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令和2年文月27日 今日もクルクル通信697号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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最近、誰かに怒られましたことってありますか?
親や学校の先生に幼い時に大声で怒鳴られたみたいに。時に、グーやパーで殴られたり笑
別に大声じゃなくても、手を伴わなくても良いんですけど…説教をされたことってありますか?
ご存知の通り、怒ったり、注意したり、指導することって、とてつもないエネルギーを必要とすることですから、義務教育を終えた以降、そういった経験が「まるでない」という方もいるかもしれません。
私は、有難いことに、義務教育時代も、そしてそれ以降も、けっこう怒られてきました笑
例えば、中学2年生の時、
土曜日の午前中の授業終了後、午後のサッカーの試合までの時間がなくて、校門前で集合時間までの僅かな時間に立ちながら、パンを食べていたら、
「お前、何こんなとこでパン、食べてんだ!行儀が悪い」って言われて、先生にグーで殴られたことがありました。
高校時代は個人的な指導をされた記憶はないですけど、部活ではけっこう頻繁に怒られていました。
大学時代は、
イトーヨーカドー創業者の伊藤雅俊さんに、大教室で怒鳴られたことがありました。
当時は、小便がちびれるほど、怖かったですが、今では自慢の思い出です笑
大学院時代は論文に対して、かなりダメ出し=指導をしていただきましたし、幸いなことに、社会に出てからもたくさん指導をしていただいてきました。
は、その代表です。
電通を退社し、YCPやARUYOを退社し、経営者になってからは、その機会は減っています。
でも、
説教される事の本質が、そのことを起点として、
内省すること
だとしたら、
今の自分の行為が間違っているのか?何が間違っていたのか?
直すとしたら、どこをどのように直せばよいのか?
と、自らに問いかけること
だとするならば、
激烈には減っていません。
減らないように、自らその機会を求めて、行動をしています。
例えば、月に一回コンサルを受けていますし、お客様やパートナーにフィードバックをもらうようにもしています。
各種セミナーへの出席もそうです。
内省なくして、成長ナシ。
自分で自分の改善すべきことを気づくことは難しいから。積極的に、そういった機会を設けるしかないと思っています。
でも、逆に言えば、第3者に客観的な意見をもらえば、結構簡単に気づくことができたりもします。
大学の部活時代に、「怒られキャラ」って言われたことがありました笑
これは、先輩(コーチ)から怒られやすいあるいは、言いやすいキャラという意味です。
確かに、大学時代だけでなく、ずっと、「怒られキャラ」だったかもしれません笑
怒られることは、決して気分のいいものではなかったですが、今から思えば、
本当にそのキャラで良かったなって思います。
怒られた分だけ、自分と向き合いましたからね。
むしろ、「怒りにくいキャラ」。腫れ物に触れるように、指導される経験が少ないのだとしたら、損だなとすら思うのです。
その分だけ、内省する機会が少ないのですから。
もちろん、書物を読んで内省することも出来ますが、リアルな人からもらう刺激比べたら弱いですよね。
怒られること、ダメ出しをされることは、本能的に嫌なこと。出来ることなら、避けたいものです。
でも、それをしなかったらもう自分の上限は見えてしまっているので、「お山に大将」になってしまいます。
「お山の大将になる恐怖」に比べたら、指導されることなんて、何でもないのです。
「個人大学を作れ。師匠をたくさん持て!」
という話をしていますが、本当にそうです。
沢山の指導教官に恵まれていれば、内省する機会も多くなりますし、学び続けることも出来ます。
いくつになっても、成長し続けることが出来る環境を自ら作ることが大切なのです。
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【今日のうねり】
人の成長は、内省する回数によって決まるものだ。
怒られること、指導されることは、その機会となる。
義務教育以降、その機会は激減するものだから、自ら求めるしかない。
しかし、怒られることは本能に逆らうことなので、誰もがやりたくないもの。
かといって、その機会がなければ、成長が止まってしまう。
経営者であれば、その時に「お山の大将」になってしまうのだ。
それで良いなら良いのだが…
そうでないならが、沢山の師匠を外部に持つ。そういった行動をしなければならないのだ。