「決める人」と「持ち帰ります星人」

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令和2年葉月3日  今日もクルクル通信704号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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今まで出会ってきた、「この人のために全力を尽くそう」と思わせてくれたお客様は、いずれも

決めてくれる人

でした。

こちらが提案した内容に対して、心の底から「これはいいな」って感じて下さった時は、

「いいですね、これやりましょう!」

と即決してくれました。

そして、それを形にしてくれました。

一方で、そういう気持ちになれないお客様の多くは、これの逆で

決めてくれない人

でした。

言い方を変えると、

持ち帰ります星人

です。

「素晴らしい提案を有難うございます!持ち帰らせて頂き、改めてご連絡させていただきます」

というのが口癖です。

もちろん、組織における立場もあると思いますし、その組織の意思決定構造によっては、どうやってもその人では決めきれない場合もあるとは思います。

そのため、どうしても、持ち帰らざるを得ない場合もあるかもしれません。

しかし、

「決めてくれる人は決めてくれる」し、「持ち帰ります星人」はいつも持ち帰るんですよね。

もちろん、決めてくれる人だって、「決めてくれない」こともあります。

その人も組織の一員ですから、思った通りになるとは限りませんから。

でも、仮に決められなかったとしても、「言ったことと違うじゃねーか」とは思わないんですよね。

「頑張ってくれたんだけど、無理だったんだな」って思いますし、むしろ、「次はもっといい提案をしよう」という気持ちになるんですよね。

なぜなら、

「決めてくれる人」は、意志を持って行動をする人だからです。

意志がある人であれば、今回はダメだったとしても、次は良い結果をもたらしてくれると思えるから全力を尽くそうって思うのです。

 

「持ち帰ります星人」は何もお客様だけではなく、提案側にもよくいます。もちろん、電通にもいました。

例えば、お客様から、

「あのさ、このスケジュールなんだけど、あと1週間前倒しにすることってできないかな?」

とか。

「ここの提案。こういう風に変えてもらうことできないかな?」

とか。

「この金額さ、これぐらいまで安くできるんだったら即決するんだけど、できる?」

とか。お客様から質問&お願いをされた時に、

「持ち帰ります星人」もいれば、「できます!やります!」と決める人もいるんですよね。

どちらが、お客様から見たら、一緒に仕事をしたいのか?って言われば。

間違いなく後者だと思います。

自分たちがお願いしたことに対して、

その場で「やります!」と言ってくれるかどうか?

その気持ち良さって、一緒に仕事にしたいかどうか?に繋がると思うんですよね。

なぜなら、やっぱり、決める人は意志がある人だからです。

仮に、それらのお願いが無理難題だってあったり、不確定要素が多かったとしても、

持ち帰らずに、決める

ということは、その不確定要素や「無理な」部分を「背負っている」ということです。

「背負う」ということは、意志を持つ。

ということですし、「勇気がある」とか「体を張る」と言い換えることが出来ると思います。

その背負っている部分は、リスクですから、相手のために、一定程度のリスクを背負う人は、一緒に仕事をしたい人だともいえるでしょう。

念のためですが、できもしないことを「できる」というのは、ただの「ウソつき」です。むしろ、最も仕事を一緒にしたくない人です笑

以前、「仕事をする人としない人を分けるものは?」ということを書きましたが、

仕事をするとは、リスクを背負うことでもあり、

仕事ができるとは、そのリスクの許容範囲が広いこと

とも言い換えることができると思います。

決めるとは意志を持つことであり、意志を持つということは、リスクを背負うということです。

たしかに、リスクを背負うことは怖いし、胃も痛くなるし、眠れなくなることもあります。決して楽なことではありません。

でも、それがあるからこそ、その先に大きな喜びも意義も成長もあります。

自ら決めて、背負って、仕事をするから、仕事が超絶に面白くなっていくのです。

不思議なもので、

「持ち帰ります星人」はいつまで経っても、「持ち帰ります星人」なんですよね。

脱するには、「決める人になる」と決める。そのために「決める」訓練をする。

「決める」場数を踏むから、実際に精度を高く「決められる」ようになるのです。

「決める」ことは「決める」訓練をすることでしか鍛えられず、

「決める」ことができるから、良い仲間と良い仕事ができるようになるのです。
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【今日のうねり】
一緒に仕事をしたい人は、「決める」人だ。
なぜなら、決めるとは意志を持つことであり、仕事は意思を持たなければ出来ないからだ。
決めるとは、何かのリスクを背負うことでもある。
でも、ちょっとずつ、その背負う範囲を拡張していくから、良い仕事ができるようになっていくのだ。
意志を持ち、決める訓練をし続けるしかないのだ。