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令和2年如月19日 今日もクルクル通信540号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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成果を上げる正しいアプローチ=成果を上げている人の行動を丸ごと完全にパクってくること(パクる)
昨日は、そんなことを書きました。今日もこれの続きです。
この「カンパク」アプローチは、何をやっているか?というと
先に、行動。後から、その行動を通して、その裏にある行動原理や理論。あるいはパラダイムを獲得する
ということなんですよね。
行動の中から理論を学ぶというアプローチですから、理論を本などから学んでから行動する。というアプローチとは真逆をいっているということです。
理論から行動の方が一般的なアプローチなのかもしれませんが。
しかも、その行動から学んだ理論なるものが、先生が考えているそれと同じであるかどうかもわかりません笑
先生が教えてくれる場合は別ですが…
でも、確かに成果の上がるアプローチなんです。
ただ、このアプローチをより確かなものにしてくれること、より成果を加速度的にしてくれることがあります。
それは、
なぜ、その行動をとっているのか?
その行動原理を知ろうとする。想像すること。聞くことが出来るのであれば、その理由を聞くこと
です。
闇雲の行動をパクるよりも、理由が分かった方が、再現性が生まれますからね。
仮に理由を聞いてみたとします。すると、次の大きく3つのパターンがあるように思います。
質問:「今ってなんでやったんですか?」
パターン①:
「いや、なんとなく」(先生が、言語化苦手パターン)⇒会話が止まる
パターン②:
「自分で考えろ、バカ!」(教えてくれないor先生もわかっていないパターン)⇒先生に委縮。質問しなくなる。
パターン③:
「これはね、こういうこと。〇〇だからさ」(言語化得意・教えてくれるパターン)⇒やさしい!超ラッキー
でも、いずれにパターンにおいても、質問の仕方を変えるだけ、展開が変わることもあります。例えば、
「今のって、〇〇だからやったってことでしょうか?」
としてみると、回答する方も、
「あー、そうそう。そういうことだね」
とか、
「おっ、悪くないけど、惜しい!」
とか、
「なるほど、そういう考え方もあるかもね!考えているねー」
なんて、理由が明らかになるだけでなく、先生との距離も近くなることがあります。
となると、やっぱり大事なことは、一つ一つの行動をパクる時に、
「これって〇〇のためにやっているんじゃないか?」
自分なりの仮説を持つってことですよね。
これを繰り返していくうちに、
その先生なら、先生、その先輩なら先輩の行動と「理論らしきもの」が、自分の中にインストールされていきます。
それが入ってくると、自ずからその世界での仕事の精度が上がってくる訳ですから、やれる量もスピードも圧倒的に増えていきます。
こうなると、質問や報告の仕方も変化してくるんですよね。
最初は、
「この仕事ってどうやって進めたらいいでしょうか?」だったのが、
「先輩、この仕事って、こういうやって進めようと思うんですけど、よろしいでしょうか?」
さらには、
「この案件ですけど、こんな感じで進行しているんですが、問題ないですよね?見落としている点がありました教えてください」
みたいな感じで。
こんな話をしているときは、自分も仕事が楽しくなって、
質問の仕方で進化を実感できるようになる
んですよね。
この頃には、その先生が、先輩が頭の片隅に住んでるような気分になってきます。
あるいは、
「〇〇さんの仕事論(中田超訳版)」という、教科書の初校が出来上がった状態
と言えるのかもしれません。
ここまでくると、守破離の段階で言えば、「守」がほぼほぼ終わりなんだろうって思います。
この先は、「出稽古」に行っても良いのかもしれませんね。
他の先輩・先生を探して、出逢って新しい行動や理論を会得していく。
そこで学んだことを自分の教科書と照らし合わせながら、自分の教科書を編み直していくのでしょう。
ここまでは、「カンパク」アプローチのやり方や効果効能を書いてきました。
最後にもう一つだけ、このアプローチの効果効能があります。
そして、これが最も価値があるとすら思います。
それは、やればやるほど、
先生・先輩に可愛がってもらえること
です。
これに気づいたのも、昨日書いた英語研修でした。
自分では全く意識していなかったのですが、一生懸命やっていると、先生が気にかけてくれるようになったんですよ。
個別で話をしてくれるようになったり、同じ研修メンバーにも、人事にも「あいつは良い!」って言ってくれるようになったり。
そうすると、さらに「頑張ろう」って思うのが人間ですから、さらにやるようになる。
すると、成果も出始めたりして、さらに先生が可愛がってくれる。
というプラスのループが発動されて、結果的に、自分が「おいしい」思いが出来るようになったんですよね。
先生のお父さんを紹介してもらったりなんてこともありました。
徹底的にやっていると、先生が可愛がってくれるようになるんですよね。
でも、よくよく考えたら、「そうなるよね?」って話なんです。
だって、自分のことを「カンパク」してくれるくらい興味・関心を持ってくれる後輩が出てきたら、嬉しいですよね?
可愛がりたくなっちゃいますよね?
実際、私は、慕ってくれる後輩ですら、めちゃ可愛いですもん。「カンパク」とは言わないですけど笑
で、そんなことを自分にしてくれる人って人生でそんなに多く出会えないと思うんですよね。
だから、出会えたらめちゃ嬉しいし、パクってくれればくれるほど可愛さも倍増していくんだと思うのです。
先生に可愛がっていただければ、先生から新しいご縁を頂けるんですよね。
先生は自分が先生と思うくらいの方なんですから、自分の進みたい道を1歩、2歩、3歩、いや10歩先を走っています。
その先生から、新しいご縁を頂けるとしたら、これほど間違いがなくて、嬉しいものなんて存在しませんよね?
ということで、カンパクアプローチは
成果を上げられるだけでなく、ご縁すらもゲットできる無敵のアプローチ
とすら思うのです。徹底的にはやり込むのです。
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【今日のうねり】
カンパクアプローチは、無敵のアプローチだ。
成果が上がるだけではなく、ご縁すらも手に入れることが出来るからだ。
そのためには、先生を徹底的にパクって、可愛がってもらうことが欠かせない。
その上で大切なことは、先生の行動をパクる時に「なぜ、この行動をしているのか?」その行動原理の仮説を自分で持つこと。
それを聞き、確認すること。
そうするうちに、成果が