だから、貴方から買わないのです。

==========
令和2年弥生27日  今日もクルクル通信577号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
==========

売る側から売られる側に。

提案する側から提案をされる側に。

立場が変わるということは、非常に学びが多いものです。

普段売ることが多いとすれば、時に売られてみると気づきが沢山あります。それは家電量販店のようなBtoCの場でもそうですし、ビジネス上のBtoBもそうです。

今までの人生、もっぱらBtoBのお仕事をさせて頂いてきました。その中でも、提案をすることはあっても提案される側に立つことはほとんどありませんでした。

ですが、先日とある案件で、珍しく提案をされる側になりました。

同じ提案をする、営業をする者として、憤りを通り越して悲しい気持ちになってしまいました。

その理由は、その提案が、芯を食っていたかどうか?というよりも、「こちらのことを心の底から考えてのもの」には全く見えなかったからです。

自分の売りたいものの中で、一番良さそうなものを持ってきた。

即ち、お客様のことよりも自分たちの売りたいものを持ってきた。そっちを優先しているよね。

と感じざるを得なかったのです。

別の言葉で言えば、「主人公が、自分たち」だったんですよね。

本来営業とは、「お客様が主人公」であるもの。ですので、常に頭の中で回しておかなければならない言語は、

「どうすればお客様に喜んでいただけるか?」

「どうすればお客様のお役に立てるか?」

です。0から10まで徹頭徹尾、そのことを考え続けている状態が理想です。

クライアントファーストだし、クライアントインタレストファースト。

であるものだと思います。

新卒に最も人気のない職種は、営業なんて記事を読んだことがありますが、私は営業が好きです。

お客様からの「ありがとう」が大好物ですから。

お客様に本当にお役に立った時に言って頂ける、「ありがとう」には無上の喜びがあります。

そんな私の感覚だと、先日受けた提案は本当になかったんですよね。感覚とかけ離れすぎていて悲しい気持ちになったのです。

でも、そんな気持ちになる反面、こういった事象に合ったときは、

「ありがとうございます!」と唱えるようにしています。そして、実際に「有難うございます!」なのです。

こういった方々がいらっしゃるから、「まだ自分にもチャンスがある」のですから。「ありがとうございます!なのです。

ましてや、今回ご提案を下さった方々は、その業界で言えば大手中の大手。誰もが知っている会社様ですから、なおさら、「ありがとうございます!」を唱えようと思ったのです。

 

打ち合わせの最中に、ご提案を下さったものに対して意見を求められましたので、

「〇〇の理由で、ちょっと違うかなと思います」

と申し上げると、

「いや、これはそういう意味ではなく、こういった意味です」

というお返事がありました。

「えっ、マジで仰っているんですか?いやいや、頼むよ。こちらのメッセージをちゃんと汲み取ってよ」

はっきり、「NO!」って言ったら申し訳ないから、遠回しの表現を使っているんですが…

これって、そんなハイコンテクストじゃないですよ。

「ああ言えばこう言う」的な上っ面の切り返しはやめて。「浅い、浅すぎます」って。もう一段潜ってくださいよ。

って心の中で叫びました。

以前も書きましたが、元任天堂の社長の岩田さんが仰っていた、

「「量が多い」って言ってるお客様は、「美味しくない」って言っているんだよ」

って話と同じだよなーなんて思ってもいました。

でも、それが先方には全然伝わっていない。

自分の商売のことしか考えていない人には届かないんですよね。

「今、目の前の売り上げさえ立てばよい」って人にはわからないんです。

でも、それってお客様に伝わってしまうんですよね。

同じように、お客様のことを真剣に考えて、ベストなことを提案すれば、それもお客様には伝わるんですよね。必ず。

 

主人公はお客様。

どうしたら喜んでいただけるのか?

これさえ考え続けていれば、短期で数字を稼ぐことなんて、大して重要ではないとすら思っています。

そういった心的言語を回し続けていれば、仮にそこで稼げなかったとしても、必ず巡り巡って何かの形で返ってくる。

だって、数字の代わりに信用残高を積んでいるんですから。返ってくるに決まっているのです。

数字を積むよりも信用残高を積むこと。

クライアントインタレスファーストで、考え行動し続けること。

長期逓増の営業の心得はこれに尽きるのです。
*****
【今日のうねり】
長期逓増の営業の心得は、クライアントインタレストファーストだ。
どうしたらお客様に喜んでいただけるのか?
これだけを考えて続けていれば良いのだ。
仮に、それが目の前の売り上げ数字に繋がらなかったとしても全然かまわないのだ。
お客様が一番喜んでくださる行動だけをし続けていたら、必ず何かが返ってくる。
だって、数字の代わりに信用残高を積み上げているのだから。当たり前なのです。
主人公はお客様なのです。