==========
令和2年睦月29日 今日もクルクル通信519号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
==========
マッスルコントロール
という言葉をご存知でしょうか?
文字通り、筋肉を制御することです。
分かりやすい例で言えば、マッチョな人が胸筋をピクピク動かしている、アレです。
中山きんにくんなんかがよくやってましたよね。
これができるようになるには、ある一定以上の筋肉量が必要だそうです。あれを出来るようになりたい、なりたくないはさておき。
一定以上の筋肉があると、そこに神経が通るようになって、回路が形成されるようなる。その結果として、自分の意志で今まで動かせなかったものが、動かせるようになるようです。
当たり前すぎて、忘れてしまっていますが、我々の手や足といったふだん使っている筋肉はマッスルコントロールができているってことです。
これは、日常的に使いまくっているから、神経回路が形成されているのでしょう。
例えば、手首を骨折したりして、使えなくなっていると、動きが悪くなってしまうのは、この回路が弱まっているからだと思います。
マッスルコントロールが出来るようになると何が良いのか?
やれることが増えていきます。手で考えれば、分かりやすいですよね。
生まれたばかりの時は、動かすことすらできなかったのに、ものを捕まえられるようになったり、じゃんけんが出来るようになったり。
行動が広がります。
筋肉トレーニングで言えば、より質の高いトレーニングができるようになる。その結果、変化が加速していくと言います。
ということが挙げられます。胸筋ピクピクは、宴会で使えるっていう利点もあるかもしれませんが笑
神経回路ができているから、意志をもって、鍛えたいところに力を入れることが出来るようになる。
その結果、回路がなかった時と比べて、質が上がり、成果も加速度的についてくるようになります。
実際、実は私、最近、胸筋ピクピクが出来るようになり始めたんです笑
加圧トレーニングに通い始めて、1.5年で。速いのか?遅いのか?は分かりませんが、確かに、こなせるメニューが加速度的に増えているという実感があるのです。
筋肉と言う話で言えば、
ビジネスパーソンにも、「ビジネス筋」がありますよね。(実際そんな呼び名はないかもしれませんが…)
例えば、書く筋、話す筋、行動する筋、人の気持ちを察する筋、段取り筋
などなど。
この各種筋力もマッスルコントロール出来れば、よりパフォーマンスが上がるということになります。
同じ筋肉ですから、最初から神経回路が通っているわけはありません。
でも、やれば、必ず筋肉がついてくる。その先にマッスルコントロールが出来るようになるはずです。
日々の業務を通して、あるいは自主トレーニングをすることによって、確実に鍛えることが出来ます。
もちろん、ビジネスは総合競技ですから、単なる筋肉トレーニングとは異なり、どこか一つの筋肉だけが強ければ良いというものではないと思います。
ですから、書く筋、話す筋、行動する筋、人の気持ちを察する筋など、それぞれのトレーニングが欠かせないのです。
それらが、高いレベルで揃ってくると、質の高い仕事ができるようになるんだと思います。
これらのビジネス筋も、いわゆる筋肉と同じであるならば、ウルトラCはなく、地道にやっていくしかありません。
正しいフォームでトレーニング(アウトプット)をして、いい栄養を摂取していく(インプット)しかありません。
書く筋であればいい文章を読み、文章を書く。
話す筋であれば毎日積極的に様々なキャラの人と話をし、話の上手な人の話をいっぱい聞く。
そういったことを繰り返していくしかないのでしょう。
筋肉みたいにピクピク動かせるか分かりませんし、鏡で見ることも出来ませんから、実感するのが難しい。
でも、確実に地力がついていく。それが、各種ビジネス筋と筋肉の違いなのかもしれません。
「見えないから良い」とも「見えないから怖い」とも言えます。
筋トレをしている人としていない人の差が、気づかないうちに、開いていくものですから。
その過程で、知覚するのが難しいから、やっていない人は決して焦ることもしない。
でも、どこかで表出した時には、とてつもない差になっているもの。
「あっ、やばっ」って思ったとしても、もう巻き直すのが到底容易でないほどになってしまっているものなのでしょう。
そのころには、確実にマッスルコントロールが出来るようになっているでしょうから、さらに差が開いていく。
マッスルコントロールが出来るようになると、変化が加速していくんですから。
やっている人にとっては、「見えないから良い」し、やっていない人には、「見えないから怖い」って訳です。
圧倒的な成果を上げるためには、日々のたゆまぬトレーニングが欠かせない。
加速度的変化が実感できるようになるまで、マッスルコントロールが出来るようになるまで、じっくり耐えることが出来るのか?
忍耐強さと継続力が、物事には大切なのです。
ローマは一日にして成らないのです。
*****
【今日のうねり】
実際に筋肉をマッスルコントロール出来るようになると、加速度的成果が上げられるようになる。
これと同じように、ビジネス筋もマッスルコントロール出来るようになれば、加速度的な成果を上げられるようになるのだろう。
しかし、これが出来るようになるには、一定の筋肉量が必要だ。
そして、それは、一定以上のトレーニングが必要となるため、かなりの時間が求められる。
しかも、その過程での変化が観測できないものであるため、続けるには忍耐力と継続力も必要となる。
その代わりに、それが一度出来るようになると相当なパワーがついていることになるため、
やっていない人とは途轍もないほどの差を生むものでもあるのだ。
もし、それが欲しいのであれば、やり続けるしかないのだ。