個人の「習慣⇒言語化」が組織を強くする。

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令和2年水無月10日  今日もクルクル通信651号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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習慣というシステムが大好物です。

このブログでもた何度も書いているので、もうご存じの方も多いと思いますが笑

いつも、「取り入れた方が良いものはないか?」を探し続けています。

なぜか?というと、習慣は、

何も考えずにそれをやるだけで成果が上がるからです。

確かにそれを導入する時は、多少のコスト(認知や時間)が発生しますが、ひとたび身についてしまったら、

ただやるだけで成果が出る。やればやるほど良いことが起きる。人生が逓増していく。

良いことだらけなので、大好物なのです笑

考えなくてもよい。にもかかわらず、再現性も高い。

だから最高です。

よく出来た習慣は、システムと言い換えることも出来ます。

システムと言う観点で言えば、例えばeメールとも同じです。

新しくメールを送信したいときは、

作成ボタン(+)を押す。

宛名にメールアドレスを打ち込む。

件名を入れる。

本文を書く。

書き終わったら送信ボタンを押す。以上。

遅くても1分後にはそのメッセージが宛先の方に届きます。

誰が、何度やったとしても、同じようにメールを送ることが出来ます。

だから、eメールは「システム」です。

でも、そのシステムの裏には膨大なコードが記述されています。

例えば、

〇〇が起こったら、××をしなさい。

if 〇〇 then, …

みたいな感じで。全くの素人なので全然わかりませんが。

これがあるからこそ、再現性が高く、誰が何度やっても同じ成果が得られます。

そのコードは、プログラミング言語で記述されています。

一方で、個人の習慣も、導入時には、膨大な?とは言いませんが、何度も何度も、言語で

「こうなったら、あれをやる。あれのためにこれやる」

みたいなことを言い聞かせることによって、身についていくものですから、

システムを駆動するには膨大な言葉が必要と言えます。

 

個人の習慣というシステムは、その人に個別最適化されたものですし、webシステムは、誰でも使えるように一般化されたものです。

その中間にあるもの。これのシステム化ってけっこう難題ですよね。

例えば、組織で仕事をしているときに、その仕事が担当者個人に完全に紐づいてしまっているケース。

その業務が属人化してしまって、共有がされない。

いざ、その人が異動や退社になったときに、「引継ぎをどうするのよ?問題」ってけっこうありますよね?

私も会社員時代に、引き継ぎをする方もされる方もどちらも経験しました。

属人化は、システム化の反対語とも言えます。そのままでは汎用性がゼロなわけですから。

日ごろから、共有が上手く出来ていれば、「いざ」って時もあたふたしなくて済むと思いますので、

共有について考えてみます。

全ての業務が、webサービスシステムで実行できれば理想的かもしれませんが、そんなことは今のところ出来ないと思いますし、

もしそんなことが出来たとしたら、人なんていなくて済んじゃいます。

で、この共有は、私が勤めていた会社でも、お客様の社内でも、上手く出来ないことが多いように思います。

例えば、

「あの部署からの情報が、あの人にだけ入っている。それば、私たちには共有されないのはおかしい。仕組み化って出来ないんですか?」

という話です。

で、そういった話を聞いたときに、逆に、

「では、どうしたら仕組みが作れると思いますか?」

と聞いてみると、ノーアイディア。のパターンが多いんですよね。

なぜ、ノーアイディアなのか?と言えば、

自分自身で、自分の知見を共有していないから。

これが理由の一つなのでは?と感じています。

なぜなら、もし自分で実際に、他部署なり、部署内なりで情報共有を実行しているとしたら、

「私が、〇〇というやり方で情報共有をしているので、例えば、これをみんなでやってみるってのはどうでしょうか?」

そういうアイディアあるはずなのですから。

組織内の情報共有のように、完全個人の習慣でもなく、ウェブサービスのような完全システム化出来るものでもない、その中間の業務をシステム化する一つの方法は、

既にそれを精度高く出来ている人の業務遂行方法を、その人に言語にしてもらうこと。

その言語で記述されたものを、チームに共有し、実行すること。

だと思います。

システムとは、どんな人が使っても、再現性高く、同じ成果を出すことが出来るもの

なのですから、出来ている人のやっていることを、カンパクする仕組みを作るのが良いと考えられるからです。

もちろん、その業務内容によっては、既に完成されたマニュアルというものが外部にあることもあります。

ただ、それはあくまでも参考書程度にしかならない

というのが私の考えです。

なぜなら、そのマニュアルは、最も汎用的なことしか記述されていませんから、その組織にそのまま運用しても成果が出ない。

組織で成果を上げる上で、最も大事なその組織のカルチャーが全く反映されていない

からです。

組織における、システム化の第一歩は、一個人の習慣の言語化。その実践

だと思います。

守破離の「守」の部分はこれでおさえる。更なる進化は、その知識をインストールされた人間が独自にカスタマイズし、破って発展させていけばよいのです。

でも、この「守」すらが曖昧だから、組織として一向積み上げがないのです。

一人一人が自らの仕事を習慣化し、一般化するために言語化する。

その意識を持って取り組むことが出来れば、組織に良い習慣が増えていく。

それが増えれば増えるほど、組織として強くなる。長期逓増していくのです。
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【今日のうねり】
良い習慣が増えれば増えるほど、人生は逓増していく。
習慣は、何も考えることなく再現性高く成果を上げることが出来ることが何よりの利点だ。
それはシステムと言えよう。
で、組織においても、この個人の習慣が大切だと考えられる。
個人が業務において良い習慣を持っていれば、それを言語化し、一般化する。
それを知として共有すれば、組織にも良い習慣がインストールされるのだから、長期逓増するのだ。
個人としても組織としても習慣化の意識づけがあるかないのか?で大きく成果が変わるのです。