その一点張りを「赤ちゃん営業」と言う

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令和2年文月6日  今日もクルクル通信676号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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赤ちゃんは泣くことでしか自分を表現できません。

それは言葉を話すことができないから。

お腹が減った

喉が渇いた

あれが欲しい

眠い

おむつを替えてくれ

暑い、寒い

ありとあらゆることを「泣くこと」で表現します。

それを聞いた大人は、「この子は何を言っているのだろうか?」と想像し、対応をします。

分かる時もあれば、分からない時もあります。

赤ちゃんが、受け手に多くのことを要求しても仕方ないですよね、言葉を話すことができないんですから。

 

昨日ベランダに、組み立て式の物干し竿を導入しました。

私は、DIYがめちゃくちゃ苦手です。

取り扱い説明書、手順書を読んだだけでめっちゃ頭に負荷がかかります。

ましてや、ペンチやドライバーと言った工具を使うとなると、それだけで拒否反応が出てしまいます笑

そんな私でも、何とか完成させることが出来ました。

ギリギリ私でもできる難易度設定で良かったです笑

まあ、やったことと言えば、

マイナスのドライバーとネジを使って、支柱同士を繋げる。土台に水を投入する。

くらいでしたので、誰でもできることでしたが。

もうちょっと難易度が上がっていたら、たぶん誰かにお願いをしていたと思います笑

上記の通り、マイナスのドライバーが必要だったのですが、幸いなことに、我が家の「ミニ工具セット」の中にありました。

このミニ工具セットの中には、プラス/マイナスのドライバー。六角型のドライバー、T型ラチェットなどが入っています。

ドライバー以外は使ったことがありませんが笑

いやー、ホントに、ネジを止めるのに必要なマイナスドライバーがあって良かったです。

ここで、プラスのドライバーしかなかったとしたら、

「なんとかなるんじぇね!?」って無理やり、それを使おうとしたと思いますので。

マイナスなのに、プラスのドライバーで何とかしようとするなんて、土台無理な話ですよね。

合わないもので、無理にやろうとするからできない。合うものでやれば、簡単にできるのに…

当たり前の話なのですが笑

 

「言葉は道具」と言われることがあります。

ですので、自分の道具箱に道具(言葉)が充実していれば、状況に応じて適切な言葉を扱うことが出来ます。

それによって、解釈を変えることが出来たり、適切に人にメッセージを届けることが出来るようになりますから、

言葉が豊富な方が、豊かに生きることが出来ると言えます。

以前もご紹介した通り、師匠の高松さんは「言語化力は磨くことができる」とも言っています。

ベースとなるのは言葉の量ですから、語彙力はより良く生きるために必要なのです。

でも、赤ちゃんはまだ言葉を持ち合わせていませんよね。

唯一持ち合わせている言葉らしきものといえば、「泣く」こと。

泣くことで、自分の全てのメッセージを表現しているのですが、受け手に理解力を要求します。

それは仕方ないですよ。他に方法がないのですから。

でも、大の大人が、あたかも赤ちゃんの「泣き」のように、一つの言葉で、多くのことを語ろうとしていたら、

「マジでないわー」

って思いますよね。

そういった人がいるか?いないか?と言えば、いませんか?

何を聞いても、同じようなことしか返ってこない人。

「えっ、他に話はないんですか?」

「他に表現ないんですか?」

って、ついつい思っちゃう人って。

話だけではなく、提案もそれに近しいことすらありますよね。

どんなお題に対しても、一通りの答えしか提案してこない人。

「道具箱、それしか入っていないんですか?」

って思わざるを得ない。

時折、そんなことに直面します。

もちろん、どんな問題に対しても、何でも応えることが出来る「ドラえもん」みたいな人はいません。

例えば、「総合」代理店や「総合」商社と呼ばれる会社は、ある程度の領域に対しては、歴史と経験とリソースで「ドラえもん」になることもあるでしょう。

それは、大企業ならではの強みです。

でも、多くの会社はそんなことはできません。

普通は、自分の強みの一点突破。専門領域で戦うしかありません。(特に私のような零細企業は特に)

そこで、お客様に価値貢献できれば、十分なのです。

だから、お客様の話を聞いていて、「あー、このご要望に対しては、自分ではないな」って思ったら、

「これは、うちの会社ではお受けできません」

とお断りするのが真摯と言いますか、当たり前だすら思うのです。

さらに言うと、

「私の知人で、もしかしたらお役に立てる人がいるかもしれませんが、ご紹介しましょうか?」

という対応をするのが、理想的だと思います。

自分の道具箱に、お客様のニーズに対応する道具(提案)が入っていないのとしたら、知人という道具を使う。

この知人が、価値貢献が出来たとしたら、結果的には、「自分の道具箱」に道具が入っていたことと同じだと思うんですよね。

だって、全てはお客様のお役に立つためなのですから。結果的に、お客様の課題が解決出来ればそれが一番良いんですから。

にもかかわらず、どんな課題に対しても、「自分たちの商品はこれです」の一点張り。

本当に貢献できるのか?はそっちのけで、一点張り。

それって、泣くことしか知らない赤ちゃんと一緒じゃない?

赤ちゃん営業はやめよう

って思うのです。

言葉も商品も、道具が足りないなら、自らの力で増やすしかないのです。

結果的にそういう生き方が信用に繋がり、ビジネスも広がっていくのです。
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【今日のうねり】
「言葉は道具」と言われる。それが多ければ多いほど、解決が出来ることが増えるのだから、言葉を集める。
道具箱を充実させると豊かな人生が歩めるだろう。
赤ちゃんは、言葉を持ち合わせていない。当たり前だが、泣くことで全てを表現する。
泣くことが唯一の言葉とすら言える。
この赤ちゃんみたいなビジネスパーソンが多くないか?
何を聞いても、一通りの提案しか出てこない。
それはお客様に価値貢献できない。自社で出来ないなら、知人を活用する。
それでお役に立てれば、十分だ。結果的には自分の道具箱が充実していると一緒なのだ。
学び、道具を増やす。
赤ちゃん営業はやめよう。