リモート化で露呈してしまった、<「問い」を立てる力>の重要性

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令和2年卯月12日  今日もクルクル通信593号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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打ち合わせもセミナーも、zoomやGoogle meetを使ったオンラインでの実施が常態化しました。

通信環境さえ良ければ、基本的には不自由なくそこで成し得たいことは達成できようになっていると感じております。恐るべきテクノロジーの進化ですよね。

で、そんなオンラインの打ち合わせをして感じていることは、

「問い」を立てる力の重要性です。

もちろん、これは今までのオフラインの打ち合わせでも、最重要事項でしたが、それがオンラインになった途端に、一気に露呈されているように思います。

その大きな理由の一つが、

オンラインには余白が少ないこと

だと思うんですよね。人がリアルに介した時に生じる、空気感がそこにないので、なんとなくの雑談や「まったり感」がほとんどない。例えば、定刻になったら、

「やりますか」みたいな感じで、「いきなり本題に突入。終了したら即解散!」そんなことが多いように感じます。

リアルの場だと、1時間の枠を取っていたとして、40分で終わったとすると、「もうちょっと時間があるんで…」みたいな感じで、意味もなくその枠を使い切ろうとすることってありますけど、オンラインには基本ないです。ぶっちゃけ、効率的で、めちゃ良いんですが。

一方で、その余白がない分、

打ち合わせのアジェンダも、

打ち合わせで達成したいことも、

事前にシャープに設定できていないと、「打ち合わせが打ち合わせにならなくなってしまう」んですよね。

リアルの場だと、仮にそれが曖昧だったとしても、何となくフォローできるんですけど、オンラインだと難しいんですよね。

あるいは、「論点がズレたこと」を言った人がいたとしても、上手く受け流したり、なかったことにするようなフォローを入れたり、出来るんですけど、余白がない分、それがしづらい。「助け船」が出しにくいんですよね。その船が出ないから、

「えっ!?何を言っているんだろ」みたいな瞬間が生まれることすらあるように思います。言い方を変えると、

アホなことを言ったらアホだってわかっちゃう状況になってしまった

んだと思うのです。

ですので、特にプロジェクトのリーダーは、これらをきちんとセットアップする力が今まで以上に求められている。それが出来ないと、打ち合わせが意味をなさない。その結果、プロジェクトが前に進まない。そんな状況が起こっていると思うのです。

 

これらのセットアップ力って、「問い」を立てる力なんですよね。

なぜなら、打ち合わせのアジェンダをセットするには、

そもそも、何のために打ち合わせをするのか?

という「問い」をきちんと立てることが出来なければならないですし、その上で、

その打ち合わせで勝ち得たいことは何か?

を考えられなければならない。場合によっては、事前に参加者に準備を依頼することもあるでしょう。

その依頼の仕方だって、どのように依頼すれば、自分の意図が伝わるのか?進みたい方向に寄与する準備をしてきてもらえるのか?

って問わなければならないですよね。

打ち合わせの最中も、みんなで合意したことは何か?その合意内容は、正しい方向なのか?

それがプロジェクトのゴールに向かって一直線になっているのか?

等を確認しなければならないですよね。全部「問い」を立てる力なのです。

 

オールオンラインだから、ノンバーバルな部分が少ないので、曖昧な部分をなるべく除去できなきゃダメなんですよね。

この問いの部分が曖昧だと、打ち合わせはしょぼい打ち合わせになってしまいます。

あるいは、打ち合わせの目的やゴールをちゃんと理解していない人は、質問によって、それが露呈してしまいます。

繰り返しになりますが、オフラインだと、そのカバーも自身によるリカバリーもやれたと思うのですが、オンラインだとめちゃ難しいんですよね。

ホント、見当違いなことを言っている人がいると、「あっ、この人、分かっていないんだ」ってなってしまいますからね。

これからのオンライン全盛の時代では、「問い」を立てる力が欠かせない。それは「構造化する力」と言い換えることも出来ます。

それなくして、これから時代をサバイブできないのです。
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【今日のうねり】
これからのオンライン全盛の時代では、「問い」を立てる力が欠かせない。それは「構造化する力」と言い換えることも出来る。
それがないと、オンラインでの打ち合わせをリードしていくこと、すなわち、プロジェクトのリードが出来なくなるのだ。
それは、オンラインだと、オフラインにあった、空気感が失われ、フォローもしづらい。見当違いなことをしていると、分かっていないことが簡単に露見もしてしまうのだ。
問いを立てる力を磨いて、これからの時代をリードしていくのです。