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令和2年文月30日 今日もクルクル通信700号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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簡単に手に入れたものは簡単に崩れ去る。
人生100年時代なんだし、コツコツ「亀の歩み」で物事を習得していくのもありじゃないか。
時間をかけて、手に入れたものは簡単に崩れ去らないのだから。
そんなことを昨日書きましたが、今日も続けます。
話が一気に変わりますが、
先週の連休のある日、モンストの新クエスト(「未開の大地」)にトライしていました。
そのクエストの期限は、先週末。
最後のステージを突破しないと、来月新たに投入されるステージにチャレンジできなくなる。という仕様になっているため、
モンストにドハマりしている、私はどうしてもそれをクリアする必要がありました。
必要はないんですけど、あったのです笑
でも、やれどもやれども、そのステージがクリアできない。
その大きな理由は、先月リリースされた、このクエストの最適性のキャラクターをゲットしていないことにありました。
私のプレイスキルを棚に上げての話ですが笑
そのキャラを持っていなかったので、「クリアは難しいかな」と思いつつも、ググっていろんな動画をチェックしていました。
すると、私の手持ちのキャラクターだけで実際にクリアしている動画が何本かありました!
それを食い入るように見ながら、クエストにチャレンジ。
しかし、何度やってもクリアできず…
いったい何時間つぎ込んだでしょうか?
てか、「お前一体何やってんだよ」って話ですよね笑 すみません。
さすがに、「もうダメかな」って思っていた時に、「フレンド枠」にその新キャラを発見したのです!
「フレンド枠」とは、実際の友人や自分の近郊のモンストユーザーが設定しているキャラクターのこと。一人一体設定することができ、その枠のキャラは、自由に使うことができます(ただし、使用制限アリ)
「これは!」と思って使ってみると、クリアには及ばなかったのですが、ラスボスまでは、行くことが出来ました。
それまでは、ラスボスまで行ったことはほぼなかったです笑
「なんだこれ?超楽じゃね?これがあれば、クリアできるかも!」
でも、その後、そのキャラにお目にかかることはなかったです。
そのキャラなしで、何度かチャレンジをし直しましたが、やっぱりクリアできません。
どうしたらあのキャラが手に入るのか?
もうそのキャラは来月までゲットのチャンスがないので、「フレンド枠」頼みしかありません。
で、ふと思いました。
「友人の〇〇。あいつ、もしかしたらあのキャラクターは持ってんじゃねーか?」
って。さすがに連休だし、聞くのも、はばかられるんだけど、背に腹は代えられないし。
「聞くのはタダ!」ということで、
「久しぶりー、童子切(キャラ名)持ってる?持ってるならフレンド枠にしてくれない。拠点11で困ってんだよ。いきなりでゴメン笑」
ってラインをしました。
すると、数分後に。
「持ってるよ。設定しときましたー。頑張ってねw」
と一言。
「まじ神!」と心の中で叫びました。
早速、そのキャラクターを使わせてもらうと、5回目ぐらいのチャレンジで無事にクリアができました。
そのキャラを使ってからの所要時間は、30分程度でした。
一方で、そのキャラ無しで、無謀にもチャレンジし続けた時間は、数時間。
これは一体何なんだって話です!笑
「たった一体キャラがあるかないのか?」で全く別のゲームくらいに難易度が変わってしまったのです。
超難しかったものが、超簡単になってしまったのです。
これって、何かに似ていますよね?
これって、物事の学びにもありますよね?
「知っているか?知らないのか?」だけで、天地の開きが生まれることって。
ただそれだけなのに、激烈な差が生まれてしまう。
知らない人は、あれこれ、難しい方法でチャレンジをし続けてしまう。
でも、一向に成果を上げることが出来ない。
一方で、知っている人は、何もなかったかのように、ラクショーに突破していってしまうこと。
これって、ありますよね。
しかも、その知識を知らなかった人が、仮に、その方法があることを知ったとしても、頑なに自分のやり方に固執するなんてこともありますよね。自分の方法に投下している時間が長ければ長いほど。
まさに、「サンクコストの罠」ってやつなのですが…
モンストにおける「キャラ」って、学びにおける「知識やノウハウ」に置き換えることができると思うのです。
「お金さえ払えば」という制限がありますけれども、これらは簡単に手に入れることができます。
簡単に入るし、その場ですぐに簡単に使うこともできます。
成果もすぐに出ます。
でも、使用範囲が限定されており、その単元(今回のクエスト)にしか使うことができない。
しかし、その単元においては、激烈な力を発揮してくれる。
まさに、知識・ノウハウだと思うのです。
昨日の「亀の歩み」の話で言えば、この知識ノウハウ系の学びは、これには該当しないと言えます。
亀の歩みが必要なのは、例えば、昨日書いたように「姿勢を正す」といった、「本質的な」学びやその修正です。
それは、物理的な姿勢だけでなく、仕事に対する姿勢の両方です。
これらは簡単に売っていなければ、簡単に手に入れることも出来ませんからね。「亀の歩み」しかないのです。
あるいは、
仕事を最適に進めていく力
もそうでしょう。
これには、例えば、コミュニケーション力や、論点を設定する力も、人を巻き込む力、実行する力も必要になってきますから。
これらは、知識ノウハウ系ではなく、OS系なので、簡単に手に入ることは難しい。
コツコツ長い時間を投資するからこそ、身に着けられるものです。
だとすれば、
何かを学び、何かを身につける時には、
それが、
知識ノウハウ系のものなのか?
はたまた、
本質的なOS系のものなのか?
をきちんと理解した上で臨むことが必要だと言えます。
それさえできていれば、今欲しいものが、知識ノウハウ系であれば、良いものを探して、ゲットすれば良い。それを使えば、すぐに成果を上げることが出来る
って判断が出来ますし、
その逆であれば、数年単位でそもそも腰を据えて取り組むことが出来ます。
分かってさえいれば、物理的にも精神的にも遠回りをせずに最短距離で、ゴールまでたどり着くことが出来るのです。
「亀の歩み」と「ウサギの歩み」を使い分けることさえできれば、より人生はラクに歩むことが出来ると思うのです。
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【今日のうねり】
学びには、二種類がある。
OS系か?知識ノウハウ系か?
今、自分が身に着けようとしていることがそのどちらなのか?
を理解できているかどうかによって、物理的にも精神的にも最短距離でゴールにたどり着けるのだ。
前者であれば、亀の歩みだし、後者であれば、ウサギの歩みで行く。その使い分けが出来るのだから。
その使い分けをうまくやることで人生はラクショーになるのだ。