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令和2年文月31日 今日もクルクル通信701号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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口癖は伝染します
よね?
だからこそ、「心に良い」口癖の人とは一緒にいたいものです。
「あのさ、この前さ、ものすごく口が悪い人と1日一緒にいることになっちゃってさ…すっげえ疲れたんだけど。
嫌なんだよね、そういう人と一緒にいるのって。こっちまで、口が悪くなってしまいそうじゃん」
「まじ?どんな言葉使ってたの?例えば?」
「いや、言いたくないんだけどさ、「〇〇してしまえば良いのに」とか、「うざい、やばい、邪魔」とか。口にも出したくないわ」
「確かに、俺らはそんなこと、言わないよねー」
ずいぶん前ですが、友人とそんな話をしました。
「そういう人とは、一緒にいたくない」
っていう気持ち、本当によく分かります。
困ったことに、
そういった発言をしている当人は、「自分がそんなことを言ってしまっている」ことを認識していないことが多いと思うんですよね。
口癖だから。
使っていることすら意識できない。
そういった言葉が「人を不快な気持ちにさせることがある」ってことも気づいていないことかもしれませんが…
でも、言葉は覚えなきゃ、使えるものではりません。ましてや、口癖になってしまっていることですから、
最初は意識的に使っていたんだとは思います。
そういう言葉を使わざるを得ない状況に長いことあったのか?
周りにそういう人がいたのか?
何がきっかけで、そういった言葉を使うようになったのか?はおよそ想像もつきませんが、
「類は友を呼ぶ」で、ネガティブな言葉を使っている人にはネガティブなことが人が集まってくるんですよね。
そうなると、なおさら、自分では「その事態」に気づくことが難しくなるのでしょう。
良い人には良い人が集まってくる、「多逢聖因」の逆の現象ですね。
こんな現象は間違っても起こって欲しくないので、
私は「ネガティブな言葉を使わない」というマイルールをこのブログでも定めています。
書いたり、口にすると、そちらの世界に引きずり込まれてしまいますからね。
それぐらい、人間は言葉に影響を受けているのだと思います。
ネガティブな口癖が多い人は、自分の辞書にネガティブな言葉が多く掲載されているということが出来ます。
逆に、ポジティブな人は、ポジティブな言葉がその辞書にたくさん掲載されているのだと思います。
その辞書の中でも、頻繁に使う言葉があって、その代表選手が「口癖」ということも出来ます。
ですので、
自分がリスペクトしている人、「すげーな」って思っている人の口癖を真似るという行為は、その人に近づく。その人の思考を真似る上では、極めて有効な手段と言えます。
その人の辞書。中でも基本語を理解し、使うことは、まずは、その人の内在する言葉を効率的に学ぶことになりますから。
同時に、口癖を真似るということは、先方へのリスペクトや好意をそのまま示していることにもなり、気に入ってもらうことにも繋がると思います。
あるいは、どこの組織や業界にも、そこでしか流通していない業界用語やスラングってありますよね?
その業界専用の辞書にしか掲載されていない言葉と言うことも出来るかもしれません。
自分が初めて、その言葉を聞いたときに、「??」って思うんですけど、周りの人のほとんどがその言葉を使っていると、
それが業界用語であることを理解します。でも、恥ずかしくて、その意味を聞くことが出来ないんですよね。
あるとき、その言葉の意味を理解する。そして、タイミングをうかがって、恐る恐る、その言葉を言ってみる。
普通に、その言葉が通じると、「大人になったぞ!やっと、仲間になれた!」みたいな感覚があって、ちょっと嬉しくなりますよね。
そんなことって、誰もがあったと思うのです。
広告代理店でいえば、「ギロッポン」とか「てっぺん」とか「さつあい」とか、がそうでしょうか笑
ラーメン二郎で、「小ぶた、あぶら、にんにく増し」と初めて注文したときも、その感覚があるかもしれません笑
これはお客様とお仕事をご一緒させて頂く時も同じで、
先方の社内スラングがあれば、積極的にそれを察知して、使うように心がけています。
それを使うことによって、お客様との距離が圧倒的に近づくと思っているからです。
おそらくこれは、思い込みでも錯覚でもないはずです笑
言葉は自分を作り上げるだけでなく、人に伝染し、共通認識や連帯感する生む力があります。
だからこそ、自分が使って、周りの人がそれを聞いて、ポジティブになれるような「良い」言葉を使い続けたいものです。
これからも、ノーネガティブワード。オンリー ポジティブワードをマイルールにしていきます。
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【今日のうねり】
人は言葉によって支配されている。
だからこそ、口癖はポジティブな言葉でありたいものだ。
しかも、口癖は伝染するのだから、なおさらだ。
一方で、共通の口癖があると、連帯感が急激に高まるので、真似るところは積極的に真似ると良いのだ。
言葉で自らを律し、他者とも繋がるのだ。