「誰もが何かのオタ」という「個の時代」へ

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令和2年卯月21日  今日もクルクル通信602号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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今朝もスマホを手放して散歩をしました。すると、いつもの散歩道に蜘蛛の巣を4つも発見しました。

改めて思いますが、スマホを手に持っていると、視線が下がり気味、視野狭窄になるのが良くないですよね笑

手のひら大のものから親指大のものまで、草木の間にサイズの異なる、蜘蛛の巣を4つ。

久しぶりにまじまじと見たんですが、これってやっぱりすごいですよね。そこそこの風が吹いたとしてもびくともしない。

そんな蜘蛛の巣を見ていて、「蜘蛛」を題材にした物語って多く存在するなってふと思いました。

例えば、芥川龍之介の<蜘蛛の糸>。カンダタが主人公で、「私利私欲に走ってはならない」という示唆に富んだ作品ですよね。

ヒーローもので言えば、マーベルの<スパイダーマン>。漫画にアニメ。映画も何度も公開されていますよね。個人的には、トビー・マグワイヤーシリーズの方が好きです。

あるいは、ヒーローものの敵役として、蜘蛛の力を使った悪者が出てくるものが良くあります。直近で言えば、<鬼滅の刃>の累がそれに当たりますよね。

<ハンターハンター>の幻影旅団のマチも念糸を使いますね。

<ホームアローン>もタランチュラが重要な役割を果たしています。

ちょっと思い出しただけでもこれだけありますし、実際は数えきれないほどあるんでしょう。

あんな小さな蜘蛛という生き物。それから吐き出される糸に多種多様な想像力を掻き立てられるのですから、人間の想像力は本当に無限の可能性がありますよね。

どんなに眺めていても、私にはこんな物語は生み出させそうにありません笑

 

こういった想像力は、自分の心の中にあるもの。興味関心に基づく独自の視点が具現化したものと言えます。

実際、物語だけでなく、人工的に蜘蛛の糸素材を生み出している、<スパイバー>という会社もありますよね。

蜘蛛の糸は、物語を飛び出してリアルに実用化される時代になっています。

こんな感じで、蜘蛛の糸一つ取ったって、物語からビジネスまで、個人の思いが様々な形で世に生み出されていっています。

この「個人の思いが様々な形で世に出ていく」という流れは、今後ますます加速していくように思います。

インターネット、中でもSNSの発達によって、誰もが自由に自分のメッセージを発信できる時代になりましたから。いや、もう10年以上前からそうなっていたんですが、今回のコロナショックによって、それがより明らかになり、加速していきますからね。

それによって、その様々な価値観を受け入れられるようにもなっています。というか、そもそも多様性な価値観はずっと前からあって、それがインターネットによって繋がりやすくなっただけなのでしょう。

例えば、今年の本屋大賞は、凪良(なぎら)ゆうさんの<流浪の月>という作品ですが、この凪良さんは元々BL作家だそうです。(BL=ボーイズラブ)

少なくとも15年前は「ボーイズラブですか?キモ!マジかよ!」って話だったと思いますが…今ではこの世界に相当なファンがいるとか。でなければ、本屋大賞は取れないですからね。

ガールズラブのマーケットも熱いみたいで、完全にどちらもマーケットとして確立されているようです。

ちなみに、ボーイズラブを「薔薇」と言い、ガールズラブを「百合」と言うらしいです笑

アニオタなんて普通ですし、もはや、オタクという言葉が意味をなさない。

「誰もが何かのオタ」という「個の時代」になっていく

んだと思います。

であるならば、今一度、誰もが自分の内面を見つめる。

好きなことは何か?熱く語れることは何か?自分の強みは何か?

を理解することがめちゃ大切になっていきます。

その強みや価値観を社会に発信する。そこに熱い思いがあれば、人が巻き込まれて、小さなプラットフォームが生まれる、それが個人の力になり、新しいビジネスの原動力になるのではないか?

そんな時代の変わり目の今は、まさに自分の内側を見つめ直す良い機会なのです。
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【今日のうねり】
人間の想像力は無限だ。蜘蛛の糸からどれだけの物語が生み出されたのか?ビジネスが生まれたのか。
その想像力を試すチャンスも、今は無限にある。
誰もがインターネットを使って自由に発信をし、プラットフォームを作ることが出来る時代なのだから。
オタが生きやすい時代。オタでないと勝ち抜けない時代になっているのかもしれない。
オタ=自分の好きなことを大切にすることであるから、まずはそれを見つめ直すことが今、求められているのだ。