「吹き込み専用」スマホ導入しました。

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令和2年睦月20日  今日もクルクル通信511号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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キャッシュレスを導入してから売り上げが伸びている。

小売業を営む友人からこんな話を聞きました。

確かに自分の生活を振り返ってみても、フラッと立ち寄ったお店で、キャッシュレス対応ではないと、がっかりします。

「まじか、現金オンリーなのね…」みたいな。

例えば、コンビニなんかはほぼ全ての店舗でキャッシュレスですが、導入していないお店もけっこうあります。

地域格差もありそうです、実際、沖縄は、まだまだでした。

タクシーは、かなり個体差ががあります。

ジャパンタクシー系は基本的にキャッシュレス前提ですが、個人タクシーはあんまり対応してない。

そんなイメージを持っています。

ですので、タクシーに乗る時は、個人タクシーをキャッチしないように注意をしています笑

その昔は個人タクシーばっか探していたのに。車体が良い。乗り心地がいいからという理由で。

でも、今はまるで逆。

で、この変化の理由は何か?っていうと、圧倒的にキャッシュレスの方が楽だから。

私はIDユーザーですが、「IDでお願いします」って言って、読み取り機にタッチするだけ。以上、終了。がキャッシュレス。

一方、これが現金となると、

いくらなのか?確認して、お札と小銭を探す。それを渡す。お釣りをもらう。

もう、これが面倒くさい。

もはや、サインが必要なクレジットカードですら、面倒になってしまっています。

この「面倒くさいor面倒くさくない」っていうのは、

認知コストの差だと思うのです。

例えば、コンビニでガムを買おうと思ったとして、現金の場合は、

「あれ、小銭あったっけ?」って、考える行為が生まれちゃいます。認知の消費が生まれます。

あれば良いけど、お札しかなかったり、小銭もなかったり、現金ナシならATMを探さなければならない。

「もう、そこまでするくらいなら、買わなくてよいや」なんて思って、実際に買わないってこともありそうです。

でも、キャッシュレスだったら自分の財布事情を、一切考えなくていい。

(あくまで財布に入っているお金についてです、銀行口座にはなきゃまずいですが笑)

認知コストがゼロで済む。

だから、使いたくなるんだと思うんです。

何か行動する時の起点は、この認知にあるはずですから、ここがゼロになれば行動もしやすくなる。

なので、冒頭に書いた、キャッシュレスを導入⇒売り上げアップという話を聞いて、妙に納得したんですよね。

完全キャッシュレスにしたら、売り上げが10%伸びた。そんな銭湯もあるようです。

この銭湯事例において、認知との売り上げアップの因果関係があるのか?わかんないんですけど、

他にもこんな話は沢山あるように思うのです。

 

認知コストを使いたくないっていうのは、そもそも人が考えたくないってことですよね。人は怠け者ですから。

ファストアンドスローで言う、システム1(直感などの早い思考)ばかりで生きていきたいのです。考えると疲れるから。

でも、新しい何かに取り組むときには、システム2(じっくり考える、遅い思考)を発動させないといけません。

となると、いかに、レギュラーの行動を認知を使わずにスムーズにできるのか?成果を上げることが出来るのか?

そこで認知をセーブして、じっくり考えることに、いかに認知を投入できるのか?

これが、この認知格差社会をサバイブする上で重要になっていると思うのです。

そもそも、じっくり考える時間の確保が必要ですから、その一つの打ち手としてとして、朝型生活が有効ではないか?そんなことを昨日、書きました。

これは、時間をコントロールするというアプローチです。

一方で、場所をコントロールするというアプローチもあると思うのです。

例えば、大沢在昌さんは、自分の書斎でしか執筆をしない。

その書斎はデスクに、原稿とペンがあるだけ。ほかには一切ものを置いていない。

そのデスクに座ったら書く。それ以外の行為をそこではしない。

こういうことを体に染み込ませているそうです。

このデスクに座っているときは、電話も出ないし、郵便が来たとしても、シカトするそうです。

彼曰く、書く行為は、深海に潜っていくようなもの

潜っている時に、地上(日常)に引き戻されることは絶対に避けたいことなので、このように回避しているそうです。

書くための仕事に集中する「場」というシステムを作っているともいえそうです。

私は、仕事の性質上、日中に情報をシャットアウトすることは難しいですが、同じように

思索する時間は、深海に潜りたい。

そんな思いから、携帯の2台持ちを導入しました!今日から。

2台目は、思索専用です。

例えば、このブログを書いたり、提案内容を考えるなど、思索を深める作業をするとき、専用のスマホです。

そのアイディアを吹き込んでいる時に、LINEやメッセンジャー、あるいはFacebookなどのポップアップが来ると、

一気に日常に引き戻されてしまうから。思考が分断されてしまうから。

安眠している時に突然大声で叩き起こされるような感じでしょうか?

さらに、そこから、あれよあれよと、思いもしなかった、情報に持っていかれて、考えていたことすら忘れてしまう。

これを「自分の意志で対処するのは無理」という結論から、吹き込み専用のスマホを用意してみました。

効果の実感は、まだまだこれからですが、とりあえずやってみます。

 

認知格差社会をサバイブするためには、まずは、自分の武器を開発する時間をいかに防衛するのか?が大事。

そのために、どんなシステムだったら、時間と場の2つをコントロールできるのか?

そんなことを考えてみて良さそうです。
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【今日のうねり】
人間は楽をしたい生き物だ。
中でも、認知を消費すると、その後の行動が出来なくなってしまうから、
いかにその認知をセーブするのか?それを新しいことに投下できるのか?が重要だ。
これを意思でコントロールをするのは、極めて困難だ。情報過多な時代だから。
情報に接触したら、抗えない。認知を一気に持っていかれてしまう。
だから、システムで迎え撃つ。
場と時間をコントロールする。2つのシステムを用意できるのか?
それが、この認知格差社会を生きる上ではポイントになるのだ。