beautifulに仕事をする。そのイロハは宴会の幹事で覚えました。

「中田、一番大切なのは、最初だ。初動だ。それで評価が下る。だからこそ、最初こそ「quick and dirty」ではなく、「quick and beautiful」だ。最初にここを徹底し、信頼を勝ち得れば、仕事が後々しやすくなる」
YCPのプロジェクト初日に上司から最初に言われた言葉です。
今でもはっきり覚えていて、私の行動指針として明確に埋身体に刻み込まれています。

今「カスタマーサクセス」という本を読んでいます。
サブスクリプション時代における顧客マネジメントがいかに大切なのか?
顧客「対応」ではなく、顧客「伴走」。
その意義・価値が書かれている名著です。この手のテーマ本を読んだ経験が少ないので、読むのに多少時間がかかっておりますが、めっちゃ学びが多いです。これに、次のようなことが書いてあって、冒頭の上司の言葉を思い出しました。
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1日を大切に思えなければ、2日あっても大切に出来ず、それ以上の日数に対しても同じ傾向を引きずってしまう。
売り切り時代のサービスモデルであれば、それでもよかったかもしれないが、サブスクリプションモデルの今ではこのことが決定的に重要になる。なぜなら、更新時期は常に差し迫っているから。より早くの可能性が出てきたことで、緊急性は飛躍的に高まっている。
だからこそ、
時間が今まで以上に大切。いかに早く、とことん丁寧に提供するのか?
time to value が重要になっている
===
と。
で、quick and beautifulを行動に移すことができたのは、電通時代に諸先輩方から口酸っぱく言う言われてきた「クライアントファースト」が身体知として身についていたからだと思います。
beautiful のためには、「自分のできることを徹底的にやること」が必須ですが、やっぱりこれも電通で仕込まれました。

思い返してみれば、新入社員時代はロクに仕事もできずというか、やれる仕事がなかったので、やれることと言えば「宴会の幹事」でした。
当時は、「業務より行事!」とおっしゃる方もいました。
行事が業務より重要か?っていうのはさておき、
宴会の幹事で仕事のイロハを覚えたということは間違いありません。
宴会をきちんと仕切ることができたら、やっぱり自ずと仕事ができるようになります。
「ルックアップ」=段取り力、「気働き」=お客様への配慮が身に付きますから。
中には、
「社内を満足させられない奴に、お客様は満足させることなんてできない!」
と言う先輩もいました。これも本当に真理だと思います。だから、業務の原点は宴会の幹事です。

幸か不幸か、というか今では「幸」としか思えませんが、僕は入社6年目まで後輩がいませんでした。なので、ずっと宴会の幹事をやり続けました。
5人、10人、20人、100人規模。あるいは、先輩の200人規模の結婚式の二次会幹事までやらせてもらいました。間違いなくここで足腰が鍛えられました。

「徹底してやること」をどこで覚えるか?
それが宴会幹事であろうが、Excelワークであろうが、プロジェクトの下調べでも、どんなことでも良いんです。ただ、
徹底してやるレベルを下げないことだけが大切
だと思います。
そのレベルが、beautifulに繋がるから。
その水準が高ければ、それを続けていれば、後からquickもついてくるはず。やればやるほどスピードは増してくるはずなので。
ですけれど、beautifulのレベルを知らずに、quickにやったってお客様の満足が下がっていくので、結果良いことはないと思うのです。
こう考えてみると、
やっぱり、「新卒で電通には入れて最高でした。」
今の土台はやっぱりここで作られましたので。

昨日は「慶応ラクロス卒@電通」の会がありました。そこに一回り以上離れている、後輩もいて、たくさん刺激をもらいました。
そんな会の翌日だったということもあり、こんなことを思い出したのかもしれません。

quick and beautiful を目指して日々精進あるのみです。

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