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令和2年文月10日 今日もクルクル通信680号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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安心して仕事を任せられる人。
不安で仕事を任せられない人。
どちらの人にも共通していることが一つあると思っています。それは、
どちらも、マイペース
ということです。
でも、同じマイペースでも、前者と後者はまるで別物です。
そもそも、wikipediaによると、マイペースとは、
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自分に合った方法・進度を指す和製英語。そこから派生して、他人に左右されず、自らの方法や進度を崩さない性格の人間を指すときにも使用される。
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らしいです。一旦ここでは、
マイペースは、自分に合った方法・進度で行動する人
ということにしておきます。
そして、誰もがマイペースの時が、一番パフォーマンスを発揮できる
と思うのです。
なので、「マイペースで仕事が出来るかどうか?」はビジネスマンにとっても重要なことだとも思います。
では、前者と後者を分けることはなにか?というと、
お客様(依頼主)の進度の中でマイペースであるかどうか?
だと思うのです。
前者は、常に、お客様の考えている進度よりも、早く仕事をあげてくる人であり、
後者は、そんなことはそっちのけで、マイペースを堅持している人
なんだと思うんですよね。
特に、「この仕事を任せられる人or任せられない人」の判断は、
一番最初の仕事で下される。
そして、その判断を後にひっくり返すのはとても難しい。
とも思うのです。
同じ社内先輩/後輩関係であれば、徐々に仕事を通じてその判断が下されることもあるとは思いますが…
初めてお客様との間には信用が全くありません。当たり前ですが、
「この人は本当に大丈夫なんだろうか?」
契約を交わしたとはいえ、そんな疑問や不安はきっとあるものだと思います。
それを最初に取り除けるかどうか?によって、今後の仕事のしやすさに、天地ほどの差があります。
それは、お客様にとってもそうですし、実際に仕事をする、自分たちにとってもです。
その一発目のパフォーマンスが、お客様の想定以上のスピードでかつ、内容としてもそれを超えていたとすれば、
「あー、この人は間違いない人だ」と思ってもらうことが出来る。
「安心して仕事を任せられる人」というラベルが貼られることになります。
このラベルをゲット出来れば、結果的にマイペースで仕事ができるようになります。
なので、次回以降も安定して成果を上げることが出来るようになるでしょう。
個人的には、最初の仕事で大切なことは、パフォーマンスよりもそのタイムラインだと思っています。
早ければ早いほど良い。
間違っても、そもそも不安を持っているお客様から
「これ、どうなってるんですか?」
「これ、大丈夫ですか?」
「これって、いつ上がってくるんですか?」
なんてツッコミを受けようものなら、もう「アウト」だと思っています。ギリギリ、イエローカードで済むこともあるかもしれませんが。
このツッコミが出たってことは、既にお客様のタイムラインから外れているってことですからね。
自分のタイムラインだけで勝手に動いている、「仕事の任せられない人」になりかけているってことです。
もし、こんなことを言われるくらいだったら、
仮に精度が100%のものでなかったとしても、先にこちらからプロアクティブに働きかけた方ずっと良い。
「拙速は巧遅に勝る」と言われる所以は、これにもあるのだと思います。
プロアクティブに働きかけておくことさえできていれば、お客様からも「まあ、まずは大丈夫かな」って思ってもらうことが出来るとは思いますので。
とはいえ、「なんですか?これ」ってアウトプットを出したらそれはそれでアウトですが。
でも、一番の理想は、
ですよね。
超難しいですが、これが出来たとしたら、その後がかなりラクチンになります。
当然、信用もゲット&マイペースで仕事も出来ますからね。
マイペースで仕事をしていくためには、まずは、正しくお客様のタイムラインを理解することが欠かせないのです。
もちろん、お客様のパーソナリティーによってそのタイムラインは変わります。
せっかちな人、心配性な人。のんびりした人。全員が同じタイムラインなわけはありません。
そのパーソナリティーを素早く察知して、その一歩先を必ず行く。
それは結果的には、仕事をリードすることにもなりますから、当然、安心感の醸成にもつながります。
まとめると、マイペースで仕事をするためには、まずはお客様のタイムラインを正しく把握する。
その上で、
まずは、quick and dirty(巧遅よりも拙速)を心がける。
理想的には、そこにクオリティーも加味して、
quick and beautiful
を目指す。
これが出来れば、
「安心して仕事を任せられる人」シールを付与されるので、マイペースで仕事が出来るようになるのです。
同じマイペースでも、お客様のタイムラインはそっちのけ。ただひたすら、自分に合った方法・進度を追求する、wikipedia的マイペースには、間違ってもならないように注意したいところです。
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【今日のうねり】
マイペースで仕事をするためには、特に一発目の仕事が大切だ。
そこで、へっくたらその次はないのだ。
最初にすべきことは、お客様のタイムラインを正しく把握することだ。
その上で、それよりも一歩先にプロアクティブに動く。
まずは、quick and dirtyを心がける。
理想を言えば、それにクオリティーも加味して、quick and beautifulを目指す。
ここで、それが出来れば、仕事を任せられるラベルが付与されることになって、次回以降はマイペースで仕事が出来るようになる。
マイペースとは、お客様のタイムラインにハマって初めて成立することを忘れてはならないのだ。