話をしたことは間違いありません笑

商売の要諦は、

お客様を感動させるような、圧巻の価値を提供するべし

ということなのです。

便器には不満があったものの、それにしても今朝は快便でした。

それを一瞥した時に、年輪経営でお馴染みの伊那食品工業の塚越最高顧問が、

利益はウンチのようなもの

とおっしゃっていたことを思い出しました。

人は、いい栄養を取り、正しい活動・睡眠をとれば、いいウンチが出る。

同じように、

利益は、健全な事業活動を行った、結果として「出る」もので「出す」ものではない。

利益を出すことに固執するのは、食べ物から栄養を吸収せずにウンチばかりを出そうとするような行為です

という比喩です。

朝型生活に切り替えてから2週間目に突入。

良い生活のリズムから良い仕事を。

朝の厠上は気づきが多いのかもしれません笑
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【今日のうねり】
商売の本質は、経験値と体験値の不等号で説明することができる
体験が経験を大幅に上回れば、人はそれを誰かに言いたくなるもの。そこで紹介が生まれ、新しい商売が生まれる。
それを体験した人は、ファンになってくれる。ファン=信者。信じる者で儲けと書く。
商売の本質は、クライアントの感動させる、サービスを提供することなのだ。
利益は、ウンチのようなもの。
正しい食事・活動・睡眠をとっていれば、「出て」しまうもの。(伊那食品工業の塚越名誉顧問の例え)
それもしていないのに、利益を出そうとするのは、不健康だ。