「億の細道」を見て思ったこと

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令和元年師走17日  今日もクルクル通信477号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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12月4日の朝、7時過ぎぐらいにインド大使館の前を通りました。

すると、70人ぐらいの人が大使館入り口から行列を成していました。

構成は、女性を中心に、若手からシニアまで年齢を問わずといった感じでした。

全盛期のドラクエ発売日張りに椅子を持ち込んでいる人もいますから、かなりの張り切り具合。

一体何をがあるのだろうか?

並んでいる人達に、聞けばよかったのかもしれませんが、その勇気もなく、後で調べてみました。

結構ググったんですが、該当するのが、これしか見当たりませんでした。

アーユルヴェーダセミナー

が、しかし、詳細を見てみると、無料で、前日までに参加希望を出せば、誰でも参加可能という緩い応募条件。

それと、あの行列具合が、どうも腑に落ちない。

でも、どんなに調べてもこれ以上情報が出てこないので、

もしかしたら、講師のクリシュナ博士の話を「できるだけ近くで聞きたい」みたいな、私には到底理解できないような欲求があるのかもしれない。

一旦そんな結論にしました。

この博士は日本におけるアーユルヴェーダの第一人者のようです。

世の中のほとんどのことは知らないし、分かっていない。自分には全く理解できない世界がこの世の中にはあるので。

どなたか、分かる人はいますでしょうか?

 

同じ行列で言えば、先週2回ほど前を通った、西銀座の宝くじ売り場。

1回目は夕方、もう1回は午前中でしたが、いずれも凄まじい数の人が並んでいました。

200人ぐらいはいたように思います。

当然、彼らのお目当ては、年末ジャンボ宝くじ。

今年は、1等と前後賞を合わせると、総額10億円になるそうです。

恥ずかしながら、私は、自分の意思で宝くじというものを買ったことがありません。

そもそも当たらないと思っているからです。

でも、買っている人からすれば、「買わなきゃ絶対当たんないんだから」買うっしょって感じなのでしょうか。

「どうせ買うなら、高額当選が出ている、その窓口で買いたい」

西銀座の宝くじ売りセンターの1番窓口は、高額当選が出ているスポットのようです。

「億の細道」という登りが立っていますからね。(このコピー最高ですね笑)

 

でも、どうなんでしょうか?

ちょっと調べたんですが、当選確率って1/2000万ぐらいらしいじゃないですか?

0.000005%

その確率は限りなく0%。ですが、それでもやっぱり欲しいもんなんですかね。

4時間かけて並んで、どうせだったらたくさん買おうと思って、例えば、3万円突っ込む。

たくさん買えばたくさん買うほど確率は上がる。とはいえです。

1/2000万が、1/1990万ぐらいに変わっても、やっぱり、確率はほぼ0%に変わりません。

大局的に見たら、変化なし。誤差の範囲内。

申し訳ないですが、私には良いチョイスには思えません。

認知と時間を考えた時の投資効果が悪すぎるって思ってしまいます。

そんなことを言うと、「お前には夢がないのか?ロマンがないのか?」なんて言われてしまいそうですが、

他力本願で一攫千金にロマンを求めるぐらいなら、地道にコツコツ認知とその時間を投資して、地に足ついた、千金を狙いたい。

そう思ってしまいます。

「あんな寒い中に4時間も並んで、確率1/2000万に、チャレンジするなんて…」

申し訳ないですが、そう思ってしまいます。

一方で、

「お前だって、焼肉食べるために2時間並んでるじゃん?」

なんて声も聞こえてきそうです。

そうですよね。実際並んでいます。でも、私にとっては、焼肉スタミナ苑で焼肉を食べるのは至福の時間ですし、日本一研究の貴重な時間でもあります。

並んで食べて滞在時間4時間だとしても、十分に投資効果があると思って行動しているんです。

宝くじを並んでいる方も、

4時間並んで、10億円の夢を見て、仮にはダメだったとしても、そのワクワクとドキドキに価値がある。

そこに十分な投資効果は十分にあるんだ。

という考えなのかもしれません。

それぞれ価値観がありますし、正直、どちらが、良い悪いはないと思います。

 

十人十色。蓼食う虫も好き好き。

本当に無数の価値観と、考え方がこの世にはあるのですから。

その自分と異なる価値観に触れる度に、

「あっ、これもいいな!あれもいいな」

出会う度に、ふらふらしていたら、時間もお金も、そもそもの認知も。資源がいくらあっても足りません。

そんなふらふらばかりをしていたら、たどり着くところにもたどり着けない。

こんな情報に溢れた世の中ですから、どこに行っても良いのか?わからない、難民になってしまいそうです。

ご機嫌に生きるために、地に足のついた、意思決定基準を育てていかないといかん。

そんなことを思うのです。
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【今日のうねり】
時間も認知もお金も、ありとあらゆる資源は有限だ。
意思をもってその投資配分を考える必要がある。
こんな情報過多の時代。価値観も多様化している。
そんな中をご機嫌に生きていくためには、地に足の着いた意思決定基準を持たないと難民になってしまうのだ。