深さではなく、広さで戦うってこともある?

==========
令和元年師走29日  今日もクルクル通信489号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
==========

昨日は友人の和田さんがやっているトレーニングジムを覗きに行かせてもらいました。

行ってみると、斎藤佑樹からホームランを打ったこともある、社会時野球選手がいたり、

東大相撲部の学生がいたり、社会人ラグビーチームでレギュラーで活躍している人がいたり、

競技は忘れてしまいましたが、何かで日本一で、これから総合格闘技に移行する女性がいたり、

などなど、バラエティ豊かなアスリートが集まっているところでした。

ジムというよりも、道場といった方がより正確な気がしました笑

そんな全く別競技のアスリート同士が、例えば、ベンチプレスの重量を取り替え、潰れそうになる所のサポートをしあったりするなど、

互いに助け合う姿はとても微笑ましかったです。

なんなんですかね、あのスポーツを一生懸命やる姿の清々しさっていうのは。

真剣な眼差しに、心が洗われるのでしょうか。

自分の中にある体育会系気質が呼び起され、大いに刺激されました笑

学生と滅多に接することもないので、その体中から発せられるエネルギーにパワーをもらう、貴重な時間となりました。

 

その道場主は、複数のラグビー、野球、サッカー、格闘技など数多くのアスリートを指導しているそうです。

実際に上記の通り、昨日、道場に来ていた選手達も種目は様々。

でも、ちょっと観察していると、どの競技にも関わらず共通してやっているメニューあるんですよね。

いや、もっと言うと、共通しているメニューにこそ多くの時間を使っている。

それを中心にトレーニングをしつつ、その競技特性に合ったトレーニングもやっているように見えました。

即ち、どんな競技でも共通して必要な筋力。鍛えるべきポイントが明らかにあるということですよね。

おそらく、その多くは、体感やコアと呼ばれる基礎トレーニングだと思います。

私も、サッカーやラクロスを学生時代にやっていましたから、なんとなく察しがつきますし、そこの違和感は感じません。

 

でも、「ちょっと待ってよ」

仮にこの道場が、ビジネスパーソンの筋力トレーニングだったとしたら、

「異様な空間じゃないか」って思ったんです

例えば、この光景って、生命保険の営業がいたり、商社マンが出たり、広告のクリエイターがいたり、みたいな感じですよね。

業界で活躍する人が一堂に会して、自分の目標に向かってトレーニングをしている訳ですから。

でも、ビジネス向けのそんな場が仮にあったとしたら、

「これ、何のセミナーですか?」とか「ここで何が学べるんですか?」

なんて思ってしまいそうです。

でも、この光景が、スポーツの場合は違和感なく受け入れることが出来るのは、

トップアスリートにとって必要な基礎筋力は、共通している。まずはそこが重要で、そこがあってこその競技特性に合わせた筋力。

そういう認識が、何となく私の中に当たり前にあったからだと思うのです。

おそらく、この認識って多くの人もお持ちだと思うのです。

翻って、ビジネスマンにとってはどうなんでしょうか?

どの業界にも共通している大事な力を、一人のトレーナーが教えている場ってどのくらいあるのでしょうか。

業種業界(競技特性)に合った専門知をトレーニングする場の方が、圧倒的に多いように思うのです。

これはこで、もちろん価値があると思うんですけれども、

肝心の基礎筋力が弱かったな、どうなるんだろうか?

そんなことが頭によぎりました。

少なくとも、筋力トレーニングのコーチは、

多種多様なスポーツをたくさん見ている人の方が、それぞれの選手に対して提供できる価値が多くなるのではないか?

と思うのです。

基礎筋力を指導するは前提として、

Aの競技で、あのトレーニングをやっていたら、こんな成果が出たのだから、Bにも導入したら、今まで出なかったこんな効果が出るのではないか?

例えば、こんな感じで相互の学びを交流させることで、さらなる更なる付加価値が生み出せると思うからです。

なので、関わっている業界が広ければ、広いほど良い。

広義でのトレーナー(一部コンサルタント)という商売は、深さ(業種/生年代固定)ではなく、広さ(業種/生年代問わない)で勝負。

それもあるのではないか?

スポーツトレーナーの道場を覗いて、そんなことを思ったのです。
*****
【今日のうねり】
異業種異業界異世代との接点は重要だ。様々刺激をもらうことが出来る。
そのバラエティーの広さが、広義のトレーナーという商売には必要なのではないか。
異業種での気づきを、他業種への転用ができ、それがお客様への価値提供にそのままつながるからだ。
トレーナー・コンサルタントは、深さではなく、広さで勝負と言う選択肢もあるのかもしれない。