その中途半端な見方を「ピンぼけ」と言う。

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令和2年葉月22日  今日もクルクル通信734号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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早いもので、もう8月も終盤戦。

後一週間で、今年も残り4ヶ月。2020年も終盤戦になっていきますね。

やっと夏が来て、セミのぬけがらが散歩道に山のようにあった。

そんなことを書いたのは僅か10日前ですが、もう、それもだいぶ減っています。ピーク時の1/5ぐらいでしょうか。

今朝もいくつか発見しましたが、本当に数えるほどです。

セミの抜け殻を探しながら、ちょっとうつむき気味に散歩道を歩いていると、

前方から、

「パパ!セミの抜け殻」

という子供の大きな声が聞こえました。

顔を上げてみると、お父さんと幼稚園の年長あるいは小学校1年生位の子供がいました。

その子供の声を受けて、お父さんは、

「おぉ、確かに蝉の抜け殻があるなぁ」

なんて、「立ったまま」、地面を眺めています。すると、

「パパ、それじゃない!ここ、こーこ」

と、地面を指差しながら、子供が話をしています。

それを言われたお父さんは

「え、どこ??」

まだ、「立ったまま」言っています。

「パパ、ここだってば!屈んで!」

そういわれ、渋々お父さんが屈むと、

「あー、これね」

と、子供が指差していた抜け殻をようやく発見できたようです。

その後、再び歩き出す親子。

そんな微笑ましい光景を、ついつい眺めつつ、

こりゃ、

虫の目。鳥の目。魚の目。の話、そのものだな

って思いました。

これら三つの目は、「物事を見る時に大事にした方が良い」と言われている、三つの視点ですね。

虫の目は、ミクロな視点で見る。

鳥の目は、それとは逆に、マクロな視点で見る。

そして、魚の目は、潮の流れを見るかのように、時代や市場の流れを読む。

というやつです。

今回の親子で言えば、まさに、親は鳥の目。子供は虫の目です。

その差は、単純に身長の差による、地面との距離によって生まれているものかもしれませんが、

二人は、同じ地面を見ていても、フォーカスが一致していないため、全く別のものを見ていたということです。

「立ったまま」のお父さんは、子供と同じ抜け殻を見ていた気になっていたようですが、ちっとも見ていなかった。

普段から、鳥の目になりがちな人が、虫の目を意識する時は、

徹底的にやらないと全然意味ないってってこと

を教えてくれているように思いました。

虫の目なら屈まなきゃだめなのです。

そして、もう一つ、この光景を見て思い出したこと。それは、

<踊る大捜査線>です。

この子供とお父さんの関係が、青島警部と室井管理官の関係ようにも見えました笑

「事件は会議室で起こっているんじゃない!現場で起こっているだ!」

のごとく、

「お父さん、上から見た気になっているんじゃない。抜け殻はここにあるんだ!」

って言っているんじゃないかって笑

この観点で言えば、

もしかしたら、<踊る大捜査線>は、青島警部と室井管理官の関係を通して、

大きな組織になればなるほど、上の人は鳥の目になりがち。

でも、実際の事件は現場で起こっている。もっと虫の目を持たないと、良い組織は作れないよ。

リーダーは、現場のことが分かっていないことが多いんじゃないの?

解像度が低いまま、分かった気になっているんじゃないの?

そこちゃんと把握するのがリーダーの役目だよ、リーダーは虫の目を持ってこそだよ。

と伝えていると言えるのかもしれません。

 

いずれにしても、物事をよりよく捉えるには、

虫の目、鳥の目、魚の目を持てるに越したことはありません。

でも、それらを使うときは、徹底的に、その立場になって、対象物を見ないと、全然意味がない。

虫の目なら、虫の目。徹底的にミクロな視点で物事を見る。

鳥の目なら、鳥の目で、より遠くを。より広くマクロな視点で見ることが大切です。

もちろん、簡単なことではありません。

でも、中途半端が一番よくない。

それは、ピントのずれた写真が、全然美しくないのと同じようなものかもしれません。

対象物をどのように見るのか?

切り取るのか?

その方法を定めたのであれば、それで撮り切る。

写真だけではなく、物事の捉え方も焦点をばっちり合わせることが大切なのです。
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【今日のうねり】
虫の目。鳥の目。魚の目。
物事を捉えるにはこの三つの視点が大切だと言われている。
それらの使い分けは簡単ではない。
大切なことは、使うときは、徹底的にそれになり切ることだ。
中途半端にやってもまるで成果がない。
ピントのずれた写真みたいに、全く美しくない。
焦点をばっちり合わせることが大切なのです・。

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