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令和2年睦月2日 今日もクルクル通信493号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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昨日の令和2年一発目のブログで、年末に数年前に買った3年日記帳を発見。開いたところ、冒頭の3日しか書き込みがなかった。
そのくせに、その日記帳を選ぶことに、ウダウダ1時間ぐらいかけていた。そんなあべこべなことがあった。
三日坊主で終わった理由は、「なぜ書くのか?」という目的や理由が明確になっていなかったから。と書きました。
そんな私(中田)がその後、490日以上一日も欠かすことなく、書き続けられるようになった。その変遷について、今日は書きたいと思います。
あの手帳を買った当時、確かに3日分しかその手帳には書かなかったのですが、google keepには、本を読んで気になったこと、名言だと思ったこと、気付いたことなどをちょいちょい書くようにはなっていました。
もちろん毎日ではありませんが、「?」が点灯したものは、メモるようになり始めていました。
その後2017年9月に電通を退社し、10月にYCPジャパン(現YCP SOLIDIANCE)に入社しました。
ここが一つの転機になりました。
当時、YCPジャパンでは、アソシエイトは日報、ディレクターは週報を、パートナーは隔週報を、書くというルールがありました。
アソシエイトで入社した私は、翌日の正午までに、日報提出しなければならない状況になりました。外発的に。
毎日書くことはルールですから守るとして。ここで生まれて初めて、
単なる自分の日記にとどめることなく、他者が読んだ時に、多少なりとも気づきがあることを書くにはどうしたら良いのか?
を考えるようになりました。
最速3ヶ月でディレクターに昇格させて頂いたものの、期の切り替わりまでは職位は変わらなかったので、5ヶ月間毎日書き続けました。
私の記憶が確かならば、期日を守って日報提出続けた人間は、私の他に1,2名いたかどうか?でした。
ディレクターになった後は、週報に切り替わったのですが、実はこの時から、違和感を感じていたんですよね。習慣化好きの私は。笑
「あれ、毎日書いた方が体に良いんじゃないか?頭がクリアに。ピュアになるんじゃないか?」
って。
でも、書くこと、特に第三者に読んで頂くような内容となると、知的負荷もかなりかかることなので、流されるように、週報になって行きました。
ただ、さすがに、書く総量が減ったことに対する違和感があったのか、日報レベルの日記をちょいちょい書いてはいました。Google keepに履歴が残っています。
その後2018年7月にYCP JAPANを退社し、株式会社ARUYOを設立しました。
ありがたいことに、最初の2ヶ月はお仕事をそこそこ頂いておりました。今から思えば、僥倖に恵まれただけでした。
ただ、ブログを書き始める数日前に、
「9月以降、もしも、売上がなくなったらどうするのか?」
そんなことが頭によぎるようになりました。で、その時に、真剣に考えたんですよ。
「ARUYOってなんだYO」って。
当時の私は、(今もですが)、「電通の中田」でも。「YCP Japanの中田」でもない訳です。
「中田雅之って誰だよ?ARUYOってなんだYO?」
初めてお会いする方は、そう思うのではないか?
それだけでなく、今まで出会ってきた人からも、「忘れ去られてしまうのではないか?」
そんなことだったら、仕事を作っていくことなんてできない。
「このままではやばいんじゃないか?」
強烈な恐怖に駆られました。
それで、ブログを書き始めたのです。
初めてお会いする方には、自己紹介の素材として。
元々のお知り合いの方に対しては、
「中田雅之を忘れないでくださいね」
というメッセージを込めて。
毎日書こうと決めたのは、昔から「決めたこと」を続けることだけは得意だったから。
日報の経験から、毎日書けば書いた分だけ自分にとって良い事があるということもわかっていましたから、やると決めました。
500日目前ですが、この狙いは達成できています。それどころか、書き始めた当時は想定できていなかった、副産物も沢山ありました。もうやめられません。
で、詰まる所、続けられるかどうか?は、決意できるかどうか?覚悟決められるかどうか?で決まるのですが、
それは、強烈な外圧がないと、出来ないのではないか?(きわめて難しい)
って思うのです。
書き始めたきっかけも、会社のルールだったという外圧。
自分で書き始めたブログは、「このままでは、死んでる(人様の認知に乗らないという比喩的な意味)のと変わらないのではないか?」
という強烈な恐怖という外圧があったから。
ちなみにこのブログは、100日ぐらい前から、文字の分量が1200文字~2200文字と、1000文字ほどアベレージで増えています。
毎日書く量が、原稿用紙2.5枚分ほど増えている換算です。
このきっかけも、10月の月一セミナーで、講師の鮒谷さんが、その昔「毎日3000文字以上書き続けるという修行を自分に課した」という話を聞いたことです。
別に「書きなさい」って外圧をかけられたわけではないですけど笑、その場にいる一員として、「そのレベルを目指さなきゃ意味がないだろう」と、ある種の外圧を自らに掛けました。
この話を聞いた時は、3000文字なんてまるで想像はつきませんでしたが、今はおぼろげながらでも見えるようになってきています。
「射程圏内に入ってきた!」とはまだ言い切れませんが、「行ける!」と思うようになってきています。
このように振り返ってみれば、
覚悟は、内側から湧いてくる内圧のエネルギーだけでは生まれにくく、外圧があってこそできるもの
と言えそうです。
外圧が、おかれる環境なのか、人との出会いなのか、さまざまな場合があるとは思います。
しかるべきタイミングがくるまで待つという選択肢もあると思いますが、
環境を変えることも、人との出会いを求めることも、自らの行動でできること。
まずは動く。動くことでタイミングすら引き寄せることすらできるかもしれませんから。
行動ありきでいくのです。
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【今日のうねり】
何かを続けるためには、覚悟を決めることが欠かせない。
その覚悟は、内圧だけでなく、外圧がないと出来ないのではないか?
自分のブログ連載の覚悟も、強烈な恐怖と言う外圧によるものだ。
外圧は、環境だったり、人との出会いだったり、様々だが、いずれも自分の行動から生まれるもの。
しかるべきタイミングがくるまで待つという選択肢もあるが、自らまずは動く。動くことでタイミングすら引き寄せることもできるのだから。