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令和2年水無月2日 今日もクルクル通信644号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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今日は新プロジェクトのキックオフで、2ヶ月ぶりに対面での打ち合わせを実施しました。
お客様とその協力会社とのキックオフ会議で、私はオブザーバーという役割でした。
ですので、フラットに会議の発言や進行を見聞きさせて頂いていましたが、
「質問する力&それに応える力」って死ぬほど重要ですね。
って、改めて思いました。
特に参加者が多ければ多いほど。お初の方がいる打ち合わせではなおさらです。
こういった打ち合わせでは、一人一人の発言のチャンスもその時間もそんなに多くはないと思いますので、その一回のパフォーマンスでおよその能力って図られてしまうんですよね。
もちろん、「質問に応える力」は個別のトレーニングをしているのかどうか?で決まると思いますし、すれば必ず伸びると思います。
でも、今回のようなキックオフ。あるいは顔合わせのような場面では、その力がなくても、十分に対応することが出来ます。なぜなら、今回一番大切なことは、
事前の準備だからです。
90%ぐらいはこれで決まるのではないでしょうか?
多くの場合、会議に必要そうなことって事前に分かっているじゃないですか。例えば、
会議の目的も、
参加するメンバーのことも、
そこで先方が我々に確認したいこと。聞きたそうなことも、
こちらが先方に確認したいことも。
会議が終わったときの理想の状態も。
これらは、ほとんど想定して、事前に準備が出来るんですよね。
中でも私がめちゃ大事にしていることは、
参加者の事前情報集めです。
フルネームが分かっていたら、(分かっていなかったら可能限りゲットします)
ググってググって、周辺情報徹底的に洗い出しています。
Facebookでも必ず検索しています。
そこでもし共通の知人が出てきたならば、その人に事前にいろいろと聞くこともあります。
状況的に聞かなくても良い場合(あるいは聞かない方がベターな場合)でも、誰と友達だったのか?は忘れないようにメモしています。
「気持ち悪くない?」
って思う人がいるかもしれませんが、私は全然そんなことは思っていません。
むしろ真逆で、「愛の現れ」とすら思っています。
だって、それだけ相手に関心を示しているってことですから。
時間も労力もかけてそこまでやってくれているんですよ!?嬉しいじゃないですか!
少なくとも私自身は、そんなリサーチをしてくれていたら、ましてやブログまで読んでくれているとしたらめちゃ嬉しいです笑
そういった情報を持っているのかどうか?で初対面でも安心感が全然違います。
あの人と知り合いの人だとか、こういった人だって事前に分かっていたら当日の会話の組み立てに変化が付けられますよね。
実際は「初めまして!」なのに、心情的には「初めまして」ではないくらいなことすらあるかもしれません。
もちろん、展開的にそんな会話をすることにならないかもしれませんが、いつか必ず使えるので決して無駄にはならないですから、そういった情報もできる限り収集した方が良いのです。
このように、
仮に、初めての打ち合わせだったとしても、その成果はほぼ事前の準備で決まると思うのです。
時に、お初の打ち合わせは、「果し合い」的な緊張感を伴うこともあります。
でも、そこで勝てるかどうか?は、「出たとこ勝負」ではなく、事前の準備でケリがついている
んですよね。(
打ち合わせは「勝ち負け」ではないのであくまで比喩です)
孫子も、
戦わずして勝つことを最上策
と言っていますが、まさにそれと同じですよね。
高度な情報化社会では、情報の取り方によっては当時の謀略(スパイ)に当たる部分も多々あるかもしれません。
孫子は、このスパイをけっこう重要視していたそうですし。
コミュニケーションにおいても、戦わずして勝つことが最上策
事前の準備に徹底的に汗をかけば、よりよい成果が得られるのです。
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【今日のうねり】
コミュニケーションにおいて、事前の準備はとても重要だ。それがそのコミュニケーションの成果に直結する。
特に、お初の打ち合わせにおいては、それで90%以上の結果が決まると言っても過言ではないだろう。
ありとあらゆる情報収集を事前にやり切れば、「初めまして」でもこちらの安心感が全然変わるのだ。
戦だけではなく、コミュニケーションにおいても、戦わずして勝つが最善策。
常に事前準備に汗をかいて、良い成果を得るのだ。