「競争戦略の本質」を分解してみた

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令和2年如月16日  今日もクルクル通信537号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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ビジネスは「勝てるフォーマット」作りで決まる

より正確に言うと、

長期安定、長期逓増のビジネスには勝てるフォーマット作りが欠かせない

奇跡的に儲かるアイディアが閃いて、一気にその場で稼ぎ切ってしまう。そんな僥倖に恵まれるのであれば、それならそれもアリです。

ただ、そんなことが起こる確率は、限りなくゼロ。再現性もほぼゼロ。よって、長期安定・逓増というわけにはいきません。

長期安定・逓増には、再現性が不可欠なのです。

その再現性が高いフォーマットが、「勝てるフォーマット」であり、それが安定的な成果を生み出してくれる。

だからこそ、「勝てるフォーマット作り」が欠かせない。

安定的な成果を生み出している人は、すべからく、オリジナルの「勝てるフォーマット」を持っている。

そんな話が昨日の終日セミナーでありました。

そのフォーマットがなければ、例えば、

「景気が悪くなったから」

「お客様のトップが変わった。それに伴った方針が変わった」

「強い競合が出現した」

などなど、外部環境の変化によって、あっちへこっちへ振られてしまって、全然ビジネスが安定しません。

でも、「勝てるフォーマット」があれば、そういった外部環境の変化の影響も極小にすることが出来るのでしょう。

長期安定・逓増のビジネスを展開している人は、

その勝ちフォーマットを一つとは言わず、いくつも持っている。

それらのフォーマットが、相互に連携し合って、「美しい流れ=システム」を生み出している

んだと思います。

例えば、ビジネスを大きく次の6つ要素に分けて考えてみます。

①見込みお客様
②お客様のニーズを正しく把握する
③そのニーズに合致するような形で商品をご提案する
④(そもそもの商品があることが前提。これが起点になるので、実際は、商品開発はフェーズ⓪)
⑤実際にお客様に商品を提供する
⑥そのお客様がリピートして下さる

これらのモジュール一つ一つに、フォーマットが必要なのです。勝っている人は持っているはずなのです。

意識的にやっているのか?無意識にやってしまっているのか?はさておきですが。

①を超細かく見れば、

見込みお客様の以前に、「そもそもどれだけの人に出会えるのか?」というのにもフォーマットが、

その出会った方の中から、「自分のお客様になりうる方を確度高く探す方法」にもフォーマットが、

その方々に、「実際にお話をする時間を頂戴する方法」にもフォーマットがあるはずなのです。

こういった感じで、全てのフェーズにおいて、細分化された勝ちフォーマットがあるんですよね。

もちろん、大規模な会社になれば、それぞれのモジュールにおいて、専門のプロフェッショナルがいますから、「餅は餅屋」で、彼らが、「勝てるフォーマット」を開発します。

しかし、私の会社のような超零細企業の場合は、そんなプロフェッショナルがいないのですから、それぞれのモジュールにおける、フォーマットは自ら開発するしかないのです。

もちろん、潤沢な資本があれば、全てを外部から調達するという方法が取れます。ただ、結局そのフォーマットは、実施する人間の強みに依拠しなければなりませんから、やっぱり自分で開発するが一番良いんだとも思います。。

 

築城3年と言われます。

それぞれの基礎モジュールを成型に3年かかる

ということと捉えても良さそうです。

起業初期の段階では、まずは、「基礎モジュールとして何が必要なのか?」を意識して、そのモジュールの中で、一番自分の強みが発揮できるところで「勝てるフォーマット」を作り上げる。

それを築いた後に、それと関連性の高い、別モジュールに着手にし、そこでもまた、「勝てるフォーマット」を作り上げていく。

それが築ければ、また別モジュールに着手する。そんなことをコツコツ積み上げていくうちに、「勝てるフォーマット」が連なった

長期安定・長期逓増の「勝てるシステム」が作られていくのです。

 

競争戦略の本質とは、10年がかりで非競争状態を築くこと

と、早稲田大学の井上先生は仰っています。

その「勝てるシステム」の構築に10年かかるということなのではないか?

そのように捉えることも出来そうです。

「勝てるフォーマット」の連携が、勝てるシステム。

これって、例えば、ジャイアンツの長嶋監督が、言っていた「勝利の方程式」だったり、

2005年前後の阪神タイガースの全盛期の「JFK」

みたいなものなのかもしれませんね。イメージとしては。

JFKは6回までリードしていたら勝率9割を超えていたらしいですからね。恐るべき勝率。勝つべくして勝っていたと言えますよね。

 

10年後に「勝てるシステム」を築き上げるべく、まずは、一つ一つのモジュールで、「勝てるフォーマット」を作っていく。

「勝てるフォーマット」はそう簡単に作れるものではないのですから、自らの手で、

仮説⇒大量行動。仮説の廃棄⇒仮説⇒大量行動

を繰り返していくのです。

ちなみに、この「勝てるフォーマット」に関しては、鮒谷さんのブログが凄いので、是非読んでください。学びしかありません。
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【今日のうねり】
ビジネスには、勝てるフォーマット作りが欠かせない。
そのフォーマットを、ビジネスのありとあらゆるモジュールにおいて用意でき、それらが互いに連携し合っていると、
長期安定・逓増が出来る。もう負けようがない「勝てるシステム」となるのだ。
そんなシステムの構築には10年かかるのかもしれない。焦ることなく、一つ一つのモジュールでフォーマットを作っていくのだ。
フォーマット作りは、まずは最も自分の強みが発揮できるモジュールから始めると良いのだろう。