相談される人ってどんな人?

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令和2年如月9日  今日もクルクル通信530号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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ヒト、イルカ、シマウマ。これらの共通する特徴は?

と聞かれれば、

哺乳類

となりますよね。

仲間はずれは?

と聞かれれば、

イルカ。海の中で生活しているから。

となります。

この時やっていることって、

それぞれの生物から共通している特徴はなにか?を抽出していることですよね。

個別具体の事象から、共通する、普遍的なものを引っ張り出す

っていう観点で言えば、

抽象化している

ということもできます。

昨日書いた、転職の際に、今の仕事と新しい仕事の共通項を探すって話も、この抽象化するということです。

 

人から相談されやすい人っていますよね。

そんな人の共通する特徴って、

この抽象化する力が秀でていること

なのではないか?って思うのです。

悩んでいる人、誰かに相談したい人は、例えば、

そもそも、今何が起きているのか?

何と何で悩んでいるのか?

などが自分で整理ができていない。

それらの糸が複雑にこんがらがっている状態ですよね。

でも、相談される人は、それらの糸を一本一本、丁寧に解いて(ほどいて)いく。

最後にはきれいにしてしまうのですが、その解く時も、抽象化する力を用いているんだと思うのです。

例えば、

「最初の話ってさ、こういうことだよね?」

「この話とあの話ってさ、ざっくり、AとBをどちらにしようか?で悩んでいるってことでよいかな?」

みたいな形で話を整理してくれる。

で、それが的を得ているからこそ、相談している側は、

「そうそう、まさにそれ!そういうこと!」

となったり、あるいは、

「いやー、そんな視点はなかった!ありがとう」

となるのだと思います。

一を聞いて十を知る

という言葉がありますが、同じように、具体的な話の中から、キモを抽出するのがうまいんだと思います。

そういう人に話をするからこそ、糸がほぐれ、スッキリした気持ちになるんでしょう。

 

相談され上手は、みな、抽象化する力に秀でている

と言えそうです。こういった人は、話すのも上手なことが多いと思います。

この話が上手いのもまた、この抽象化する力に秀でているからなんだと思うのです。

だから、会話をしているときに、相手の話の本質を上手に引っ張り出してきて、

「それってさ、〇〇ってことだよね?その話で言うと、こんなのことがあってさ…」

と返しを入れて、また別の具体事例の話をし始められる。その話の展開がうまかったり、巧みに笑いの要素を混ぜたりしていると思うのです。

抽象的な内容から具体的な自分の話へと展開をしていくというわけです。

その具体の話から、また別のメッセージ(本質)を引っ張り出すことが出来れば、さらに会話が拡がる。

その結果、聞き手が「面白い」って感じるんですよね。

相談され上手は、抽象⇔具体が巧みな人

と言えそうです。

抽象的な話に対して、抽象的な話で返すと、どうもしっくりしないですよね?

あるいは、具体的な話が、「具体的なだけ」で終わってもピンとこないですよね?

その場合って、

「で、オチは?」

「何が言いたいの?」

なんてツッコミを入れたくなってしまいますよね?

よく入れられますが…笑

例え話がうまい人は、まさに、抽象⇔具体の行き来が上手いんです。

議論されていた内容の特徴は何か?という抽出作業が的を得ていて、同じ特徴を持っている、別の事例を持ってくることが出来る

腕の立つに人になればなるほど、それを遠いところ持ってくる。

それが、シンプルでわかりやすい。時に驚きを与えるから、相手の理解を促してくれるんです。

でも、そもそもの抽出作業が下手だと、逆効果。何を言っているか?余計わからなくなってしまいますから、例えば話を諸刃の剣なのです。

 

大辞林(第三版)で「抽象」を引くと、

事象や表象を、ある性質・共通性・本質に注目し、それを抽き出して把握すること

とあります。

自分に起こった出来事を良く振り返って、あるいは、人の話をじっくり聞いて、最も大事なことを抽き出して、把握すること

と言うこともできます。

もし、「相談され上手」になろうと思うのであれば、この抽象化する力は欠かせない。

書くことは、その力を伸ばす有益な一つの方法

です。

毎日誰も個別具体の経験をしていますから、その経験の中から大切なことは何だろうか?

と自分に問いかけてみる。書いて言葉にしてみる。

それを繰り返しているうちに、抽象化する力がついてくる。

すると、他者の話もよく聞けるようになるし、自分の話もよく出来るようになっていく。

毎日書くっていう行為は、自然とその力を高めてくれるのです。
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【今日のうねり】
相談され上手は、皆さん、具体⇔抽象の力が秀でている。
その力を伸ばすにはどうしたら良いのか?
書くということだ。毎日、自分に起こったことを振り返る。その中で大切なことは何か?と自らに問いかけていれば、
勝手に抽象化する力は伸びていく。
まずは、自分を振り返っていれば、他者の話もよりよく聞けるようになるし、話が出来るようになることは自明のことだ。
相談され上手になるには、書くことが有益なのだ。

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