スマホを手放し、深まる思考

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令和2年卯月16日  今日もクルクル通信597号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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今朝も散歩。いつもの千鳥ヶ淵を歩いていたんですが、その時にチャットをしていた友人からこんなメッセージをもらいました。

「コロナ危機に直面している人類全体が優先順位を考え直すタイミングだね。命なのか?経済なのか?自分の欲望か?弱い人へ寄り添うことか?もちろん、個人も」

これを読んで、なんだか分からないんですけど、手に持っていたスマホの電源を切って、背負っていたカバンの中にしまいました。

おそらく、

「まさにそうだよね。これ(スマホ)が手元にあったら、改めて考え直せないんじゃないか?」

とでも思ったんだと思います。

最初の5~10分は、スマホがいつもの左ポケットにはいっていないことで落ち着かなかったんです、

ぶっちゃっけ、理由もなくチェックしたい気持ちに駆られていました。

でも、20分もすると、そんなことも気にならなくなりました。

まあ、そもそも時計も持っていなかったので、経過した時間が5分なのか、10分なのか、はたまた30分なのか?もわかりませんでしたが。

すると、いつもの散歩コースなんですが、いつもと違って見えてきました。

例えば、

「同じ緑でも、こんなに緑色の種類ってあったっけ?」とか、

「こんなに小鳥って鳴いていたっけ?鳴き声色々あるな」とか、

「いろんな花が結構咲いているな。桜しか目に入ってこなかったけど…」

とか。普段気にも留めていなかったことが、目に入るようになったんですよね。

それもあってか、気づきが増える。確かに散歩は「思考の時間」という位置づけではありましたが、

いつもよりも、明らかに「深い」んですよね。自分の内側に向かっている意識「量」が圧倒的に高い気がしたんです。

別に何か具体的なアウトプットは出てきている訳じゃないんですけれども…なんだかとてもいい感じだったんです。

あんまり状態が良いんで。と言いますか、スマホを持っていなかったことも忘れて、そのまま昼食を食べました。

気分も良いし、腹も減っていたんで、いつもはほとんど摂取しない、白米をチンしてしまいました。

ついでの、魚も焼いて。白米に魚。と来たら、納豆、卵、漬物、海苔、梅干しもでしょ!ってことで用意しました。

ということで、最高な昼食を食べたんですけど、これがまた尋常じゃなく美味かったんです!

魚の塩加減や、海苔の「ぱりっ」って音。納豆が舌に乗る感触とか、納豆が口に入ったときの「ズルズル」って音とか笑

とにかくよく感じるんです。今朝も同じ納豆を食べたはずなんですけど、「こんなに粒が小さかったっけ?」とか。

明らかに感覚が鋭敏になってるような気がしたんですよね。

こんなに、食べることに敏感になったのって、3年前に受講した、ラクロス部先輩の荻野さんのマインドフルネスセミナー以来かもって。

なぜ、こんなに感覚が鋭くなったのか?

おそらく、スマホを手放したことによって、普段は気づかないうちに、スマホに奪われてまくっていた、認知がその他の行動に向かったからなんだと思います。

ちなみに、1日に平均的にスマホをチェックする回数は、170回だそうです。

1時間に7回チェック。10分に1回ちょっとですね。

個人的には、もっと見てしまっているような気がします。そりゃ、その頻度でスマホをチェックしていたら、認知は分散されてしまうし、集中すべきことに集中できなくても無理もないですよね。

なんだか、怖いっすね。こうやって可視化してしまうと…

今日の感覚だと少なくとも20分以上は手放しとかなきゃ、意識をフォーカスさせることは難しそうな印象です。

で、書きたかったことは、何も、「スマホを手放そう!」という話ではなく、

スマホっていう、いつも左ポケットに入っていたものを手放した瞬間に、意識が広がった。

当たり前や前提を手放してみると、世界が広がる。

って話です。

「たかだかスマホを半日手放したくらいで何言ってんだ」って話かもしれません。でも、たったそれだけのことで、いつもの散歩でこれほどの変化が得られるということは、

今まで自分が当たり前だったことを取っ払うと、途端に世界が広がる可能性がある

ってことなんですよね。

今だって、まさにそうじゃないですか。

会社に行って仕事をするのが当たり前だったけれども、リモートになって、「会社に行かなくても仕事って出来るんじゃね?」って人も増えているし、

打ち合わせは対面でやるもんだよねって言ってたものの、オンラインでも出来るようになってきているし、

ラジオ番組だって、TVCMだってオンラインで作れるようになっています。

図らずとも、今までの当たり前だったことが崩壊しつつあります。その分可能性が広がってきていますよね。

 

で、幸いなことに、会食も、移動時間もなくなっているので時間がある。

時間があって、前提も手放すこと出来るんだったら、マジでチャンスですよね。可能性を拡げるチャンス。

このタイミングで、一気に自分の内側に意識を向けてみる。そうすることで、新しい発見が沢山あるのではないか。

少なくとも、私は今朝、それを感じました。

ドラッカーは「廃棄から始めよ」と言っていますが、

まさに新しいことを始めるには当たり前の認識から手放してみる。

変化の時だから、敢えて今までの当たり前を疑う、前提を手放す。

それが新しい進化への大きな1歩に繋がるかもしれません。

今後は散歩中は、スマホを手放してみるので、お返事や遅くなることがあったら、「散歩中」ってことでご容赦頂ければ幸いです。
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【今日のうねり】
当たり前や前提を手放すと世界が広がる。可能性が拡がる。
今まさに、パラダイムが変わる瞬間だ。当たり前が崩壊しつつある。
そんな時だからこそ、自分自身の当たり前も疑ってみる。手放してみる。それが新たな進化の大きな一歩に繋がることもあるのだ。
まずは、散歩のときはスマホを手放すのだ。