組織内「伝言ゲーム」を終わらせるカギは、これだ!

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令和2年文月11日  今日もクルクル通信681号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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先日のブログを読んで下さった方から、

「自分の整理に役に立った。今までは「なんとなく」だったことを、これからは意識して出来そうで助かった」

という、とても有難く、嬉しいコメントを頂戴しました。

ただ、ぶっちゃけますと、ここで書いたことは、私自身がまさに直面している事象からの「気づきらしきもの」を言葉に書き表そうとトライしたものでした。

まだ自分の中でも整理しきれているものではなく、道半ばのもの。

四苦八苦しながら書いていたので、そんなコメントを頂戴出来て、その嬉しさも倍増でした笑

言葉にするという行為は、整理のみならず、思索を深めることにもなります。

その結果、「自分の言葉」を増やすことができるので、めっちゃ大切なことだと改めて思います。

 

仕事柄、会社の経営者(陣)の方々から事業責任者、課長などの中間管理職(現場リーダー)。はたまた現場の方々まで、数多くの方と接する機会を頂戴しております。

言わずもがなですが、経営者や事業責任者は、自らの言葉で、社内外にメッセージを発信されていらっしゃいます。

当然ですが、「自分の言葉」で語るからこそ、強烈なパワーを発揮されていますし、それが出来るからこそ、そういった職務に就かれているのだとも思います。

では、そういった然るべき方だけが、「自分の言葉」で語ることが出来れば良いのか?

というと、そんなことはありません。

むしろ、現場リーダーが、それを出来ている組織はめちゃ強い。

と、個人的には思っております。

なぜなら、そういった組織は、トップの考えや方針が組織の隅々までに浸透するからです。

その浸透を担っているのが、現場のリーダーなんですよね。

彼らが、いかにトップの考えを、現場に伝わるような形で伝えることが出来るのか?

これこそが、その組織の強さを決定づける、大きな要因の一つだと思うのです。

では、どうしたらそれが出来るのか?

その一つは、

トップのメッセージを、「自分の言葉」に変換して、部下に伝えること

だと思います。

もちろん、伝える回数が多いのか?少ないのか?という頻度も大事です。

でも、どんなに回数を重ねたとしても、

伝えることがイマイチだったら、何度やっても伝わらないですよね。

 

にもかかわらず、こういう「惜しすぎる」人っていませんか?

例えば、自分が組織の活動方針を理解していないにもかかわらず、「そのまま」部下に伝達しちゃう人って。

その結果、部下から、「それって、どういう意味ですか?」って聞かれて、

「実は私も、わかってないんだよね。あの人が、こう言ってたんで。共有です」

とか言ってしまう人って。

自分が分かっていないことを自分の分かっていない言葉で部下に語ったとして、一体何が伝わるというんでしょうか?

当たり前ですが、何も伝わらないですよね笑

仮に現場リーダーのメッセージ理解度が50%だったとします。

すると、10あるメッセージが、最大で5しか伝わらない。さらに、それを伝える言葉が、自分の言葉ではなく、借り物(上司の言葉そのもの)であれば、そのパワーがさらに減少します。

結果的に、届いているメッセージは、元々の1とか2ってこともあるのではないでしょうか。

子供の時によくやった、あれと一緒ですよね?

伝言ゲーム。

これでは、組織がまとまっていく訳ではありません。

しかし、その現場リーダーが、借り物の言葉ではなく、「自分の言葉」で語ることが出来るとしたら、そりゃ、メッセージの浸透度が変わるに決まっていますよね。

だから、超重要だと思うのです。

トップから与えられたメッセージや方針に対して、仮にわからないことがあったとしたら、理解があやふやなことがあったとしたら、

「それってこういう意味ですよね?」

「それって〇〇ということで理解したのですが、合っていますか?」

と、

自分の言葉に置き換えて確認をする。

このひと手間が成否を決すると思うのです。

トップが語っている言葉が、仮に自分に馴染みのない言葉だとしたら、自分の辞書にの中にある、もっとも近しいと思しき言葉で置き換えてみる。

それで確認をしてみる。

それで、「そうだよ」と確認が取れれば、自分なりの解釈と理解が生まれ、理解度は爆上がりします。

別の表現で言えば、トップの言葉を自分をくぐらせる。

その上で、その内容を部下に伝達をするから、その言葉のパワーは段違いに上がるのです。

この営みがあるからトップのメッセージが組織に隅々までいきわたる

と思うのです。

手足末端冷え性とは無縁。いつも全身に血液が生き渡った、ポカポカな体になるんですよね。

 

強い組織のカギは、強い現場リーダーがいること。そして、彼らが、「自分の言葉」で、語っていること。

「自分の言葉」で語れる力がある組織は、強いのです。
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【今日のうねり】
強い組織には、強い現場リーダーがいる。
中でも、「自分の言葉」で語ることが出来るリーダーがいるのだ。
トップがそれが出来るのは当たり前のこととして、そのトップの言葉を以下に組織に隅々までそれを伝えきれるかどうか?がその組織の強さを決定づけるのだ。
その時に、現場リーダーに求められるのが、この「自分の言葉」で語ること。トップの言葉をそれに置き換えて、伝えることなのだ。
なぜなら、トップの言葉をそのまま使っても、伝える力が弱いから。自分に合った自分の言葉で語るから、言葉にパワーが生まれるからだ。
メッセージを咀嚼する力からのばしていくのだ。