プロフェッショナルは手の内を全公開する

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令和2年皐月21日  今日もクルクル通信632号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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このインターネット全盛の時代においては、プロフェッショナルでなければ勝ち抜くことができない。

なぜなら、大抵のものは無料で手に入る時代になってしまったから。

そのため、お客様から代価を頂戴するバーは高まっているし、中でも、「あなたでなければならない理由」がないと、勝ち抜くことは難しい

昨日、そんなことを書きました。

プロフェッショナルと言う言葉の定義は、人それぞれあるとは思います。

それを、「一流」と呼ぶ人も、「本物」と呼ぶ人もあるいは、「圧巻の存在」、「異次元の存在」と呼ぶ人もいるでしょう。

その呼び方は人それぞれで良いと思いますが、

魂を揺すぶることが出来るのか?

これは、「プロフェッショナル」と呼ばれる人の誰もが、出来ていることだと思います。

 

幸いなことに、今までの人生を通して、「この人は本当にプロフェショナルだな」としか思えない人にたくさん出会ってきました。

(ここまで書いている段階で既に、NHKの「プロフェショナル」のギター音のイントロが頭を駆け巡っています笑)

例えば、

大学受験の恩師である加藤先生、考える力を教えてくれた、高松さん。現在、一方的に師と仰いでいる、鮒谷さん。

彼らと出会わなければ、今の私はないですし、いずれの方々も、「プロフェッショナル」そのものです。

何度も何度もガツンと頭を殴られ(もちろん比喩的に)、その度に魂を揺さぶられてきました。

こういった方々だけでなく、「食べるために働いてる」私は、料理人の方々にも魂を揺さぶられてきました。

20年以上通い続けてる、スタミナ苑の「まこさん」もそうですし、「世界一のピザ」の生田さん。浅草龍園の栖原さん(生田さんのご紹介)。その他幾人もの「プロフェッショナル」のお料理に触れ、感動し、舌鼓を打ってきました。

皆さん、凄すぎるのです。

 

先日そのスタミナ苑のまこさんから

「てんぷら<近藤>さん、行くか?カウンターを貸し切った。こんな機会でもないといけないぞ」

といお電話を頂戴しました。

「はい!喜んで!ご一緒させてください!」

内心、「こんなチャンスは二度とない。万が一コロナにかかることがあったとしても悔いなし!」と謎の言い訳?をして、二つ返事をさせていただきました笑

てんぷら<近藤>さんといえば、ミシュランの常連。最近は情熱大陸にも出演され、日本の天ぷら界の巨匠の一人。

そんな巨匠が目の前で揚げて下さる、天ぷらを食べるチャンスなんてマジでないです。

「どれだけ美味しかったのか?」ということはここには書きませんが、それはそれは美味しかったです。

魂が揺すぶられました。

 

近藤さんもまた、「プロフェッショナル」でした。言うまでもないのですが…

恐るべき話を聞きました。

近藤さんは、自分の天ぷらのレシピは全公開している

そうです。

問われれば、包み隠さずお話もするようです。

凄くないですか?

全公開って。

その理由は、てんぷらのおいしさを世に広めたいから

カッコよすぎですよね。

例えば、うなぎ屋さんやラーメン屋さんで、秘伝のタレとか、企業秘密があるところもありますよね。

それはそれで企業戦略として、大事なことだと思いますが、そういったことを一切しない。

技術を「秘伝」にするつもりもない。

なんならジャンルの普及のために、youtubeでも配信しているそうです。

海外からもアクセスがあるらしくて、PVが40万以上あるんですよね。

本当に凄いですよね。やりたくても普通は出来ないことだと思います。

怖いじゃないですか。自分の手の内を全公開するのですから。

でも、それをやってしまう。その心意気がカッコよすぎますよね。

一方で、これは「自信の裏返し」でもあるのでは?と感じました。

だって、これって、

真似できるものなら真似してください

というメッセージとも取ることが出来ますからね。

それだけ圧倒的な自信があるってことなんですよね。

例え、知識として、揚げ方なのか?卵の研ぎ方なのか?衣の付け方なのか?火の通し方なのか?油を変えるタイミングなのか?

それを知っていたとしても、近藤さんと同じ味が出せるものではないということなのですから。

そこには近藤さんにしかない、知識の統合、あるいは技術があるのだと思うのです。

プロフェショナルを間近で体感することが出来て、本当に幸せでした。

 

この近藤さんの「技術を全公開する」という話を聞いて、以前、セミナーで鮒谷さんがしていた話を思い出しました。

「有料メルマガと無料メルマガの差分ってどのように考えればよいのか?」という質問に対して答えだったのですが、それは、

「有料・無料で分けない。無料で出し惜しみすることなく、全部を出し続ける方が良い。

もちろん、「ここまでが無料で。ここから先が有料」という考え方もありますが、もし、無料でとんでもないクオリティを提供していたとしたら、

「無料でこのクオリティ?有料のサービスはどんだけすごいの?」ってユーザーに思ってもらうことが出来ませんか?

それが出来た方が良くないですか。無料・優良を分けるのも難しいし」

というものでした。(実際、鮒谷さんは無料メルマガしか配信されておりません)

ある意味、この話と一緒ではないか?って思ったのです。

私もこの話を聞いてから、この思想を踏襲させて頂いております。

まあ、このブログをメルマガに。ましてや有料にするなんてことを考えたこともないんですけれども笑

 

「一流に触れること。自分自身が一流になること」が人生の大きな目標の一つ。

ということを以前書きました。

今回、てんぷら近藤さんを体験させて頂き、改めてその思いを強くするとともに、プロフェショナルと出会う度に、視座とエネルギーが高まることを再確認しました。

遥かなる高みを目指して、日々積み上げていくのです。
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【今日のうねり】
心を揺すぶることが出来るのか?
プロフェショナルは誰もがこれが出来る。
その技術は日々の鍛錬からしか生まれない。
中には、自分の手の内を全公開するプロフェショナルも存在する。例えば、てんぷらの近藤さん。
それは本当に凄いことだ。パクられるリスクがあるのだから。
でも、そんなことがお構いなしなのは、圧倒的な自信があるからだ。
真似が出来るならやってください
って思っているからだ。
プロフェショナルという高みを目指して日々積み上げていくのだ。