「beautiful」な営業は「上野動物園のパンダ」のごとし

落語が好きです。
中でも古今亭志ん生がたまらなく好きです
今日の午後のことです。
祖母の家で息子を遊ばせている時、ふとTVをつけると、NHKアーカイブで古今亭志ん生の特集番組「NHK特集 びんぼう一代 ~五代目 古今亭志ん生~」が放送されていました。
付けた途端、「マジかよー、これは最初から見たかった!」
と、途中から見たことを大変悔やみました。
この番組は、1981年に放送されたもので、プレゼンテーターは今は亡き立川談志でした。
彼の高座を生で見たことがあるのはちょっとした自慢です。

初めて実際に高座をやっている志ん生の映像を見ることができました。
CDでは何度も聞いたことがありましたが、あの声、あの落語が映像で見えれるってのはなんとも不思議な気分でした。
寄席にもよく行きますが、ちょっと別物ですね。すごいです。うまく表現が出来ないのですが。。
その昔、古今亭志ん生も前座時代に来ていたという湯島の名店、シンスケに行った時に、大将から、
「落語好きなの?寄席行ったって、しょうがないよ。志ん生のテープを聞いときゃ、一番いいんだからさ!」なんて言われたこともありました。
映像を見て、それを言っている意味がほんのちょっとだけわかったような気がします。
たしかに、あれをライブで見ていた人からすれば、今は寄席は少し物足りないのかもしれません。

さて、古今亭志ん生という噺家は、実際とんでもない人だったそうです。
大変なお酒好きでも有名な彼ですが、こんな逸話があります。
酔っ払って高座に上がって、お辞儀だけして、そのまま高座で寝てしまった。
でも、起こそうとして、舞台袖から前座が出てきたら、
「寝かせといてやれ!」
とお客さんが言って、
寝ている志ん生師匠を、クスクス笑いながら見ていたという‥‥

凄くないですか!?
普通だったら、お客さんから
「何寝てんだよ!金返せ!」
とか
「いい加減にしろよ、起きろ!」
罵声を浴びせられますよね。
でも、「寝かせといてやれ!」です。
これはつまり、
お客様が見に来ているのは志ん生の「落語」ではなく、志ん生「ご本人そのもの」だっていうことですよね。
これってよくよく考えたら、
究極の営業以外何者でもないんじゃないか、そんなことを思ったんです。
究極系ですよね!?こうなったらどんな商品だって売れちゃいますよ。

この番組の解説として、ビートたけしが出ていたのですが、
彼のコメントが秀逸で鳥肌が立ちました。
「古今亭志ん生師匠ってのは上野動物園のパンダみたいなもんですね。パンダを見に来ているお客さんってのは、パンダが寝ていようが、葉っぱを食べていようが何だっていい。その姿を見ていたいだけ。仰向けになっただけで、興奮して喜んじゃうんですから。それと同じですよ」

「beautiful」な営業は「上野動物園のパンダ」のごとし。
「商品はもちろんなんだけどさ、中田さんに会いたいわけよ。」
そんなことをお客様から言って頂ける、「アロマ香る」人を目指します。

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