「知的怠け者」ってステキ

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令和2年如月13日  今日もクルクル通信534号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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授業に全然出ない。

もちろん、自分でノートを取ったこともない。

勉強もテストの直前だけ。ほとんどしていないように見える。

でも、試験の成績は良い。

そんな人っていなかったでしょうか?

私の周りには、一人とは言わずに何人かいました。

一方で、

授業に真面目に毎回出席。

一生懸命ノートも取る。さらに、テスト対策用に、まとめノートまで作る。

それが超わかりやすい。

でも、試験の成績は?というほど、めちゃ良いって程でもない。

そんな人もいなかったでしょうか?

前者が怠け者で、後者は勤勉と言われそうです。

学校のテスト勉強に投資する時間を多いのか?少ないのか?が真面目・不真面目の評価基準であるならば、

前者は不真面目。後者は真面目。あるいは、前者が怠け者で後者が勤勉となるでしょう。

でも、

学校の試験で良い成績を取れるかどうか?が真面目・不真面目の評価基準であるならば、

前者が真面目で、後者が不真面目。あるいは、前者が賢くて、後者が賢くないとなります。

成績で何かの評価が決まるとしたら、前者が評価され、後者は評価されません。

あるいは、

一見すると、前者は力を入れていない。後者は力を入れているように見えますが、本当にそうでしょうか?

実は、どちらも、等しく力を入れている。

ただ、力を入れるポイントが違うだけではないでしょうか?

汗をかくポイントが違う。

私は前者の人間ではなかったので、これは単なる想像になりますが、

彼らがどこに力を入れていたのか?と言うと、

①講義の全体像の把握。

②先生の好みやテストに出そうなところの情報収集。

③一番まとまっている、ノートの収集。

④過去問をたくさん集める

そのうえで、ここが出るんじゃないか?というヤマ勘。

あたりだと思うのです。

より具体的に言うと、

①であれば、授業に出ていて、内容を理解している友達に、

「飯おごるから、ざっくり内容、教えて!」とか言って、時間をもらう。

②であれば、先生と仲良い人はいないか?例えば、ゼミ生と仲良くなって、角度の高い情報を収集する。

③であれば、誰が過去問をたくさん持ってそうか?例えば、誰が、先輩とつながりが多いのか?を知り、そのネットワークにアクセスする。凄い人だと、

「あと一日経ったら、〇〇さんという出来る人のまとめノートが完成するらしい。それまでは、この授業対策はやらなくてよいや」

みたいなことまでやっている。

結局、何に力を入れているのか?というと、

情報収集

なんですよね。とにかくここで汗をかく。

このテストの点数を取るにはどうしたら良いのか?

それを徹底的に考えて、それに向けた、最短距離で情報を集めている

と思うんですよね。

おそらく後者の人はこんなアプローチを取らない。情報収集に汗をかくなら、自分の知っている範囲で対策をとっていることが多いように思うのです。

で、この情報戦を制した人が、テストでも成果を上げていることが多いのです。

優秀な人っていうことになるわけです。

善悪はさておき、この方が学校の成績を取るというゲームにおいては、全然良い。賢いと思うのです。

ゴールを明確にして、

その最短距離を考えることに知恵を絞る。

そのうえで行動をしているから。

 

この思考や行動って、仕事でも、同じように成果を上げることが多いように思うんですよね。

仕事に置き換えてみると、例えば、

自分が仕事において、提供しなきゃいけないことは何か?

というゴールを明確にする。

その上で、それを達成するために大事そうなことは何か?

というアタリをつける。(場合によってはこれを仮説というかもしれません)

ここに何よりも時間をかけている。

そして、

これと同じようなことは、他のどこかで起こっていないか?

外の世界を徹底的にリサーチする。この情報収集に力を入れる。

もちろん、自分のいる業界の事例も調べますが、それをパクってくることは、ほとんどしないでしょう。

あくまで、参考程度にしておく。自分の業界の事例は、パクっても、インパクトも新しさもないことが分かっている。お客様にも刺さらないし、そもそも社内でも通らないってことが分かっているから。

一方で、別の業界であれば、そこが自分の業界と離れていればいるほど、パクってきたときに成功する可能性が高い

っていうことを分かって行動してるんですよね。

パクってくるときに、念頭に入れていることは、

「あれ」と「これ」と「コレ」

だと思います。

何かというと、自分が今向き合っている、個別具体の事例から一段階抽象度を上げて、その特徴(あれ、これ、コレ)を引っこ抜いてくる。

「あれ」と「これ」と「コレ」を持っているものはないか?と他の事例を探索する

こんなアプローチを取っているように思うんです。

 

結局、仕事も学校のテスト「成果を上げる」というゴールは一緒です。

そのゴールに対して、どうすれば最短距離でたどり着くことが出来るのか?

を最初に、考える。

向き合っていることの特徴は何か?思索する。

ここで汗をかいて、あとは外の世界を探索する。

これって、傍から見たら、物理的にさあんま頑張っているように見えないこともあるかもしれません。

例えば、めっちゃWEBで調べものをしているわけでも、資料を作りまくっているわけでもなく、一生懸命手を動かしているとは限らないから。

むしろ、その逆で、さぼっているんじゃないか?って見えるかもしれません、ボーとしたり、外をふらふらしたりして笑

でも、頭の中はフル稼働している。

そういった、一見して怠け者が、実は成果を上げることが多いのかもしれません。

むしろ、私は、そんな「知的怠け者」が素敵だと思うのです。
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【今日のうねり】
仕事で成果を上げるのは、大学のテストでよい点数を取るようなものだ。
効率よく、最短距離でそれを達成するにはどうしたら良いのか?
を考えることに一番時間をかける。その後の情報戦を制すべく行動する。
その際に大事なことは、あれとこれとコレだ。自分の事象を抽象化して、キモを取り出す。
それと同じものはどれか?こんな感じで頭を使うのだ。
体は怠けているように見えて、頭はフル回転。そんな知的怠け者がかっこいいのだ。

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