「箱入りビジネスマン」にならないために

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令和2年文月22日  今日もクルクル通信692号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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自分の当たり前が、世の中では当たり前じゃないことに自分で気づくことって難しいですよね。

どうしても、「自分の常識は、常識でしょ?」って思いがちですからね。

どういったときに、それに気づくことが出来るのかというと、その一つは、

異文化にぶつかった時でしょう。

夫婦間の「味噌汁の味」の違いもこれに当たると思います。

結婚して、奥さんが作ってくれたみそ汁の味が、親の味とは異なる。

「えっ、赤だしじゃないの?普通、合わせ味噌っしょ」

とか

「いや、かぼちゃを入れるのはないでしょ」

みたいな、「家庭の味」の違いってやつです。

家庭の味はその家庭に閉じた、固有のもの。生まれた時からその味で育っているのだから、それが当たり前になっちゃいますよね。

当たり前すぎて、普通に生活をしていたら、疑うことすらできない。

結婚によって、二つの家庭の当たり前同士がぶつかって、初めて、自分の当たり前が「当たり前ではないこと」を知る。

結婚は、「異文化コミュニケーション」なんて言われることもありますが、その理由の一つがこれでしょう。

他にも、洗濯物のたたみ方など、その家庭ごとの独特のルールがありそうです。

 

昨日の「辞書」の話に倣って言えば、

自分の当たり前は、自分の「辞書」に記述されていることとも言えます。

例えば、

みそ汁:合わせ味噌に、具は豆腐が定番。

と書いてあった人が、

みそ汁:赤だしに、具はもずくが定番。

と書いてある人とが出会ったら

「えっ、まじですか?」

って、そりゃびっくりしますよね。記述されている内容が違うのですから。

異文化と接することによって初めて、

「どっちがいいんだろうか?」

って、辞書を見直すということになるのです。

まあ、味噌汁の場合は、書き換える必要もなく、加筆してしまえば良いのだとは思いますが笑

味噌汁:赤だし、白だし、合わせ味噌もある。具は、家庭によって異なるが、個人的には豆腐が一番好き。

みたいに笑

一方で、加筆ではなく、完全に書き換えをした方がよい場合というのもあります。

例えば、先日書いた、「仕事」がそれです。

元々、私の辞書には、先輩に、

仕事:敷かれたレールを使って、荷物を運ぶもの

と記述されていました。

ところが、先輩から

「中田、お前がやってんの仕事じゃなくて作業だから」

という一言によって、自分の当たり前が揺らぎました。

「えっ、仕事じゃないの?俺がやっているのって。じゃ何が、仕事なのさ。」

という自問自答が生まれ、

仕事:レールを敷くこと

という全面書き換えを行いました。

(そして、今では、「未来の資産を生む営み」に書き換えています)

やっぱり、異文化との衝突によってでしか自分の辞書の書き換えが難しいのです。

ですから、ずっと同じ環境に身を置き続けていると、自分の辞書に改定は行われないのです。

新しい出逢いなくして、辞書編纂の営みは出来ないのです。

 

「箱入り娘」という言葉があります。

goo国語辞典によれば、

めったに外へも出さないようにして、家庭の中で大事に育てられた娘。

という意味です。

時に、「世間知らず」という意味で、使われることもありますが、

この意味での、「箱入り娘」ならぬ、「箱入りビジネスマン」。

世間知らずで、視野が狭い。

自分の当たり前が、世の中の当たり前だと思ってしまっている、そんな「箱入りビジネスマン」。

辞書も、数年も改定が行われていない「箱入りビジネスマン」。

には間違ってもなりたくないものです。

行動し、世界を拡げ、常に辞書編纂をし続けるのです。
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【今日のうねり】
自分の常識が本当に常識なのか?自分で気づくのは難しい。
異文化に触れるからこそ、それに気づくことが出来るのだ。
異文化に触れるからこそ、自分の辞書も改定することが出来るのだ。
何年も辞書の更新がない、「箱入りビジネスマン」には間違ってもなりたくないので、常に新しい出会いを求めて、動き続ける。
世界を拡げ、常に辞書の改定をし続けるのだ。