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令和元年師走23日 今日もクルクル通信483号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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朝起きたら、まず白湯を作るためにやかんに火をつけているのですが、小鍋にも火をかけています。朝食用の半熟卵を作るために。
今朝はいつも使っている小鍋がふさがっていたので、中鍋に火をかけました。
沸騰後に、いつも通り卵を4つ入れて、蓋をしました。
適当な時間がたったら、いつも通りお湯を捨てて、放置しておきました。
過去、そこそこ作り方を検証したのですが、最近は、これでそれらしいものが作れるようになっていました。
さて、いつも通り、納豆に半熟卵を落として食べようとした時です。
卵を割る瞬間のいつも通りの、「ぐにゅ」とか「ゆるっ」みたいな緩い感覚がなかったんです。
「あれ?」って思ってみると、完全なるゆで卵になっていました。
そこで初めて気づいたんです。
小鍋と中鍋はそもそも大きさが違う。
小鍋は蓋と本体の間に隙間があるけど、中鍋はないし。
水の量もいい加減(多分いつもよりも多め)
水の量も多ければ、蓋が閉まりきっているので、温度も下がりにくい。
結局、半熟卵ができる条件が揃ってなかっただけなんですよね。
ある意味、ゆで卵が出来るべくして出来たってことです。
ゆで卵を作るつもりでなかったので、時間が経過した後に、水で冷やすこともしなかった。
結果、皮も上手に剥くことが出来ずでした。
料理素人の私は、食べる瞬間まで、ゆで卵が出来るべくして出来上がるという事実に気づいていなかった訳です。
でも、料理のことがそこそこわかっている人が見ていたら、準備の段階で、結果を見るまでもなく、明らかだったことですよね。
もし、この大きさの鍋で作るなら、火をかける前の段階から、水の量を減らしとく。
沸騰した水に卵を入れてから放置しておく時間をいつもより短くしといた方がよいよ。
そうしないとゆで卵になっちゃうよ。
ってやる前から分かっていたわけです。
でも、それをわからない素人は、出来上がりを見て「なんで半熟卵ができないんだ!」って思う訳です。
私の場合は、毎日ブログを書くという習慣もあり、私自身に何か?なことが起こったら、振り返る習性が身についていたので、こんな感じで多少振り返ることが出来ます。
が、この習慣がなかったとしたら、まぁまず120%、やり過ごしていたでしょう。
「まあいいや、しゃーねーな」みたいな。
でも、これ、半熟卵だったから良かったんです。
仕事だったら、看過できませんよ。
ミスるべくして、起こったミスなのですから。
原理原則を理解せずに、馬鹿の一つ覚えで、適当にこなす。
そりゃ、成果が出るわけないよね。
って話なのです。
原理原則を理解していないのですから、再現性のあるミスなのです。
その原理原則を理解して、行動していなければ、簡単な仕事は運良くできることがあっても、難易度が上がれば、100%成し遂げられないでしょう。
見る人が見たら、初期のアプローチの段階で、ゴールが実現できないことが分かっている。
でも、当の本人は、それが分かっていない。失敗するべくして失敗するという事実に気づいていない。
めちゃ不幸な状況です。
でも、こういうことって、少なからずありそうですよね。
今回の僕で言えば、学ぶべき事を学んでいない。素人のカンとノリだけでやっている訳ですから、
条件が変わった段階で、何もできなくなる。
ぶっちゃけ日々の半熟卵も、半熟具合いはばらつきがありますからね笑
失敗するべくして失敗してる訳です。
だって、どういう原理原則で、半熟卵ができるかって分かってない訳ですから。
仕事だって同じですよね。原理原則を知らずに、ノリと勘と度胸だけで、その場限りのアプローチをしたら、
再現性のない結果しか出ようがない。
良い結果が得られることもあるかもしれないですが、それは少ないでしょう。
場合によっては、結果が絶対出ないアプローチにとんでもない時間を投下し続けていることだって、十分あり得る訳です。
これは悲劇ですよね。
ある意味、7つの習慣の「きこりの話」ってこれのことですよね。
でも、そういう人に限って、そんな必然を受け入れることなく、
「まぁ、仕方ないよね。俺は悪くない。次はなんとかなるっしょ」
と自分に言い聞かせ、ひたすらに次に進んでいる。
そんなことってないでしょうか。
もし、再現性のある成果を得たいと願うならば、原理原則を学ぶことは欠かせません。
勉強し続けなければなりませんよね。
その原理原則は、圧倒的な成果を上げてる人物から、教えてもらうのが一番早く、確かなことでしょう。
料理の原理原則?(そんな大ごとじゃないっすね笑)を知らずに、
そもそもどうやったら半熟卵ができるのか?
ちゃんとも理解もせずに、完成してしまった、ゆで卵のおかげで、原理原則の重要性を。
それがないと、不測の事態の時に太刀打ち出来ようがないという当たり前の事実を直視したのです。
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【今日のうねり】
成果を上げるための原理原則と言うものが存在する。
それを知らずにひたすらにノリとカンで、行動をし続けても、再現性のある成果を上げることは出来ない。
もし、再現性のある成果を上げたいのであれば、原理原則を学ばなければならない。
間違っても、7つの習慣に出てくる、きこりにはなってはならない。
そのためには、圧倒的な成果を上げている人から教えてもらうが最良の道なのだ。