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令和2年葉月11日 今日もクルクル通信712号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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連日めちゃ暑い日が続いていますね。今日、群馬県伊勢崎市では、40℃を超えたそうです。
こんな日が続くとなかなか難しいのが寝る時の室温コントロールですよね。
皆さんはどうしていますか?
例えば、
クーラーをガンガンにして布団を被るっていう人もいるかもしれませんし、
クーラーは消して寝るという人もいるかもしれません。
つけっぱなしで寝ると、体が冷えてしまって体がだるくなってしまう。汗かいて寝た方がまだましなので。という人もいると思います。
あるいは、寝室ではなく、隣の部屋で、クーラーをつけておいて、そこの扉を開けて寝室に冷気が流れ込むようにする、という人もいるかもしれませんし、
クーラーなしで扇風機だけという人もいるかもしれません。
まあ人それぞれですよね。
どれが良い。と言ったものはないでしょう。
私は、隣室クーラー、室温は28℃を採用しています。
個人的には、寝ているときの28℃はやや寒めです笑
そういえば、28℃がクーラーの標準温度になったのって、「クールビズ」以降のようです。
この28℃が暑いのか?涼しいのか?これは相対的なものです。
例えば、5月に、天気予報で「明日の最高気温は28℃です」と聞くと、
「おっ、明日は結構気温が上がるぞ」って思いますけど、今のように、連日35℃になると、
「28℃は涼しいよね」になります。
同じように、そんな猛暑の中、外から28℃の部屋に入ってきたら、「あー涼しい」ってなりますよ。
もし、明日突然天候が崩れて25℃になったとしたら、肌寒くて、「羽織るものが欲しい」という人もたくさん出ると思いますし、
そば屋に入ったら、もりそばよりもカレーうどんを所望する人がきっと増えるでしょう。
コンビニのアイスの売れ行きも、「絶対的な暑さよりも前日との気温差の影響を受ける」なんてことを聞いたこともあります。
暑い、寒いといった感覚は、相対的な比較によって決まると言えます。
話は一気に変わりますが、その昔、プロ野球のオリックスに<星野伸之>というピッチャーがいました。
大して、野球に詳しくはないですけど、よく覚えています。
なぜなら、
「球が遅くて有名」
だったからです。
武器はたぶん、70キロ台のスローカーブ。ストレートは130キロくらいだったと思います。
絶対値で見れば、130キロのストレートって全然速くないんですよね。
でも、めちゃ勝っていたんですよね。それで覚えています。
wikiで調べたところ、「11年連続2桁勝利」って出ていますから、やっぱりすごい選手でした。
しかも、彼のストレート。実際の球速はそうでもないのに、選手にとっては、「超速かった」らしいです。
スローカーブが遅すぎて、それとストレートの落差で、「超速い」と打者に感じさせていたようです。
全然わからないですけど、緩急差が60キロはやばそうですよね。
wiki情報によると、実際、当時最速記録(158キロ)の伊良部選手よりも、「星野さんの方が速い」ってコメントを残している選手(ロッテの初芝さん)がいるようです。
速いも遅いも、感覚は相対的な比較によって決まると言えます。
これはある種の錯覚かもしれませんが…
ほら、旅行客でもたまに見ますよね?
真冬の東京で半袖で歩いている人って。なんなら短パンの人もいますよね。
例えば、北欧のようにマイナスの世界の人からすれば、東京の冬なんて寒くないのでしょう。
北欧まで行かなくても、札幌やニセコで冬を過ごしている人が、真冬の東京に来ても、
「別にコートといらなくないですか?」なんて言っているのも聞くことがありますが、
これも、相対的に東京が暖かいだけですよね。
暑い、寒い。速い、遅い。強い、弱い。よく知っている、全然知らない。
これらの評価ってのは、相対的な比較によって決まるんですよね。
これは個人の感覚だけの話ではなく、ビジネスにおいても同じだと思うのです。
例えば、自分の業界の「当たり前」のような知識やノウハウでも、別の業界の人にとっては、
「えっ、まじですか?そんなことを知ってるんですか??是非教えてください!勉強させてください」
なんて、「宝の山」になることだってあります。
あるいは、ある部署では、「普通」という評価だった人が、別の部署に行った途端、「最高」になることもあります。
この場合は、最初の部署では、周りに同じようなスキルや能力を持っている人が沢山いたので、目立つことができなかった。でも、新しい部署では、そういった人がいなかったので、お役に立てることができた。
ということなのかもしれません。(あるいは、強みを活かせるようになったという可能性もありますが)
ビジネスにおいては、評価は自分ではなく、他者によって下されるものです。
しかも、それは、やっぱり、絶対的なことよりも、周りの人との相対的な比較によって決まるんですよね。
なので、自分の強みが相対的に価値を出せる場所でパフォームするってことが大事なんですよね。
せっかくやるのですから、同じことをやっても、「有難い」と感謝されるところでお仕事をしたいですよね。
じゃなきゃもったいないです。
評価が相対的に決まるのだから、
どこに座るのか?
が重要なんですよね。
そういえば、どこに座るのか?が重要なのは、ビジネスだけでなく、ポーカーでも一緒のようです笑
敵が弱そうなところに座ること
がポーカーも大事なポイントらしいので。
評価がどのように決まるのか?を考えるだけで、世の中の見え方も行動も変わるように思うのです。
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【今日のうねり】
評価は相対的な比較によって決まるのだ。
だから、自分が評価されるときは、何を何と比較されているのか?
を考えることが大事なのだ。
自分では、何でもないことが、ある人にとっては「宝の山」になることがあるのし、
自分が相対的に輝ける場所を探す。どこに座るのか?が重要なのだ。