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令和2年弥生3日 今日もクルクル通信553号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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コロナウイルスの影響で在宅勤務が増えていますよ。私のお客様も既にテレワークにけっこう移行されています。
私は?って言うと、万年在宅勤務、あるいはノマド?です笑
もちろん、お客様のところで打ち合わせをすることはありますが、自分で会社をするようになってからこのスタイルですので、およそ1.5年以上はこのプレースタイルで過ごしています。
改めて、会社勤務と在宅勤務のそれとの一番大きな違いは何か?を考えてみると、
その一つは、通勤時間がないってことですよね。
つまり、その分だけ自分の時間を増やすことが出来るということです。
これがめちゃめちゃでかい。
通常、通勤時間は天引きされているものです。
例えば、片道30分なら1日往復1時間。片道45分なら1日90分。
通勤がなくなるとしたら、1週間で300分、あるいは450分もの時間が自由に使えることになります。
2時間もの映画だって、2本以上見れますし、新書を1冊90分かかるとしても5冊読めることになりますから、超大きいですよね。
今回のウイルスにおかげで、図らずとも、時間をゲットできたとしたのであれば、
いつもの時間の使い方を見直してみる
と良いのかもしれません。
何かの成果をあげるためには、資源を投入するしかないのです。
個人が有する基本的な資源は、時間とお金です。もちろん友人関係などの無形資産もありますが、
まず、個人が自由に使えるものは、時間とお金。
大きくはこの2つだと言っていいでしょう。今回は、この貴重な資源の時間を偶然にも入手したわけです。
使わない手はありませんよね。
ここで、時間とお金の資源の有無の場合を分けて考えてみます。
①お金があって時間もある人は、
基本何でもできます。自分がやりたいと思ったことに時間もお金も突っ込むことができるのですから、速いスピードで成果を上げることができます。ある意味で選びたい放題。
②お金があって時間がない人は、
お金を使って人を雇うことができます。セミナーやコンサルを受けることによって、知識を買うこともできますので、時間がないながらも、それをお金で解決することが出来ます。結果として、成果も上げることができるのでしょう。
③お金がなくて、時間がある人は、
まずは、目先の日銭を稼ぐために、出来ることに時間を全投入。そこで、ベースのお金を確保して、そこから、反転攻勢を仕掛けていくことになります。そこから、如何に、自分がやりたいことへの時間を増やすか?というゲームにチャレンジしていくってことですよね。
④お金もなくて時間もない人というのは、
今やっていることを全て廃棄することから始めなきゃならないでしょう。現状は、何も資源がないのですから。
誰もがこのいずれかのタイプに当てはまるはずなので、どれに当てはまるのか?
考えてみると良いのかもしれません。それによって次のアクションも変わってくると思いますので。
私自身が電通からYCPに転職をした時のことを振り返ってみると、②だったと思います。
ずっと実家にいましたので、決して多くはないですが、多少の貯金はありましたから笑
この時は、「移動時間をお金で買う」という意思決定を発動して、ドアツードアで15分以内に引っ越しをしました。同時に、
「知識をお金で買う」という意思決定も発動して、セミナー&コンサルを受けるようにしました。
家賃は当時のローンの倍以上でしたし、当時からしたらびっくりするほど多額の費用を学びに突っ込みました。
ぶっちゃけ、蓄えに対して不相応な投資をしたと思います。
マンションの契約をサインする時も、セミナー&コンサルを申し込むときも、内心バクバクでした。
でも、これらのスリリングな投資は、めちゃ費用対効果が良かったです。
今まで最大の投資にしてかつ、最高の投資はこの引越しだった
と言っても過言ではありません。
投資で手に入れたこの時間をさらに自らの学習に再投資しました。
これが、本当に大きかったと思います。
今まで往復80分もあった移動時間が30分以下になった訳ですから、毎日50分。月1000分購入できたわけですからね。
この引っ越しは、超利回りの高い投資になったと思っております。
連日書いた<新エクセレントカンパニー>に、こんな記述がありました。
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経営者は予定を詰めすぎずに空いた時間を作り、根本的な問題に注意を向ける必要がある、
単刀直入に言おう。リーダーは誰でも常にスケジュールの多くの部分、例えば50%を空けておくべきだ。(中略)
50%なんてとんでもないと思われるかもしれない。大きな挑戦だと私も思う。しかし、この見解はじっくり検討するだけの価値がある。
あなたの隙間時間が5%から10%ぐらいであるなら、あなたには大きな課題とチャンスがあるということだ。
いきなり50%は無理だろうから、20%を確保することから始めたらどうだろうか。
これだけは頭の片隅に残しておいてほしい。
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ドラッカーも時間の重要性は説いています。
ディズニーランドも休園していますし、映画ドラえもんの上映も延期されました。
通勤時間と日々誰かとのランチ時間の浮いた分を足し合わせて、
まずは、今後どうしていきたいのか?
その上で、何に時間を突っ込んでいくのか?
それを見直してみることは大きな価値があるはず。
そして、実際に行動をしていく。
そこで人生の大きな部分が決まっていくのではないか。
個人においても、時間とお金の配分という戦略をきちんと練ることが大切なのです。
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【今日のうねり】
個人の生き方は時間とお金の配分と言う戦略をどう立てるのか?で決まっていく。
特に、時間をどのようにねん出するのか?が大切だ。
いかに時間を生んで、そこにさらに投資をするから加速度的に成果が上がってくるのだ。
常に、その意識を忘れずに行くのだ。