ハイタッチをうまく使う。商売の成否はここで決まる

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令和2年睦月24日  今日もクルクル通信515号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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ランチタイムの毎日新聞社本社ビル@竹橋の地下レストラン街。

どこのお店も満員御礼。中には行列が出来ているお店もいくつか。

特に驚いたのは、ドトール。店内から店の外まで10人以上行列ができていました。

「商売はどこでやるのか?」がめっちゃ重要、なんですよね。

あんなに並んでいる、ドトールは初めて。「なかなかお目にかかれません!」ってレベル。

おかげさまで、「ちょっとコーヒーを飲もうかな」と思う気持ちが一気に失せました。

どこでやるのか?=立地は商売において欠かせない要素です。

電通本社ビルがあるカレッタ汐留のセブンイレブンは、日本一の売り上げを誇っていたそうですよ笑

立地が良い=人が集まりやすい所は、自ずから家賃は高くなるものです。

でも、そんな場所だからこそ、「出店をしたい!」って思う事業主も多いですよね。

例えば、銀座Sixとか、新宿ルミネとか。

新しい商業施設ができれば、こぞって人気のブランドはそこに出店していますからね。

「まぁ、よくもこんな家賃の高そうな場所にお店は出せるよな」って、多くの人が思ったことがあるかと思います。

でも、そこに出店するのは、その家賃を支払ってもなお、手に入れたいメリットがあるからですよね、当たり前なんですが。

最も大きなメリットは、営業をしなくとも、お客様がやってくるってことですよね。

まぁ、銀座Sixや、銀座の路面店であれば、「そこでお店を構えることができている」こと自体が「イメージのアップ」につながるという大きな意味があるとは思いますが。

そのためだけに、採算度外視で出店しているお店もあるでしょう。

結局、高くても家賃を払いたいというのは、

集客がそれぐらい人大変だから。

ってことなんですよね。

それを自らの手で実施する位だったら、そもそも人が集まるところにお店を出してしまう。

結果的に、それの方がリーズナブルという判断もあるのでしょう。

この立地はリアルな場所だけではなく、インターネット上でも起こっていますよね。

例えば飲食店。

最近は某人気高級飲食店ばかりの集めた予約サイトがいくつかありますよね。

「よくもまぁこんなに人気のお店ばかりを集めたなー」というサイトすらあります。

これもリアル店舗と同じように、営業コストとブランディングの両方の意味で、高い出店料を払ってもペイするということでしょう。

あるいは、「料理人は料理を作ることにだけに集中」し、集客や予約といった機能は全て第3者に任してしまう。

そんな狙いからその手のサイトを活用している、そんなお店もあるのだと思います。

実際、そういった舵を切った、私の知り合いのレストランもあります。

名前は明かしませんが、そのお店は、かつては閑古鳥が鳴くお店でした。

でも、とにかく美味しかった。本当に美味しかった。

「あんなに美味しいお店がなくなってしまったらもったいないから」と思って、出来る限り通いました。

家族で、会社で、各種お祝いなどで貸切パーティーなどもさせてもらっていました。

徐々にその評判が広がって、ミシュランも獲得。あの時は本当にうれしかったです。お祝いのお電話や贈り物もさせて頂きました。

そこから一気にお客様も増えてきて、移転。今や予約も取れない超人気店になりました。

なんて言ったって、食べログ4.5超ですからね!

日本を代表するレストランと言っても良いでしょう。

でも、ある時からメールもメッセンジャーでも一切、連絡が取れなってしまったんです。

そのお店の予約は、電話ではなく、上記のような代行サイトに1本化されました。

もちろん、その情報も自分でゲットしました。

かなり悲しい気持ちになっていたところ、偶然、街でそのシェフとお会いしたんです。数年ぶりの再会。

「あー、大活躍ですね、おめでとうございます!すっかりご無沙汰していますね。久しぶりに食べに行きたいって思っているんですよー。でも、もう全く予約の取れない人気店になっちゃいましたからね」

「いやー、中田さんご無沙汰してます。今度是非食べに来てください。

ウェブサイトで予約受け付けているんで

この一言を聞いて、全てが崩れ落ちていきました。

ぶっちゃけ、「ここでリアルに出逢ったんだから、予約を取らせてもらえるだろう」なんて思ってもいました。

私の勝手な思い違いだったようです。

 

商売において営業は最も大事な要素の一つです。

最近はテクノロジーの進化に伴い、営業ツールも高度化してきています。

テックタッチ、ハイタッチ。ロータッチ。

デジタルツールを、リアルな対人コミュニケーション。

どれをどう使い分けるのか?

お客様との接点でどういったコミュニケーションをとるのか?

これによって、商売の成否は大きく変わっていきます。

でも、個人的には、人の温もりが伝わるリアルなコミュニケーション(=ハイタッチ)こそを大切にしたい。

長期的な繁栄にはこれが欠かせないと心底思っています。

フランチャイズでもなく、大企業に勤めているわけでもなく、個人で仕事をしているのですから尚更です。

テクノロジーに任せていいこと、人に任せていいこと、自分にしかできないこと。

意思をもって行動をしていくのです。
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【今日のうねり】
商売において、もっとも重要で、大変ことの一つが営業だ。
だからこそ、デジタルでもリアルでも、どこなのか?立地が大切なのです。
人が自ずから集まるところは、地代家賃が高いのもそのためだ。
でも、その営業を、自らの手でやらないのは本当に良いことなのか?
デジタルツールを上手に使い分けて、心地良いコミュニケーションをお客様と取っていきたい。
そのためには、テックタッチ、ハイタッチ、ロータッチを意思をもって使っていくのです。