タバコを吸わない私が、喫煙所に通って身につけたビジネスパーソン必須の基礎体力

==========
令和元年師走24日  今日もクルクル通信484号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
==========

ゼロックスがかつて「修理技術のナレッジ共有がどこで行なわれているのか?」を調査するためにあらゆる場所にカメラを置いて調べてみたことがあるそうです。

最も高度で価値ある情報の共有は、上司への報告でも、会議室の中でもなく、なんと喫煙ルームで行われていた。

タバコを吸いながら雑談をしている何気ない相談とアドバイスの中に驚くようなナレッジは存在していた。

とのことです。

これを読んだ時に、

「身に覚えしかない」

そう思いました。タバコを吸わないのに笑

私(中田)は、社会人になってから、と言いますか、電通勤務時代に喫煙所には足繁く通いました笑

社内の喫煙所はもちろん、クライアントの喫煙スペースにも。

当時も、パワハラ、コンプライアンスという言葉は存在しておりましたけど、あってないようなものでしたから

「中田、タバコ」

しょっちゅう喫煙所に呼び出されたものです。

こんな感じで、例えばA先輩のお供をさせて頂いて、一通り勤めを終えて席に戻ると、今度はB先輩から、

「たばこ」

と言われて、喫煙スペースに逆戻り。そのお供を終えた頃に、A先輩がまた喫煙所にやってきて、

「あれ?お前、まだいるの?仕事しろよ!笑」

なんて、こともありましたね。

今では楽しい思い出です。

でも、タバコも吸わないのに、喫煙所の時間を共有しているからこそ、そこでしか聞けない人事情報や、会社やクライアントの動き。

別の部署の先輩とのご縁や、自分が担当していないクライアントの情報。時にゴシップも含めて、生きた最新情報が手に入ったものです。

今から思えば、当時から、「はい!」か、「イエス!」か、「喜んで!」の精神を持ち合わせていたようです笑

当時は、カバンの中に少なくともライターは入っていましたね。一番お供をした先輩のタバコの銘柄は暗記していて、コンビニの棚番号も覚えていました。タスポは持っていなかったですが笑

喫煙所では、そこでしか手に入らない情報のゲットだけでなく、

喫煙所をどう使うのか?

ということを覚えたようにも思います。

ご相談やお願いは、その内容に応じて、

会議室を使うのか?喫煙スペースを使うのか?どのタイミング(時間帯)がよいのか?

そんな言葉にはならない無形のノウハウを。相手の心の機微を察して、行動する基礎体力を身につけたような気がします。

タバコも吸わないのに、

「先輩、相談があるのですが…タバコ、ご一緒させてもらえませんか」

なんて、逆提案していましたからね笑

でも、その経験は、それ以降も今でも確かに生きていて、

あの人にあの話をしたいんだけど、この時間帯に喫煙スペースに行ったらいるんじゃないか?

自分にとってコミュニケーションを取りたい相手が、いつどこにいるのか?

どのタイミングだったら、話を聞いてもらいやすいのか?

そんなことに常にアンテナを張るようになりましたから。

 

今はコミュニケーションのツールが増えて、以前と比べて、コミュニケーションが難しくなったように思います。

その昔は、対面と電話がしかなかった。これにメールが加わって、選択肢が3つになった。(携帯電話を含めると4つ)

今は、これにチャットアプリやskypeなども登場して、

どの情報をどのツールを使って、どのタイミングでデリバリーすれば効果的なのか?

明確な判断基準を持っておかないと、良いコミュニケーションが取れないように思いますから。

例えば、

この内容だったら、絶対会って話した方がいい。お会いしたいんだったら、この時間に会いに行けば、お時間をもらえるんじゃないか?

この内容は先にメールを送っといて、電話でフォローをしておいた方が良いな。

これはメールだけで十分なことかもしれない。

などなど。高度なコミュニケーションの設計が、コミュニケーションツールの使い分けが、求められるようになっているんですよね。

ロータッチ、ハイタッチあるいは、テックタッチの使い分けが重要になってくるわけです。

私(中田)は、このツールの使い分けの判断基準を、その都度、しっかり持っています。

どこでその基準を身に着けたのか?と言えば、

喫煙所なのです。

今から振り返ってみれば。

あの時、足で稼いだ言ってた経験がそれを作ってくれたのです。

当時はタバコも吸わないので、必ずスーツに臭いがつくし、その臭いはなかなか取れないので、

「なんでこんなとこ頻繁にいるんだよ?」

自分の作業が山積みになっていればいるほど、そんなことを思っていました笑

が、今から振り返ってみれば、これほど貴重な経験はなかったと思います。

コミュニケーションツールの使い分け方

もっと言うと、

相手の心の機微を察する力

という、何事にも代え難い、ビジネスマンとしての基礎体力を身につけることができる訳ですから。

人生どんな経験もプラスになるのです。

これもまた解釈力なのです。
*****
【今日のうねり】
コミュニケーションは、いつどこで何を、何を使って伝えるのか?
ということがとても大切だ。
ツールが増えた今の時代は、なお、その使い分けが良いコミュニケーションになるのかどうか?を決める。
ハイタッチ、ロータッチ、テックタッチ。それの使い分けを意識したほうが良い。
私はそれを、喫煙所で覚えた。
当時は、「なんでタバコを吸わないのに、ここにいるんだ」なんて思っていたが、今はそれがあったからこそ、それが身に着いた。
人生は解釈力が欠かせない。