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令和2年水無月11日 今日もクルクル通信652号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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友人の子供が生まれたお祝いの品を買いに行きました。
百貨店ではまだ三密リスクがあるような気がして、表参道にある子供服専門店(路面)にしました。
案の定というか、幸いなことに、貸し切り状態で、安心して良い買い物が出来ました。
店員さんがとても丁寧に接客してくれたので、すぐにプレゼントが決まりました。
海外からの輸入ものしか扱っていないのですが、やたらにおしゃれなものが多くてびっくり。
そろそろ、会計をしようか?としているときに、こんな会話を店員さんとしました。
「そのお友達のお子さんにご兄弟はいらっしゃらないんですか?」
「いますよ、確か4歳だったかなー」
「例えば、こんなTシャツどうですか?可愛くないですか?これ?まだセールじゃないけど、セールの値段にしちゃいますよ」
確かにかわいい。
「これ、お父さんとペアルックできるんですよ!15歳用のサイズっていうのがあるんですけど、海外のものなんで、大人でも普通に着れちゃうんですよね。お父さん、体おっきいですか?」
と言いながら、Tシャツのほかに、ポロシャツやロンTも見せてくれました。
そこで、思わず「前のめりに」反応してしまったのは、他でもない、この私でした笑
「それ、僕が欲しくなってしまいました笑 試着しても良いですか」
「あ、もちろんですよ笑」
実際に着用してみると、なんと15歳用では若干大きい笑
14歳用もあるということで、そちらを着てみるとジャストフィット!
即決で2着とも買ってしまいました。
子供服専門店で、自分の服を買うことになるとは…夢にも思いませんでした笑
で、でもです。これはかなり新しい発見がありました。
こんなソリューションがあったのか!と。
私は、呉服屋育ちで、服に囲まれて育ったので、服(ファッション全般)が好きです。
先日も書いた通り、わざわざロンドンの郊外まで革靴を買いに行ったことがあるくらいですからね。
でも、体が小さいので、買い物をする時は、けっこう苦労しています。ちょうど良いサイズのものになかなか巡り合えないんです。
そんな私が、この子供服専門店では、バシッと即決出来てしまったんですよね。
今の私は、コロナ自粛のおかげで、体重が2キロ減の53キロ。体脂肪は2.5%減の6.5%になってしまっているんですが、
よくよく考えてみたら、今の私のサイズって、中学生の時よりもちっちゃいんですよね笑
なので、中学生用って、「むしろ、俺、ど真ん中じゃん」って話だったんですよ。
なぜ、今の今まで気づかなかったのか?笑
これって、言葉のバイアスですよね。
まさに、言葉によって先入観が植え付けられてしまっている
ってことだなって。
服選びって、本来は自分の求めていることを満たしてくれてさえいればなんでも良いはずなのです。
例えば話で私の基準を書いてみると、大きく三つあって
・デザイン(色含)が好きかどうか?
・生地(着心地)、が良いかどうか?
・サイズがあっているか?
です。
なので、これさえ満たしてくれていれば、子供用だろうが大人用だろうが、レディース用だろうが、何でもよいはずなのです。
今回は、これが全て満たされたので、即決をしました。
しかもです!子供服って、安いんですよ。大人服に比べて。
私が購入したアイテムが、仮に、ビームスやエディフィス、百貨店などのセレクトショップで販売されているとしたら、
おそらく、3~5倍の値段がついてもおかしくないクオリティーなんですよね。
品物は良い。値段まで安いんですから、何も言うことがありませんでした。
いや、これはめちゃくちゃ発見でした笑
私の見立てだと、海外物の15歳用は日本のSサイズよりは大きくて、Mサイズ相当です。
でも、思い返してみてください。
例えば欧米に行った時、顔はどう見ても中学生でも明らかにめちゃでかい子供って沢山いましたよね?
私なんて、キッズで全然良かったんですよ。
この「子供サイズで良いんだ」という発想。「大人ではなく子供用で選べばよい」というソリューションにもっと早く気づいていれば、イギリスでの買い物ももっと変わっていたのではないか?
そう思うと、めちゃ残念です笑
ほんと、人間って、既成概念。それを生み出している言葉にとらわれてしまう生き物
って、つくづく思いました。
よく考えたら、子供用(中学生用)サイズの基準って確認したことないですもんね。
160センチとか、数字で確認したほうがよっぽどわかりやすいですよね。
念のため、「日本 14歳 平均身長」でググったら、
165.3センチと出てきました。
海外どころか、日本の中学生サイズでもど真ん中なことが今分かりました笑
文科省データなので間違いなさそうです笑
そういえば、子供服だけでなく、レディースのスニーカーも一足持っていることを思い出しました。
でも、「これ、レディースですよね?」なんて聞かれたことなんて一度もないです。
自分の求めているものにさえ合致していればなんでも良いんですよね。
物事を選ぶときに大切なことは、
自分で選ぶ基準を明確に持つ
ことです。
これは何も買い物に限ったことではありませんよね。
仕事も会社も、住まいもパートナー選びも。
自分の基準をしっかり持って、それに忠実に生きていればよい。
誰かが作った枠組みに縛られる必要なんてないのです。
誰かが作った言葉や基準に縛られることなく、自分のそれに従って生きる。
毎度ながら、「言うは易く行うは難し」ですが、そう生きていくのです。
もし、今度私にお会いした時に、着ている服が中学生っぽっかたらぜひご指摘ください笑
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【今日のうねり】
人は言葉による先入観に縛られてしまう生き物だ。
でも、大切なことは、誰かが作った言葉ではなく、自分の内なる言葉に耳を傾けることだ。
それが何かを選び取る場面だとすれば、自分の意思決定の基準を明確に持つということ。
誰かが作ったそれに縛られるなんて意味がない。楽しくない。
言うは易く行うは難しだが、そう生きていけば人生は楽しく豊かになるのだ。
どんなTシャツを買われたのか気になります