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令和元年師走30日 今日もクルクル通信490号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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一昨日は、トレーニングジムの見学させてもらい、その後、友人の和田さんと2人で食事をしました。
「今年の1年はどうだったのか?来年はどうしていくのか?」
など、年の瀬らしい話ができ、貴重な時間となりました。
彼は、人柄も専門能力も含めて、極めて高く、とても優秀なビジネスマン。
私の自慢の友人の一人です。
そんな彼は、交流関係も幅広く、誰からもとても信頼をされています。
週に2,3件は老若男女問わず、相談を受けているんじゃないか?
それくらいの人気ぶりです。
で、そんな彼の信頼される力は、どこから来るのか?
そんな話題が出ました。
僭越ながら私は、
「和田さんは、もう15年以上会計事務所を経営してきて、数100人以上の経営者に出会い、仕事をし続けてきた。
Adotの上場にも貢献し、今も成長まっただ中の会社の常勤監査役として活躍。
そんな経験をしている、同世代の人間がどれだけいるのか?
その数の経営者と会い続けてきた人がどのくらいいるのだろうか?
その捧げてきた時間の中で、身に着けてきた対人能力がその源泉にあるのではないか?」
そんなことを申し上げました。
対人能力でも、コミュニケーション能力でも、表現は今回はどうでもよくて、例えば、
相手との心地良い距離の取り方。雰囲気を掴む力。言葉の選び方。
先方が悩んでいることは何か?と思いを馳せる力。
それはどうしたの解決して差し上げることができるのか?という解決策の提示。
行動力。などなどのその経験に裏打ちされたものが、初めて出会った人でも安心させ、信頼を勝ち得る源泉になっていると思ったんですよね。
きっと、それらの多くが、百人組手ならぬ、千人組手の中で身に着けられたもの。
出会ってきた人の数が、その能力を産んでいる。
数が質を産んでいる。質量転換が生まれている。
そんなことを思ったのです。
昨日の話で言えば、基礎筋力の一つかもしれません。
私自身も、YCPを卒業し、経営者として歩き出したこの1.5年は、本当に数多くの方とのご縁を頂戴してきました。
一番増えたのは、今まであまりであったことのない、経営者とご縁です。
一対一でお会いさせていただくことも、一体でお会いさせていただくことも色々なパターンはありましたが、
とにかく100人、200人以上は、出会ってきたように思います。
それに比例するかのように、対人能力も上がってきているという実感があります。
振り返ってみれば、電通時代の最初の6年くらいは結構悩みや不安が多かったです。
その理由の大きな一つが、王道ではない、キャリアだったことです。
新卒で配属された局は、およそ新入社員配属はないセクションでした。そもそも入り口からレア。
1年後に営業に異動してからも、例えば、某大手自動車メーカー、飲料メーカー、あるいは食品メーカー等の、いわゆる超ビッグクライアントの経験はありませんでした。
そういった花形ではなくて、中規模クライアントを転々と10社以上は経験させてもらいました。
花形クライアントで活躍する同期の姿と、華やかさがない、自分の仕事を比較しては、
「このままで大丈夫なのか?」
何度、そんなことを思ったかわかりません。隣の芝生は青く見えるの典型ですね。
でも、今から思えば、この経験がめちゃくちゃ良かったんです。
10社以上経験することによって、数多くのお客様の悩みに接することができましたし、
何よりも出会ってきたお客様の人数(担当者数)が、多くなりました。
上記の量が質に転換するという論理で行けば、対人能力も伸びたと思うからです。
もちろん広告マンの能力も伸びました。
お客さんの予算取りの部分から、年間のコミュニケーション戦略。それの実施に至るまで。広告業務はほぼ全領域を経験しました。
ビッグクライアントだけを担当していたら、例えばテレビバイイングだけ、CM制作だけとか、雑誌のタイアップだけ。ある広告業務の一部に特化した専門家になっていた可能性もありますからね。
それにはならずに、コミュニケーションの全体を流れを考えるプロデューサーになることができました。
そして、この経験が「今の自分の礎になっている」と、胸を張って言えます。
もちろん、逆にずっと花形クライアント担当して、特定のお客様とだけお仕事をし続けさせて頂いたとしても、対人能力も広告マンとしての能力も、同じぐらい伸びたかもしれません。もしかしたら、今の自分以上に伸びていたかもしれません。
でも、そのタラレバ話は言ってもしかたないし、意味が無いですよね。分からないんですから。
そういえば、東京タラレバ娘の仕事もしましたね笑
大事なことは、過去の自分の経験を、全て、今の自分のプラスのエネルギーに変えられるか?
その解釈能力なんだと思うんです。
ここに記した、自分の過去に対する意味づけは、「和田さんの信頼される力の源泉は何か?」を考えたことによって、言語ができたというわけです。
人と話をするということは大事なことですね。
コミュニケーション能力には終わりがないですし、人と出会えば出会うほど伸びていくもの。
出会えば、出会うほど人生は広がっていくし、ワクワクも増えていくというもの。
だったら、出会いを求めて、バンバン行動していく。一択あるのみ。
来年も、行動ありきで行きます。
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【今日のうねり】
コミュニケーション能力は出会った人の数に比例して伸びていくものだ。
だから、積極的に出会いを求めて行動していくのだ。
解釈力も人生にはとても大切な力だ。
これがあれば、どんな自分の経験でもプラスのエネルギーに変えることが出来るから。
過去を愛するのです。